自作2重煙筒工事(3) ( 2重T字曲り作製 ) [助成金でクリーンバーンストーブ (DIY設置)]
製作した断熱T字曲がり(150mm径+セラカバー)に右側のスパラルダクトのT字管(200mm径)をかぶせて、断熱2重煙筒を作製します。
作 製 概 要
スパラルダクトのT字管をL状にカットして蓋を外し、開口部から既に製作してある断熱T字曲がりを挿入する。
二つ割金具で内筒と外筒を連結して、双方のずれを防止したのち、外していた蓋を元に戻し、ステンレス製ブラインドリベットで固定して完成させるという手順です。
(1)T字管をカットする前に、リベット受け材(0.8mm鋼板)を作ります。
当て板にリベット受け材を両面テープで張り付け
T字管のリベット位置の裏に当たるようにクランプで固定して、リベットの下穴を開ける。
クリコでリベット受け材を裏当てして仮止めする。
( 0~1/4、 1/8、 #30ドリル用(銅色) 1セット(10個) ATI552M )
横引き煙筒口部分のリベットの受け材を作るための治具を作る
縦管と同様に受け材を裏当てして、リベットの下穴を開ける
受け材を裏当てして、整合性をチェックする
これで、リベット止めに必要な受け材の作製は終わりました。
(2)スパイラルダクトT字管を切り開いて断熱T字曲がりを挿入する
受け材を全部外して金のこで T字管をL字状にカットする
綺麗にカットできました。
受け入れ側のT字管に先に作ってある受け材(裏当て鋼板)をリベット止めする
リベット受け材をすべて取り付けました。
振れ止め金具を取り付ける
2重煙筒を組み立て後、内筒がずり動くことが無いように、二つ割金具を利用した振れ止め金具を取り付ける。
内筒をくるんだセラカバーをいったん外して
150mm径のステンレスT字曲がりに2つ割の振れ止め金具をとりつけ、 開口したT字管に挿入する。
2重煙筒組み立て時にリベット止めするため、リベット受けを密着調整する。
調整が終わったら、アルミテープで固定する。
外筒のスパイラルダクトに振れ止め金具のリベット受けの位置をマーキングしておく
ステン煙筒に再びセラカバーを被せ、底部のセラカバーをアルミテープで包み、底蓋をする。
上手にセラカバーを被せるために、セラカバーの作製時にセラカバーの割れ目と二つ割
金具の割れ目を揃えて予め作成してあります。
(振れ止め金具のリベット受けの形状を維持するように注意して組み立てる)
横引き部分もセラカバーを被せる
(振れ止め金具のリベット受けの形状を維持する)
セラカバーで包まれたステン煙筒を200mmスパイラルT字管に挿入する。
T字管のL字状カバーを押さえつけながら、クリコ止めして、リベット打ちの準備する。
ブラインドリベットで蓋を止めたら2重煙筒断熱T字管の完成です。
振れ止め金具のリベット受けに対してもブラインドリベット止めします
使用したセラカバーは厚さ20mmですが、断熱性能はロックウール断熱材50mm以上に相当するという。
また、市販の2重T字曲がりには、断熱材は入っていないそうなので、DIYで最強の高性能T字曲がりを手に入れたことになります~^^
(3)T字管に底蓋をつける
既製品ではT字管用のメクラ蓋はないので、スパイラルダクトのメクラ蓋を使うことにします。
スパイラルダクトを120mmLに切って蓋を差込み、リベットでステンレスのラッチを取り付け
蓋に水抜き穴開口する。
ステンレス内筒の底蓋とスパイラルダクトの外蓋の間に空間ができるので、あとでパーライト製の断熱筒を作って入れることにした。
スパイラルダクトの接合部は、ステンレス煙筒に比べるとかなりルーズです。
設置後の落下を避けるため、T字管と裏蓋付きのスパイラルダクトをステンレス・ブラインドリベットで固定して取り付け完了です。
TN20眼鏡石設置工事(3)〔強化眼鏡板作製) [助成金でクリーンバーンストーブ (DIY設置)]
4.強化眼鏡板金具製作
(1)強化眼鏡板金具を自作する。(PLAN)
壁の縦枠から補強した眼鏡石枠だけで、2重煙筒の全重量を支えるため、
眼鏡板を強化して 外煙突の保持力を高めたい。
市販の壁面取付金具 φ200mm用を利用して、2重外煙筒の全重量を支える強化眼鏡板
