FF床暖コロナ・スペースネオを取り付ける(1) [コロナFF床暖NEO を 取り付ける]
毎年秋口は、薪ストーブを引っ張り出してきては炎を楽しんできました。
しかし我が家の煙突は一箇所しかないので、本格的な冬が到来すると、また重い薪ストーブを納戸に移動して、今度は灯油床暖房ストーブの出番になります。
でも今年の冬は、原木を沢山頂いた関係で、薪ストーブの出番が長くなりそうなのと、そろそろ薪ストーブの移動もしんどくなってきたので、暖房機の構成全体を見直すことにしました。
そこで、マキストーブとは別に、FF式の床暖灯油ストーブを居間の別の場所に設置して、冬季間もストーブ交換をしなくても済むようにしたいと思います。(写真はコロナのパンフレットから借用)
例によって、できるだけ経費を安くするため、型落ちのコロナ・FFの本体をKAKAKU.COMの最安価格で入手して、自分で設置することにします。(UHF-FSG7014KW)メーカー希望小売価格:292,680円 販売価格156,800円(税込み、送料無料)
設置上の問題点は、ストーブを設置したい場所の屋外には外階段があって、標準排気である背面壁には排気できないので、吸排気管を室内で直角に右に曲げて右壁から外に排気する必要があります。
標準装備部品をできるだけ生かして、追加部品が最小になるようにプランニングしてみます。
イメージとしてはこんなところです。
コロナサービスセンターで追加必要部品を確かめると
A. 直管ジョイント F-24R ¥1,100
B. 伸縮管 F-21R ¥2,000
C. 断熱クロス F26(B) ¥2,100
D. 吸気ホース F57 ¥900 合計 6,100円
本体が届きました。
ロイヤルホワイト色って、現物を見ると真っ白じゃなく白とシルバーのツートンなんですね
周囲に溶け込んでいるようなのであまり」違和感はありません。
追加部品が届いたら、ここの場所(チェストの位置にビルトイン)に取り付けようと思います。
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FF床暖(2) 外壁に給排気筒の開口部を設ける [コロナFF床暖NEO を 取り付ける]
ストーブ自体が目立ちすぎないように、チェストを一本抜いて、そこにビルトインしようと思います。
(1)カウンタートップ
ところが、ビルトイン対応を謳っているにもかかわらずストーブの操作盤が上面にあって、ビルトインすると天板が邪魔になります。
そこで、操作版部分の天板に穴を開けてみた。
天板との接触面に不燃材を追加する必要がありそうですが、こんな感じで使用したいです。、
(2)暖房機本体に、給排気延長管を取り付ける
給排気管をストーブの右脇側に出すためにオプション部品を取り付けます。
これが終わらないうちは、給排気筒の開口部の位置決めができません。
本体裏面の排気エルボを押さえているプレートを外してエルボを抜き
直管ジョイント(F-24R)に差し替えてから
エルボと伸縮管(F-21R)を取り付け、排気管を延長します。
ここまで組み立てできたら、壁に給排気筒を通す開口部を位置決めできます。
(3)外壁に給排気筒の開口部を設ける。
室内壁と外壁の開口部の位置ズレが嫌なので、室内から長いコンクリート・ドリルビットでパイロット穴を開ける。
(木工用のギムネを使うとグラスウールが綿アメのように絡みついてしまうので・・・)
パイロット穴を頼りに給排気筒を通す穴(75パイ)を開口する。
室内壁は石膏ボードを開口
外壁は、構造用合板を開口して、
スリーブ(付属品)を通したら
スリーブの形に合わせて外壁サイディングをカットして、
ステンレスネールで外壁サイディングを貼り付け、コーナーのカバーを元に戻したら外壁回りは完成です。
天気が崩れてきましたが、なんとか間にあいました。
明日からは、室内工事に専念して完成を目指します。
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FF床暖(3) 床暖パネルを接続する [コロナFF床暖NEO を 取り付ける]
床暖房パネル
床暖房の利点は、秋の陽だまりのような爽やかな快適性にあります。
室内の天井部分と床部分の温度差がなく、気流も穏やかなので、厳冬期でも室温が17~18度もあれば寒さは感じません。
まさに秋の空気のすがすがしさです。
それに一冬の灯油消費量をかなり節約できます。
(1) 循環パイプ用の溝切
現在すでに使っている床暖房パネル(6.5)枚の一部から、温水暖房パイプの「行き管」「戻り管」を持ち出して、新しいFF暖房機まで引きなおして本体に接続したいのですが、ちょっと困ったことになりました。
