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ABS異常ランプ点灯のままでは車検をうけられない! [ライトエース・ノア改造]

22年目のタウンエースノア(SR50G)のABS警告灯が点灯したままでABS機能も使えなくなってしまった。
ABSが機能しなくとも、普通に走行する分には全く制動に支障がないのですが、
困ったことに、2017年2月以降、ABS警告ランプが点灯したままの車両は車検の受付が拒否されることになったと言うことです。

ネットで調べてみると、ABS不良の場所により修理代金は様々で、ABSアクチエーターの交換になると50万円程度になるというから、恐ろしい。

旧車なので、必要部品が手に入るかどうかが問題なので、心配がつのります。

最近は程度の良い中古車は平気で100万円以上しますから、中古に乗り換えるのも大変です。

次回車検まで11か月あったので、その間自分で解決できないかいろいろ試してみた。


1.オートバックスのコンピューター診断

軽微な原因であれば、オートバックスのコンピューター診断で安価に直せるとの噂に飛びつき診断してもらったが、
車両の型式が古くて、汎用EBDではエラーコードを拾えないので、コンピューター診断料2,200円は不要と言われて原因不明のまま帰ってきた。

 
2.ABS車速センサーの不良チェック
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 不良の頻度が高いと言われている車速センサーのカップラーのうち。前輪左右と後輪右側を外して清掃してみたが状況は改善しなかった。
(後輪左側センサーカップラーの6角ボルトは錆で固着していて、外せなかった)

3.ABS電源リレーの不良チェック
 
 次に不良の頻度が高いと言われているがABSリレーのチェックを試みた
 
 警告ランプリレー交換参考ブログ
 https://minkara.carview.co.jp/userid/2298238/car/1791025/6867337/note.aspx
 https://minkara.carview.co.jp/userid/937504/blog/45582972/ 

 ここからは、SR50G の配線図、修理書が必要になるので、ヤフオク、メルカリで調達します。
(1)EBD配線図 (1996.10~) メルカリ  ¥3,500
(2)SR50G修理書  ('94~'98) CD ヤフオク  ¥6,600

 ところが私の実力では配線図を上手く辿れず、リレーを特定できない。


3.ABS警告灯点灯修理

DIYでは打つ手がなくなり、トヨタディーラーに持ち込み、EBDで故障診断してもらった。
診断結果は、前輪左側のスピードセンサー不良とスキッドコントロールリレー故障(2個)

修理見積書は53,614円なり、
以前 車屋で, 部品が有るかどうかが問題だと聞いていたので
今回は、必要な部品は、かろうじて取り寄せできるということなので、 即発注です。

日を改めて、入庫することになりました。

車検は8月ですが、これで車検が可能になり、SR50G NOAH をもうしばらく乗り続けることができそうです。

やれやれ、1件落着です。^^
 


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ボン [雑記帳]

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孤独死した弟が、愛して残していった12歳の老犬ボンです。

貰い手がなく、引き取って来たものの、なかなか馴染もうとしません。

賢い犬で、愛してくれた飼い主に忠誠を誓い、容易に他人に打ち解けようとしないのです。

大好きだったご主人様を今も探しているような目が悲しいです・・・・・・


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ワイヤーハーネスカップラー端子の脱着練習 [ライトエース・ノア改造]

忘備録(ワイヤーハーネスカップラー端子の脱着練習)

SR50Gノアのインパネ電球の交換を予定しています。

私にとっては、未知の領域で、敷居が高そうですので、事前に情報を沢山収集して、できれば事前練習もして、本番では不安なく着工したいところです。

インパネ背後のワイヤーハーネスカップラー類をうまく外せたら、インパネユニットごと外して室内に持ち込みじっくり作業したいと思います。

入手したSR50Gノアの配線図集によると、インパネは4個のワイヤーハーネスカップラーで繋がれているようですが、使用されているカップラーの仕様が分からないので、カップラーの分離の方法は、実際にパネルを引っ張りだしてみなければよく分からないのがつらいところです。

SR50Gノアの「配線図集」と「修理書」を入手できた機会に、使用されているハーネスカップラーの構造や扱い方を知ることができたら、今後手軽に新機器類の追加や機能アップできるのではないかと期待してしまいます。

