SSブログ
DIYマイホーム ブログトップ
前の5件 | 次の5件

ケルビネーター冷蔵庫延命作戦 [DIYマイホーム]

CA390134.JPG

我が家をセルフビルドした時に購入したケルビネーター冷蔵庫は、33年たった今でも元気に働いています。
さすがに、寄る歳なみには勝てず、時々、サーモが固着して、揉み解してやらなければならないこともありますが、それ以外はまだまだいけそうです。


ところが、そんなケルビネーターもいよいよ存続の危機です。

原因は、先日、夫婦で出かけた家電量販店で、500Lクラスの国産冷蔵庫の年間電気量が、我が家のケルビネーター冷蔵庫の2月分の電気量で賄えると聞いてしまったことが発端です。
年間3万円も違います。それに、年度落ち商品なら、新品でも17万円程度で購入可能です。
家計をやりくりしなければならない家内は、それを聞いたらもう、次期冷蔵庫機種のリサーチに入っています。

採算を考えたら、考慮の余地は無いのでしょうがが、私としては、今一歩踏み出せません。
ケルビネーターのサイズに合わせてシステムキッチンを作ったので、国産冷蔵庫では、ぴったりサイズとはいかないのです。
それにアボガド色のケルビネーターは、セルフビルドハウスと同様、当時の夢のひとつでした。

なんとか、延命したいのが私の心境です。
そのためには、現行の電力消費量を極力抑える努力をするしかない。

1.現在の、冷蔵庫の省エネの技術の一つが、高性能コンプレッサーだという。
しからば、コンプレッサーを交換するという手を検討してみた

エアコンの屋外機のように、別付けできたらよいのだが、そのような部品供給は無い。有っても業務用冷蔵庫の部品では、新しい冷蔵庫が買えてしまう。

ジャンクヤードから比較的新しい冷蔵庫のコンプレッサーを外してくるということも考えたが、配管の銅管自体が非常に細く、継ぎ手も見当たらない。
コンプレッサーの配管・接続作業は、エアー抜きや、溶接に機械が必要で、素人がペンチにドライバーで立ち向かえる相手でないことがだんだんわかってきた。
これをプロに頼むとしたら、成功報酬というわけにはいかないだろうし。
異種機械の結合ということで、5~7万円支払って、結果は自己責任じゃまったく意欲が減退してしまう。

2.しかたがない、根本的な解決策は、もう少し先に延ばして、今すぐ実行できることから、まず手をつけようと思う。

まず、ケルビネーターの放熱器を冷却してみることはどうだろう?
我が家のケルビネーター冷蔵庫はビルトイン型ということだったので、その言葉通りに壁にびったり収めてしまった。
左右の隙間も10mm程度しかない。
しかし背面には確かに放熱器があり、かなり厳しい環境で稼動していることになる。

これを強制的に冷やしてやれば、それなりの効果はあるはずだ。

早速、冷蔵庫を引き出して放熱器の状態を確かめた。

CA390139.JPG
むむっ・・・これはひどい  まず清掃だ!

これをCPUのように水冷してやれば、安定した冷却ができるはずだが、水冷ジャケットを作るのは大変なので、とりあえず空冷を考える。

三菱換気扇【V-12PP6-BL】パイプ用ファン
CA390165.JPG
冷蔵庫背後壁の下端に2個の空気導入口をあけて、隣室の温水器室から空気を導入します。

CA390186.JPG
冷蔵庫放熱器上端の背後壁に換気扇を設けて、上昇してくる熱気を背後(温水器室)に排出する。
流路以外の隙間は塞いで、放熱器にだけ冷気が流れるように誘導する。

常時換気扇ではあるが、放熱器が冷えた状態でも換気扇が動いているのでは節電にならない。
そこで、コンプレッサーが始動したら換気扇が動くように、換気扇の電源はコンプレッサーから分岐させて取ることにする。

