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差し掛け屋根を透明ポリカの波板に換える [ブドウ作りを楽しむ]

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透明ポリカ波板の差し掛け屋根は、見かけがチープだという理由で、乳白色の波板を重ね張りしていたのですが、

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差し掛け屋根の下に這わせたぶどうに十分な日光を与えて、花穂の付きを良くするため、透明ポリカ波板に変えることにした。
(乳白色の波板を引き抜くだけなので簡単かと始めたら、結構めんどい!)

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乳白波板の一部を歩行通路用として残し

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大部分を透明ポリカの波板に張り替えた。

ついでに、重ね合わせ部分に透明コーキングして、砂や落ち葉が入らないようにした。

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これで、発芽部分に十分に太陽光が降り注いで、沢山の花穂を付けてくれたら嬉しいな~^^


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殺菌剤散布 [ブドウ作りを楽しむ]

急速に雪解けが進んだ先月中にぶどうの蔦に石灰硫黄合剤とZボルドー溶剤を散布したので、

今日は、朝から好天なので、ようやく入荷したデラン殺菌剤を散布します。

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デランは、中国の化学工場の爆発事故で供給が途絶えていた。
 晩腐病、黒とう病、褐斑病の特効薬で、最近、ようやく入手できるようになったものです。

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劇物指定の殺菌剤で1000倍希釈使用なので、500Mlビン1本あれば、一生使えそうです。

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散布の霧をかぶることになるので、用心のためゴーグルとマスクの完全装備です。

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昨年は、晩腐病や獣害でぶどうの収穫が少なかったが、今年は事前対策して

豊作を狙っています^^

タグ:デラン散布
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ブドウの泪 [ブドウ作りを楽しむ]

「ぶどうのなみだ」とは厳しい冬を乗り越えて春を迎えたブドウの木が雪解け水を吸い上げ小さな枝から落とすしずくのこと だって

 長かった冬眠からの目覚めのサインです。



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硬く小さかったつぼみが急に精気を得て膨らんできました。


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 数日語彙は、本格的に 発芽が始まりました。


 陽気に誘われ茶道会館のソメイヨシノの様子を見に行った。

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 満開でなかったけど、いい感じで咲いていた。
 
 札幌にもようやく春が来ました^^




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ブドウの花穂を得るために (芽傷にメリット青液) [ブドウ作りを楽しむ]

初めて、ブドウの苗を植えた初心者(自分)にとって、もっとも難しく、戸惑いを感じるのは

① 花穂を得ること(つぼみを得ること)
② つぼみを落とさずに着床させて開花させること
③ 開花した花を受粉させて・結実させること

この3つの難しさに尽きるのではないでしょうか。

苗を植えて3~4年目すると、ようやくブドウは花のつぼみをつけるようになりますが、大いなる期待に反し、つぼみは開花する前に落ちてしまうし、何とか開花したとしても、ほとんどは結実することなく落ちてしまいます。

それらはいずれも、成長力旺盛なブドウの幼(若)木の特性に起因するものです。

すなわち、ブドウなどのツル科植物には、周囲の樹木などの上まで伸びて太陽光を独占しようとする性質があるので、側枝が上に伸びる余地があると、上へ伸びることを最優先するあまり自ら花や果実を落としてしまう、所謂「花振るい」(花流れ)または「実振るい」と呼ばれる症状を呈するのです。

初心者が、それらを回避して、鈴なりのブドウを夢見るために専業農家のテクニックを探してみました。

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1.芽傷処理

元々、ぶどうは枝の先端の方に芽が発生しやすい性質がある。


加えて、枝の先の方から基部(主幹側)に向かって、発芽を妨げる物質を流して先端の芽に成長エネルギーを集中させるメカニズムが働いていると言う。

この性質により、前年主枝を延長した若木では先端以外の発芽が抑制されるため、花穂に必要な新梢の発梢は先端部分に集中してしまい、それ以外の部分は新梢の発生が抑制されて花も実も付けないことになる。

(1)花穂に必要な新梢の抑制を防ぐために主枝延長枝に対して「芽傷処理」を行います

「芽傷処理」は芽の先端側2~3mm程度のところに、形成層(緑色になっている層)に届くくらいの傷を入れてやります。これにより先端側から流れてくる発芽抑制物質を遮断して抑制を防ぎ、発芽しやすい環境にするとのことです。