金具を自作することにします。
(2)組み立て作業
資材が到着したので
パーツの鋼板をアングル材とボルトで仮組みする。
(3)スポット溶接
早起きして、200V深夜電力を使用して点付け溶接します。
アングル材を点付け溶接する
左右側板の取り付け部分の点付け溶接を終えて、横引き煙筒の支持アングルを溶接する
眼鏡板以外の止めねじは、残すことにしたので、ここら辺は軽く点付けする。
一通り、予定した溶接を終えたが未だ5時、大きな音は立てたくないので,チッピング溶接点検は後にしてここで作業は終了
今朝の一番の収穫は
ステンレス製品と鋼板との溶接
綺麗に溶け込んでいました。
後刻、強化板をポリッシュするとまずまずの仕上がりです。
(4)耐熱塗装
下塗り塗料は、外壁塗装工事で沢山余ってしまった「金属用2液プライマー」を使うことにします。
耐熱かどうか分かりませんが、金属用プライマーとしては性能がよさそうだし
寒風すさぶ冬季の屋外使用なので、問題ないと勝手に判断する^^
紙やすりで足付け後、ローラーで下塗りの2液プライマーを塗る。
この後、上塗りにつや消しの黒色塗料を塗ると完成です。
今日はここまで
(当初、鋼板のカッティングも自分でするつもりで、ビバ富丘から3.2mm鋼板を買込んであったのですが、ストーブのエコ助成金を得るためには、のんびりやっている場合でないことが分かり、急遽、横山テクノに図面を送り、鋼板の切り売りを外注しました。
費用は、既製品〔ステンレス製)の約半分程度でした。
買込んだ3.2mm鋼板はストーブ台に流用します。)
(1)強化眼鏡板金具を自作する。(PLAN)
壁の縦枠から補強した眼鏡石枠だけで、2重煙筒の全重量を支えるため、
眼鏡板を強化して 外煙突の保持力を高めたい。
市販の壁面取付金具 φ200mm用を利用して、2重外煙筒の全重量を支える強化眼鏡板
金具を自作することにします。
(2)組み立て作業
資材が到着したので
パーツの鋼板をアングル材とボルトで仮組みする。
(3)スポット溶接
早起きして、200V深夜電力を使用して点付け溶接します。
アングル材を点付け溶接する
左右側板の取り付け部分の点付け溶接を終えて、横引き煙筒の支持アングルを溶接する
眼鏡板以外の止めねじは、残すことにしたので、ここら辺は軽く点付けする。
一通り、予定した溶接を終えたが未だ5時、大きな音は立てたくないので,チッピング溶接点検は後にしてここで作業は終了
今朝の一番の収穫は
ステンレス製品と鋼板との溶接
綺麗に溶け込んでいました。
後刻、強化板をポリッシュするとまずまずの仕上がりです。
(4)耐熱塗装
下塗り塗料は、外壁塗装工事で沢山余ってしまった「金属用2液プライマー」を使うことにします。
耐熱かどうか分かりませんが、金属用プライマーとしては性能がよさそうだし
寒風すさぶ冬季の屋外使用なので、問題ないと勝手に判断する^^
紙やすりで足付け後、ローラーで下塗りの2液プライマーを塗る。
この後、上塗りにつや消しの黒色塗料を塗ると完成です。
今日はここまで
(当初、鋼板のカッティングも自分でするつもりで、ビバ富丘から3.2mm鋼板を買込んであったのですが、ストーブのエコ助成金を得るためには、のんびりやっている場合でないことが分かり、急遽、横山テクノに図面を送り、鋼板の切り売りを外注しました。
費用は、既製品〔ステンレス製)の約半分程度でした。
買込んだ3.2mm鋼板はストーブ台に流用します。)
自作2重煙突工事(4) 耐熱塗装 [助成金でクリーンバーンストーブ (DIY設置)]
耐熱塗装
(1)下塗り(防錆プライマー)
下塗り塗料は、外壁塗装工事で沢山余ってしまった「金属用2液プライマー」を
使うことにしました。
耐熱かどうか分かりませんが、硬化剤入りの金属用プライマーは密着性能がよさそうだし
寒風すさぶ冬季の屋外(氷点下)の使用なので、問題ないだろうとの勝手な判断です。
天候がぱっとしないので、テントの下で塗装開始
室内ステンレス煙筒は、紙やすりで足付けして下塗りした。
ローラー塗装後、入り隅などを筆指しして、下塗り終了です。
ちょっと目プロっぽい出来で気に入った^^ が
(2)耐熱塗料下塗り ?