木ねじで固定している合板の木ねじの頭が後から施工した暖炉のレンガに隠れて抜くことができず、合板をはずすことができないのだ。
循環パイプを通すための合板加工を居間でやるとしたら粉塵の酷い電動工具は使えない。
急遽、あぜ引きノコを通販で購入して施工を再開します。
一瞬、こんな小さなあぜ引のこで大丈夫かと心配しましたが、小一時間で溝切を終了。
(良い買い物でした。)
(2) 循環液(不凍液)の回収
新しく設置するFF床暖ストーブに現在使用中の床暖パネルを接続するためにパネルから一度循環液を抜く必要があります。
使用中のポット式床暖ストーブの循環液往きバルブのホースを外しタンク内の循環液を抜く。
循環液はまだ新しくて、綺麗だったので廃棄するのはやめて、回収して再使用することにします。
床暖房パネル内の循環液を回収するために自転車の空気入れを使った。
ストーブから切り離した循環ツインチューブの往きパイプから空気を吹き込み、戻りパイプから押し出されてくる循環液を回収する。
タンクとパネル双方から合計4Lの循環液が回収できました。
(3) 床暖房パネルの接続作業
パネル内の循環液が抜けたのでパイプの切り替え作業に入ります。
エルボを組み合わせて、配管を向きを切り替える。
FFストーブの背後まで配管を伸ばします。
ついでに、古い床暖房ストーブから循環バルブを外して、新FF床暖房ストーブに移植して暖房回路を2回路に増設します。
床暖房パネル6.5枚のうち外側3枚を第2回路に分割して接続し、厳冬期の暖房能力を全般的に向上させようと思います。(こういう作業のときはタイルカーペットの床は、自由自在です)
第2回路の床暖房パネルから循環パイプを持ち出して、これもストーブ本体の裏側まで導きます。
ストーブ本体を前方に引き出した状態で、2回路の循環ツインチューブで接続すると
ようやく床暖房パネルの切り替え接続作業は終了です。
あと残すは、給排気筒の接続作業となります。
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室内の天井部分と床部分の温度差がなく、気流も穏やかなので、厳冬期でも室温が17~18度もあれば寒さは感じません。
まさに秋の空気のすがすがしさです。
それに一冬の灯油消費量をかなり節約できます。
(1) 循環パイプ用の溝切
現在すでに使っている床暖房パネル(6.5)枚の一部から、温水暖房パイプの「行き管」「戻り管」を持ち出して、新しいFF暖房機まで引きなおして本体に接続したいのですが、ちょっと困ったことになりました。
木ねじで固定している合板の木ねじの頭が後から施工した暖炉のレンガに隠れて抜くことができず、合板をはずすことができないのだ。
循環パイプを通すための合板加工を居間でやるとしたら粉塵の酷い電動工具は使えない。
急遽、あぜ引きノコを通販で購入して施工を再開します。
一瞬、こんな小さなあぜ引のこで大丈夫かと心配しましたが、小一時間で溝切を終了。
(良い買い物でした。)
(2) 循環液(不凍液)の回収
新しく設置するFF床暖ストーブに現在使用中の床暖パネルを接続するためにパネルから一度循環液を抜く必要があります。
使用中のポット式床暖ストーブの循環液往きバルブのホースを外しタンク内の循環液を抜く。
循環液はまだ新しくて、綺麗だったので廃棄するのはやめて、回収して再使用することにします。
床暖房パネル内の循環液を回収するために自転車の空気入れを使った。
ストーブから切り離した循環ツインチューブの往きパイプから空気を吹き込み、戻りパイプから押し出されてくる循環液を回収する。
タンクとパネル双方から合計4Lの循環液が回収できました。
(3) 床暖房パネルの接続作業
パネル内の循環液が抜けたのでパイプの切り替え作業に入ります。
エルボを組み合わせて、配管を向きを切り替える。
FFストーブの背後まで配管を伸ばします。
ついでに、古い床暖房ストーブから循環バルブを外して、新FF床暖房ストーブに移植して暖房回路を2回路に増設します。
床暖房パネル6.5枚のうち外側3枚を第2回路に分割して接続し、厳冬期の暖房能力を全般的に向上させようと思います。(こういう作業のときはタイルカーペットの床は、自由自在です)
第2回路の床暖房パネルから循環パイプを持ち出して、これもストーブ本体の裏側まで導きます。
ストーブ本体を前方に引き出した状態で、2回路の循環ツインチューブで接続すると
ようやく床暖房パネルの切り替え接続作業は終了です。
あと残すは、給排気筒の接続作業となります。
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FF床暖(4) 給排気筒の接続 [コロナFF床暖NEO を 取り付ける]
FF床暖房ストーブの取り付け作業も最終段階になりました。