CA390168.JPG
コンプレッサーにつながる電線の皮を慎重にむいて、分岐線を取り、換気扇に接続する。

CA390187.JPG
念のため、1Aのヒューズを挟み、コンプレッサーと換気扇の連動を確認。

CA390189.JPG

節電効果を確認するため、口コミで評判の良い安価なワット・モニターを取り付けて完成です。

取り合えずこのシステムで、効果を確かめて見ようと思います。




ワットモニター TAP-TST8

ワットモニター TAP-TST8

  • 出版社/メーカー:
  • メディア:


今日の記事は如何でしたか
ブログランキングがブログ更新の励みです。 下のボタンから応援してやってください。


セルフビルド ブログランキングへ


飛行機 ブログランキングへ
にほんブログ村 住まいブログ セルフビルド・ハーフビルドへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ
にほんブログ村

日本ブログのトラコミュに参加しております。
ご興味ありましたらこちらも、こちらもご覧ください。
にほんブログ村 トラコミュ 自作飛行機へ
自作飛行機

nice!(2)  コメント(0) 

気に入った生地があったので椅子の座面を張替えました [DIYマイホーム]

我が家の食卓の椅子はスウェーデン・パイン材で、購入以来30年近く経って、とても良いあめ色に焼けてきたので気に入っています。

CA390852.JPG

以前張替えした座面のインド綿の生地が傷んできたので、2度目の張り替えをすることにしました。

CA390853.JPG

座面の下部の止めネジを抜くと、座面を外すことができます。


CA390854.JPG

痛んだ張り生地のステープルを外して、取り除く


CA390855.JPG

オリジナルの張り生地が出てきました。これは再度そのまま使用することにします。
10mm厚のスポンジシートが余っていたので、座面を型紙にして切り抜く



CA390856.JPG

座面とスポンジを生地の上において型取りして


CA390861.JPG

ガンタッカーで裏止していきます


CA390862.JPG

ステープルの足は長すぎると、グズグズ汚くなるので、6mmを使用して止めていきます。


CA390857.JPG

出来上がったところで、座面を脚部に載せて、収まり具合を確認してから


CA390860.JPG

椅子の裏から木ねじで座面を緊結します。木ねじを締めすぎるとネジが馬鹿になるので、そこそこにします。


CA390863.JPG

さて、5脚出来上がりです。
2回目の張替えなので、やり始めたらスムースに完成しました。

ちょっとシックすぎたかも、もう2脚あるので、それはもう少しビビッドな生地にしようか



今日の記事は如何でしたか
ブログランキングがブログ更新の励みです。 下のボタンから応援してやってください。


セルフビルド ブログランキングへ


飛行機 ブログランキングへ
にほんブログ村 住まいブログ セルフビルド・ハーフビルドへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ
にほんブログ村

日本ブログのトラコミュに参加しております。
ご興味ありましたらこちらも、こちらもご覧ください。
にほんブログ村 トラコミュ 自作飛行機へ
自作飛行機

nice!(4)  コメント(2) 

浸透性防水剤ケミストップの塗装容器を作る [DIYマイホーム]

我が家の離れの外壁は、セメント系フレキシブルボードの素地仕上げです。

CA390807.JPG

本来、ペイント仕上げが標準なのですが、張り上げてみると、セメントのホワイトグレーがなかなか良いテクスチャーでペイントを上塗りして仕上げするのが惜しくなりました。

そこで、塗付後、濡れ色にならないという浸透性防水剤ケミストップを塗って仕上としてあります。

以来うん十年

CA390960.JPG

先日、深夜電力のメーターボックスの背後の外壁に崩壊の兆しを発見しました。

当然と言えば当然です、メーターボックス上の積雪が凍結を繰り返し、とっくに防水効果の切れた外壁が凍害を受けたのです。

これ以上の崩壊を避けるため、浸透性防水剤ケミストップをメーターボックスの周囲にたっぷり塗付することにします。

CA390959.JPG

ケミストップは乾いてしまえば、塗りむらの無い良好な仕上げとなりますが、等級Ⅲの危険物
で、皮膚への付着や、揮発ガスの吸入は避けなければなりません。
暑い時期に大げさですが、塗付作業には耐油ゴム手袋とマスクをつけることにしますが、身体への付着を避けるため即席で専用手提げ容器を作りそれを使用することにします。