「オキツモ スタンダード専用下塗 No.983」
オキツモ スタンダード耐熱塗料を購入して上塗りしようと思ったら、注意書きに
「オキツモ スタンダード専用下塗 No.983」を使うことにより屋外使用可能とある。
えっ! 相棒を選ぶのかよお~ なんか要らんことをしてしまったかな~
仕方ないもう一度下塗りするか 今度はグレーです。
次は、上塗りで仕上ます。
(3)耐熱塗料上塗り(オキツモ スタンダード)
つや消しブラックのオキツモ スタンダードNo601は耐熱600度Cの高性能
艶消し黒色耐熱塗料で塗装された太い2重煙筒は、前からの憧れでもあったし、スパイラルダクトの安価なスチール製自作2重煙筒であるからこそ、ここはケチらず、しっかりと黒色耐熱塗装することにします。(錆が出ると一気にチープ感出てしまうからね)
ところが、オキツモ上塗り塗料が1Kgではかつかつで、
艶消しのせいか、グレーっぽいまだら黒になってしまう~
それで、モノ太郎の耐熱スプレーをたっぷり吹いて仕上げ塗りとしました。
結果として、4回塗りになってしまった。
これなら、錆びずに長持ちしてくれるでしょう^^
(1)下塗り(防錆プライマー)
下塗り塗料は、外壁塗装工事で沢山余ってしまった「金属用2液プライマー」を
使うことにしました。
耐熱かどうか分かりませんが、硬化剤入りの金属用プライマーは密着性能がよさそうだし
寒風すさぶ冬季の屋外(氷点下)の使用なので、問題ないだろうとの勝手な判断です。
天候がぱっとしないので、テントの下で塗装開始
室内ステンレス煙筒は、紙やすりで足付けして下塗りした。
ローラー塗装後、入り隅などを筆指しして、下塗り終了です。
ちょっと目プロっぽい出来で気に入った^^ が
(2)耐熱塗料下塗り ?
「オキツモ スタンダード専用下塗 No.983」
オキツモ スタンダード耐熱塗料を購入して上塗りしようと思ったら、注意書きに
「オキツモ スタンダード専用下塗 No.983」を使うことにより屋外使用可能とある。
えっ! 相棒を選ぶのかよお~ なんか要らんことをしてしまったかな~
仕方ないもう一度下塗りするか 今度はグレーです。
次は、上塗りで仕上ます。
(3)耐熱塗料上塗り(オキツモ スタンダード)
つや消しブラックのオキツモ スタンダードNo601は耐熱600度Cの高性能
艶消し黒色耐熱塗料で塗装された太い2重煙筒は、前からの憧れでもあったし、スパイラルダクトの安価なスチール製自作2重煙筒であるからこそ、ここはケチらず、しっかりと黒色耐熱塗装することにします。(錆が出ると一気にチープ感出てしまうからね)
ところが、オキツモ上塗り塗料が1Kgではかつかつで、
艶消しのせいか、グレーっぽいまだら黒になってしまう~
それで、モノ太郎の耐熱スプレーをたっぷり吹いて仕上げ塗りとしました。
結果として、4回塗りになってしまった。
これなら、錆びずに長持ちしてくれるでしょう^^
TN20眼鏡石設置工事(4)〔強化眼鏡板取り付け) [助成金でクリーンバーンストーブ (DIY設置)]
5.強化眼鏡板の取り付け
(1)外壁に強化眼鏡金具を仮付けする
(2重煙筒立ち上げ工事に邪魔になる壁面金具は外してあります)
(2)眼鏡石を取り付け横引きスパイラルダクトを貫通させて、強化眼鏡金具との整合性を確認する
回転軸になる横引きスパイラル煙筒がスムースに回転しない。
外煙筒を吊り上げる際に支障が出るので、眼鏡石の穴を削って調整した。
(3)眼鏡石まわりの隙間に断熱材を詰め、固定桟を取り付ける。
6.破風に壁面取付金具を取り付ける。
眼鏡強化板の真上の破風に取り付ける壁面取付金具の位置決め
足場が不安定で固定するのにてこずる。
ステンレス木ねじ8本で固定した。
下げ振りで垂直確認
これで、外煙筒吊り上げの準備が整いました。
(1)外壁に強化眼鏡金具を仮付けする
(2重煙筒立ち上げ工事に邪魔になる壁面金具は外してあります)
(2)眼鏡石を取り付け横引きスパイラルダクトを貫通させて、強化眼鏡金具との整合性を確認する
回転軸になる横引きスパイラル煙筒がスムースに回転しない。
外煙筒を吊り上げる際に支障が出るので、眼鏡石の穴を削って調整した。