(これには逆説があり、幹幹部から梢の先端に発芽促進物質が流れており、結果枝中間部にある芽はスルーされ易いので、芽より先端梢側に傷処理して発芽物質を発芽部に滞留させるのが有効であると説明するものもある。
幸い、いずれの説をとっても、芽傷処理の位置と対処方法は同じです。)

主枝延長枝〔昨年の結果枝)に対しては「芽傷処理」を行いますが、それ以外の主幹枝(古い結果枝)に対しては、剪定/整枝を施して、新梢の発芽を促します。

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C

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D

本州では芽傷処理を木が活動を始める冬の間にやるらしいが、北海道の冬は厳しいので、早春の作業になります。


(2)発芽促進を促すために芽傷処理に加えて液肥(メリット青液)の塗布を行う。

寒さも和らいだ快晴の今日(3月16日)、金切ノコの歯で芽傷をつけた後、
葉面散布用(葉面散布時は300倍に薄める)の液肥(メリット青液)を2倍に希釈して、刷毛で芽・芽傷部分に塗っていきます。これは芽傷処理を行わなかった芽も含めてすべての芽に対して行う。

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メリット青を刷毛で芽・芽傷部分に塗る。(2倍液)
https://ameblo.jp/ibseikaken/entry-12116877140.html

刷毛の塗りの力加減が意外に難しくて、強く当たると、せっかく生えてきた芽がポロリと取れたりする。


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明日から雨になる予報なので、外のブドウの木にはメリット青液にダインを滴下して、粘りを加えて塗る。
泡立って、滞留しやすいし塗りやすい。 これからはこれで行こう!

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たっぷりと塗ってやったぜ。

効果は如何に!

今は、枯れ木のような侘しいブドウ棚ですが、間もなく、新梢や花穂に覆われる日がやってくるでしょう。

それを信じて、
その日が来るのを楽しみに待つことにします。


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バッファロー (アーリー・スチューベン) [ブドウ作りを楽しむ]

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バッファロー (アーリー・スチューベン)
<品種特性>
ニューヨーク農試作出のアメリカ生まれの伝統的なぶどうです。
糖度は18~20度と高糖度で多汁。
甘みが強く適度な酸味もあって味は濃厚。
こちらはジベレリン処理をした種なしも作られています
耐寒性強く、栽培容易な強健種。
かつては全国的に栽培されていた優秀な品種ですが、新品種に取って代わられ、最近は青森県を主産地にして、主に東北以北の寒冷地で栽培されている。
青森県では「八甲田ぶどう」と呼ばれます。

札幌では、厳冬期でも冬囲いなしで越冬できる数少ない貴重なぶどう品種なのひとつです。


我が家のバッファロー近況

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苗を植えてから6年目にしてようやく
ウッドデッキのアーバー(差し掛け屋根)いっぱいにまでに広がったバッファローの枝葉。

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東側は、ほぼ新梢ばかりなので多くの花穂を付けています。
アーバー(差し掛け屋根)の波板を透明にした効果もあってか、大きい花穂を沢山つけています。

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ブドウは新しく伸びた樹木の先端部分の新梢に実をつける性質があります。



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(昨年の収穫時の様子)
幹に近いアーバー西側は、昨年まで毎年多くのバッファフォーの房をつけてきましたが

今年は、それらの収穫が噓のように、花穂はまばらで寂しい限りです。

当初は、グリーンカーテンとしてブドウの苗木を植え、自然な枝配りを心がけ、アーバー全体にブドウの枝葉を広げることを優先してきたので、枝の選定や切り返しは極力控えてきました。
それで、幹に近い西側には古い枝が多く、活力ある新梢が発生し辛い環境になってしまったみたいです。

それで、今年の冬からは、整枝、剪定を積極的に取り入れて、アーバー全体に万遍なく結実するように頑張りたいと思います。^^

今年の結果枝(実がなった枝)には、短梢剪定を試してみようとも思います。
枝しかない剪定時に迷わないように、赤いビニールテープを巻いておくことにしました。


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