(1)給油パイプの接続
490Lの屋外灯油タンクから銅パイプを床下に延長してきて、
スペースネオの床下に開閉バルブを取り付け
長めの耐油ホースで本体と接続する。
こうしておくと、ストーブをメンテナンスのため前面に引き出したいときに、床下からホースを容易に送り出してやることができます。
(2)給排気筒の接続
暖房機本体に給油パイプ、床暖房循環パイプを接続して、最後に給排気筒を接続します。
工事説明書は、新聞紙大の大きな用紙(文字も大きい)の非常に詳しい説明書が付属しているので、プロに頼まなくても大丈夫です。
排気管(伸縮管)を伸ばした分だけ吸気管も延長(F-57)する必要があります。
前方に引き出した状態のストーブを、正常位置に戻してから、給排気管を接続作業に入ります。
排気伸縮管を伸ばして、給排気筒の底部接続口に挿入して抜け止め金具で止めます。
断熱クロスは1.8mものしかなかったので,そのまま切らないでルーズソックス風にたっぷりと使いました。
給排気筒の屋外部分(傘)を外から差し込んで回転させて密着・固定させると取り付け完了です。
夏場でもあまり気にならないコンパクトさです。
(3) 試運転
ストーブ本体のシスターンタンクの注入口から循環液を所定水位まで入れ、循環ポンプを回して温水暖房パイプ内の空気を抜きを行います。(ポンプのみ駆動の試運転モードが用意されています)
所定の燃焼試験を行い、床暖房パネルの蓄熱を確かめます。
短時間の燃焼試験にもかかわらず今までと比較して、はるかに早くしっかりと発熱している。
2回路にした効果と思います。
これで試運転は無事終了。
運転音も非常に静かでいい感じです。
今年から、この場所はマキストーブの専用エリアとなります。(写真は昨年のものです)
それで、真冬でも気分によってマキストーブの炎を楽しむことができるようになりました。
さて、自分で取り付けして、いくら安くなったかというと
ホームセンターで購入取り付けしたのと比べると
暖房機の本体価格で 約11,200円
取り付け費用で 12,000円~ 合計 約23,200円程度の節約です。
う~ん!かけた時間と苦労の割にはたいしたことなかったかな~。
まあ、気の済むようにマイペースでセッティングできたのがよかったと思いますけど。
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(1)給油パイプの接続
490Lの屋外灯油タンクから銅パイプを床下に延長してきて、
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長めの耐油ホースで本体と接続する。
こうしておくと、ストーブをメンテナンスのため前面に引き出したいときに、床下からホースを容易に送り出してやることができます。
(2)給排気筒の接続
暖房機本体に給油パイプ、床暖房循環パイプを接続して、最後に給排気筒を接続します。
工事説明書は、新聞紙大の大きな用紙(文字も大きい)の非常に詳しい説明書が付属しているので、プロに頼まなくても大丈夫です。
排気管(伸縮管)を伸ばした分だけ吸気管も延長(F-57)する必要があります。
前方に引き出した状態のストーブを、正常位置に戻してから、給排気管を接続作業に入ります。
排気伸縮管を伸ばして、給排気筒の底部接続口に挿入して抜け止め金具で止めます。
断熱クロスは1.8mものしかなかったので,そのまま切らないでルーズソックス風にたっぷりと使いました。
給排気筒の屋外部分(傘)を外から差し込んで回転させて密着・固定させると取り付け完了です。
夏場でもあまり気にならないコンパクトさです。
(3) 試運転
ストーブ本体のシスターンタンクの注入口から循環液を所定水位まで入れ、循環ポンプを回して温水暖房パイプ内の空気を抜きを行います。(ポンプのみ駆動の試運転モードが用意されています)
所定の燃焼試験を行い、床暖房パネルの蓄熱を確かめます。
短時間の燃焼試験にもかかわらず今までと比較して、はるかに早くしっかりと発熱している。
2回路にした効果と思います。
これで試運転は無事終了。
運転音も非常に静かでいい感じです。
今年から、この場所はマキストーブの専用エリアとなります。(写真は昨年のものです)
それで、真冬でも気分によってマキストーブの炎を楽しむことができるようになりました。
さて、自分で取り付けして、いくら安くなったかというと
ホームセンターで購入取り付けしたのと比べると
暖房機の本体価格で 約11,200円
取り付け費用で 12,000円~ 合計 約23,200円程度の節約です。
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