(3)眼鏡石まわりの隙間に断熱材を詰め、固定桟を取り付ける。
6.破風に壁面取付金具を取り付ける。
眼鏡強化板の真上の破風に取り付ける壁面取付金具の位置決め
足場が不安定で固定するのにてこずる。
ステンレス木ねじ8本で固定した。
下げ振りで垂直確認
これで、外煙筒吊り上げの準備が整いました。
自作2重煙突工事(5) 建方 [助成金でクリーンバーンストーブ (DIY設置)]
5.2重煙筒組み立て
(1)横引き断熱2重煙筒を製作する。
横引きステンレス内筒を所定の長さにカットする。
接合精度がタイトなので、カット面が波打たないよう気をつけます。
T字管に横引きステン内筒を挿入する。
ステンレス内筒の長さに合わせてセラカバーをカットする。
ステンレス内筒に セラカバーを被せてアルミテープで固定する
スパイラルダクトを被せる
ニップルを挿入してアルミテープ(黒)で固定する
エンドキャップを被せて、ステンレス煙筒T字曲がりを挿入して試す。
縦煙突T字管に底蓋を挿入してパッチン金具をブラインドリベット止めして組み立て終了です。
(2)縦煙筒を組み立てる
横引き煙筒を担ぎ上げ、強化眼鏡板の煙筒口に挿入する。
( 組み立てた縦煙突をロープで吊り上げる際の回転軸になります。)
ステンレス煙筒(内筒)を繋いで、継ぎ目をアルミテープで固定する。
セラカバーを被せて、継ぎ目をアルミテープで固定する。
外筒のスパイラルダクトを被せ、継ぎ目をアルミテープ(黒色)で固定する。
カウルトップをとりつけ、2重煙筒組み立て終了。
6.2重外煙筒を吊り上げ固定する
滑車とロープを使い、2重外煙突を吊り上げる。
破風に設置した壁面取付金具に達した。
ロープで破風金具に固定して、引込み線ガードで電線との距離をとる。
今日から天気は下り坂の予報でしたが、
雨に会うことなく、1日で組み立て、吊り上げまで行けたのはラッキーでした。
危険な高所作業を一挙にクリヤーできてほっとしています。
この後
強化眼鏡板に、壁面取付金具を取り付け、スチールバンドでT字管を固定する。
破風に設置した壁面取付金具で煙突上部を固定すると、電線ガードが役に立っていない。
電線ガードを外すと、クリアランスが広がる結果になりました。
外煙突の建方は大きなトラブルなく順調に終了です。
これで、いつ雪が降ってもOK !
(1)横引き断熱2重煙筒を製作する。
横引きステンレス内筒を所定の長さにカットする。
接合精度がタイトなので、カット面が波打たないよう気をつけます。
T字管に横引きステン内筒を挿入する。
ステンレス内筒の長さに合わせてセラカバーをカットする。
ステンレス内筒に セラカバーを被せてアルミテープで固定する
スパイラルダクトを被せる
ニップルを挿入してアルミテープ(黒)で固定する
エンドキャップを被せて、ステンレス煙筒T字曲がりを挿入して試す。
縦煙突T字管に底蓋を挿入してパッチン金具をブラインドリベット止めして組み立て終了です。
(2)縦煙筒を組み立てる
横引き煙筒を担ぎ上げ、強化眼鏡板の煙筒口に挿入する。
( 組み立てた縦煙突をロープで吊り上げる際の回転軸になります。)
ステンレス煙筒(内筒)を繋いで、継ぎ目をアルミテープで固定する。
セラカバーを被せて、継ぎ目をアルミテープで固定する。
外筒のスパイラルダクトを被せ、継ぎ目をアルミテープ(黒色)で固定する。
カウルトップをとりつけ、2重煙筒組み立て終了。
6.2重外煙筒を吊り上げ固定する
滑車とロープを使い、2重外煙突を吊り上げる。
破風に設置した壁面取付金具に達した。
ロープで破風金具に固定して、引込み線ガードで電線との距離をとる。
今日から天気は下り坂の予報でしたが、
雨に会うことなく、1日で組み立て、吊り上げまで行けたのはラッキーでした。
危険な高所作業を一挙にクリヤーできてほっとしています。
この後
強化眼鏡板に、壁面取付金具を取り付け、スチールバンドでT字管を固定する。
破風に設置した壁面取付金具で煙突上部を固定すると、電線ガードが役に立っていない。
電線ガードを外すと、クリアランスが広がる結果になりました。
外煙突の建方は大きなトラブルなく順調に終了です。
これで、いつ雪が降ってもOK !