CA390956.JPG

ウインドワッシャー液の空き容器を使い

CA390957.JPG

カッターで不要部分を切り取って使用します。
これなら浸透性防水剤ケミストップがたっぷり入って、取っ手を濡らすこともありません。

さーて、用意ができたのでこれから作業に入ります。



今日の記事は如何でしたか?

ブログランキングに参加しております
ブログランキングがブログ更新の励みです。 よろしければ下のボタンから応援してやってください。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 日曜大工(趣味)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 住まいブログ セルフビルド・ハーフビルドへ
にほんブログ村
にほんブログ村のトラコミュに参加しております。
ご興味ありましたらこちらもご覧ください。
にほんブログ村 トラコミュ 車中泊改造アイデア集へ
車中泊改造アイデア集

にほんブログ村 トラコミュ 自作飛行機へ
自作飛行機


nice!(3)  コメント(2) 

水道鉛管を交換する (シャワー給水管) [DIYマイホーム]

セルフビルド・ホームも筑後35年を超えると、水道の鉛管から錆が出るようになり、

数年前、とりあえず、飲料に使用するキッチン周りの水道鉛管は、銅管に交換したものの、風呂、洗面、シャワーはあいも変わらずそのままにしていた。

錆はまだたいしたこと無いので、使用には特段支障はないのだが、将来鉛管の交換が容易なようにと、給水経路に当たるトイレの天井板がいまだに貼っていないのが大問題だった。

CA390052.JPG

「30年も、2階トイレの排便管が頭上に丸見えなんて信じられな~い(怒)」
家内にうるさく責められて、今回ついに、浴室シャワーに水道(直圧)を給水している鉛管を銅管に交換して、トイレ天井を完成させることになりました。

CA390050.JPG

自分で張った浴室タイルは、まだ確りしていて壊すには惜しいので、裏から交換しようと思う。

CA390049.JPG

壁裏のトイレの壁は、石膏ボードのペイント仕上げなので、その一枚を慎重に除去する。

CA390054.JPG

スタイロフォームでキッチリ断熱されていて、壁の構造用合板も、枠材も乾燥していて綺麗いなものです。(宅の大工は結構良い仕事していたようです=かつての私)

ところが、問題発生!

CA390057.JPG

シャワー給水管が横に振られていて、2F排便塩ビ管の裏側まで入り込んでいるのだ。

すっかり忘却の彼方でした。

排便塩ビ管を解体することになったらもう大変、どこまで壊せばよいのか!