たまたま、カップラー関連部品ショップの「配線.com」でノアのワイヤーハーネスカップラーに似た多極カップラーと付属端子を入手しました。
実際に端子の脱着を試してみましたので備忘録としてメモしておくことにします。

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老眼にはかなり厳しい作業で、照明付きのルーペ・キャップを使用しました。


入手NH24極カップラー

オス端子脱着


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オス端子用24極カップラー24p025k-nh-m-2

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オス端子

端子挿入
オス端子カップラー画面の下段左の端子挿入口からオス端子を挿入する(端子のストッパースリットを下にする)
上手く挿入されるとカチッと止まります。

端子解除
①オス端子カップラー画面の上段中央のカップラー上面部にある抑え板をズラシテ浮かせる。
②オス端子カップラー画面の上段左のカップラー結合部側から覗いて端子先端のしたにある開口部から端子解除工具(キー)を挿入して目的の端子下部にあるストパー解除ボタンを押し下げてオス端子をリリースする。

はずが
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全く抜けません。

ラッチの形状を確かめるために断面を切り出してみましたがラッチの仕組みが良く分かりません。
解除キーの代わりに使用した精密ドライバーの先端を何度も強く押し込み過ぎてラッチが変形してしまったようです。

RIMG9101.JPG

オス端子を新しい挿入口に挿入し直して、最初からやり直して何とか解除できました。

要点は、そっとキーを挿入して解除口に突き当たったら、それ以上無理に押さないで先端部を下方にわずかに、しかし、シッカリと押し下げる。ことが必要になります。

一旦、こじらせると深みにはまり抜け出せなくなるような、酷くプレシャーがかかる作業です。


メス端子脱着


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メス端子用24極カップラー24p025k-nh-f-2

メス端子カップラー上段中央画像の中央部突起を押し下げるとカップラー結合がリリースされます。

img58719962.jpg
メス端子

端子挿入
メス端子カップラー画面の下段左の端子挿入口からメス端子を挿入する(端子のストッパースリットを上にする)
上手く挿入されるとカチッと止まります。

端子解除
①メス端子カップラー画面の上段右画像(上面)にある抑え板をズラシテ浮かせる。
 ちなみにメス端子カップラー画面の下段右側にある即面画像は上下が逆です。
②メス端子カップラー画面の上段左画像のカップラー結合部側から覗いて端子先端の上にある開口部から端子解除工具(キー)を挿入して目的の端子上部にあるストパー解除ボタンを押してメス端子をリリースする。
(注)差込口の内部が見えないので初心者には絶望的に困難な作業です。

案の定ニッチモサッチモいかなくなり輪切りにして、構造を確かめることになりました。

RIMG9103.JPG

分解する途中で、表面のマスク板が外れて、内部が見れるようになり、端子口と解除口が縦に4個開いていた内部の開口が縦2個になっています。
開口内部が見えるようになると端子口の真上上部の位置にストッパーラッチがあるのが見えます。
4個の開口が蛇行していた表面のマスク板の目的がさっぱり分かりません。
ひょっとすると、解除キーに挿入角度を与えて、ストッパーのラッチを斜め方向から押し上げさせたいのかも知れません。

これも新しい挿入口を使用して、再挿入して解除を確認したものの、構造がよく分からないので、偶然解除されたとしか思えない不確かさが残ります。

結論

1.ハウジングと同材料で成形されたストッパー(ロックラッチ)は軟質で変形しやすく、組み付け作業は熟練なくできるものの、一旦、結合された端子は専用工具を使用しても、解除には熟練を要する。

2.端子金具は、繊細に加工されていて、タイトに接合されているので配線割り込み目的で、一度使った既使用の金具を再利用するのは技術的に難しい。

3.車のワイヤーハーネスに使われるコネクタは社外外注品で、車種ごとに異なるなど種類が多いので、
 旧車のコネクター端子と全く同じものを入手するのは容易なことでない。
 既使用の端子金具と同規格のスペアー端子金具が入手できない限りは、端子交換を伴う配線改造はリスクが大きすぎる。ことが分かった。

 DIYによるワイヤーハーネス端子交換の目論見は、上記のようにとても否定的な結果になってがっかりです。
 もし、配線に改造が必要になったら、端子交換による方法は諦め、原始的でもターゲットのハーネス電線を選び出して切断し、圧着スリーブで配線し直す方がはるかにリスクは少ないのでないかとの感想を持ちました。

以上
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