もう手が付けられません。

そこで、折衷案

縦の鉛管まで交換して、横引き鉛管はそのまま使用することにした。

縦の鉛管の途中をディスクグラインダーでカットして、エルボのネジ込み部分で抜くことに。

鉛管エルボ部分をトーチでガンガン加熱して、レンチで何とか回して、ようやく抜くことが出来た。壁を少し焦がしてしまった。

CA390090.JPG

鉛管の状態は、予想以上に良い。まだ20年くらいは大丈夫そう。
ネジ部にたっぷりのシール材が錆を防いできたようです。

CA390092.JPG

異種金属接合になるので、鉛管エルボと銅管との間に塩ビのソケットを入れて接続。

CA390095.JPG

銅配管完了後、結露防止の断熱カバーをつけ、再び壁内のスタイロフォームに埋め込む

石膏ボードに配管の切り込みを入れて壁を塞ぐ準備をする。

CA390096.JPG

3’×8’のボードを切らないでトイレに入れることが出来ないので、壁の中段に受け材を入れ

CA390098.JPG

ボードを二分割にして、壁を塞ぐことになった。

CA390099.JPG

残りの上半分を塞ぎ、接合部分にジョイントテープを張り、ジョイントパテで仕上げする。

CA390105.JPG

これで、ほぼ元通りになりました。

それでは、いよいよ天井部分にかかることにしましょう。

CA390113.JPG

排便管にぼろきれを巻いて防音効果を期待

CA390119.JPG

配管背後にグラスウールを追加して保温

CA390128.JPG

天井に石膏ボードを張り、壁を塗装して室内はほぼ完成

あと、天井には、パインのパネリング材を貼る予定です。


今日の記事は如何でしたか?

ブログランキングに参加しております
ブログランキングがブログ更新の励みです。 よろしければ下のボタンから応援してやってください。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 日曜大工(趣味)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 住まいブログ セルフビルド・ハーフビルドへ
にほんブログ村
にほんブログ村のトラコミュに参加しております。
ご興味ありましたらこちらもご覧ください。
にほんブログ村 トラコミュ 車中泊改造アイデア集へ
車中泊改造アイデア集

にほんブログ村 トラコミュ 自作飛行機へ
自作飛行機


nice!(1)  コメント(2) 

防寒吊り戸を作る (防寒対策) [DIYマイホーム]

築35年を過ぎたセルフビルドホームである我が家は、傾斜地に立っているので、建築申請上は、

CA390137.JPG

玄関・車庫は地階

CA390130.JPG

居間は1階

CA390129.JPG

寝室は2階ということで実質3階建てになります。

階段室は地階から2階天窓まで縦に繋がっているので、建築当初は地下室にマキ、灯油兼用の多目的ボイラーを設置して、家中を暖房する計画でした。

しかし北欧製の高価なボイラーを購入できるわけも無く、暖房計画を変更、バルカン・スパーヒーターを一階居間において全室暖房を試みることになりました。

当然ながら、地階の玄関は寒いままで我慢を重ねましたが、数年前、1F階段室を遮蔽する防寒スライド・ドアーを作って寒気を遮蔽できるように取り付けました。

どちらかと言うと現場合わせのやっつけ仕事だったのですが、使ってみれば意外に機能的で、暖房効果でも良い結果を残せたので、この機会にご紹介いたします。

スウィング・ドアを取り付けるだけのスペースが無かったのと、床には凸凹を付けたくなかったので、スライド式の吊り戸にした。

計画性に乏しい、窮余の策だったので、金をかけずにステンレスのカーテンレールをハンガーレールの替わりに使用した。

CA390134.JPG

そのためスライド・ドアは軽くなければならず、軽量化のため1”×4”の縦使いにして

トリマーで幅6mmの溝を掘り、乳白色のプラダン(5mm)をはめ込んで組み立てた。

CA390133.JPG

3’×6’プラダン使用で、丈の足りなくなった部分は、5mmのシナ合板をはめこんだ。

起毛テープを多用して隙間を塞ぎ、隙間風対策としました。


CA390141.JPG

乳白色のプラダンは透光パネルなので、廊下に2Fトップライトの明かりを拡散して、明り取りを兼ねます。

居間のドアを開放して、1Fフロアーを全面暖房にした結果、居住空間はどこも定温で、冬季間も広々と快適にすごせるようになりました。


今日の記事は如何でしたか?

ブログランキングに参加しております
ブログランキングがブログ更新の励みです。 よろしければ下のボタンから応援してやってください。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 日曜大工(趣味)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 住まいブログ セルフビルド・ハーフビルドへ
にほんブログ村
にほんブログ村のトラコミュに参加しております。
ご興味ありましたらこちらもご覧ください。
にほんブログ村 トラコミュ 車中泊改造アイデア集へ
車中泊改造アイデア集

にほんブログ村 トラコミュ 自作飛行機へ
自作飛行機


nice!(2)  コメント(3) 
前の5件 | 次の5件 DIYマイホーム ブログトップ