蛍光灯照明のLED化とバイパス工事 [隠れ家的山荘]
離れの居間は、山荘風の吹き抜け空間にして、照明は蛍光灯40W×2で間接照明にしいるのですが、最近、蛍光灯の安定器がジージーと異音を発するようになりました。
どうやら安定器が朽ちてしまったようです。
照明器具(40W×2個)は配線ダクトごと、上下に反転して照明可能なように工夫してあるので、器具は現状のまま使用し続けたい。
この際、照明器具はそのまま使用しながら、管球をLEDに交換したうえで、故障した安定器は撤去してしまいたい。
そのために購入する40W型LED管球(G3口金)は安定器の切除を前提に作られている互換LED管球である必要があります。
そのひとつで安価なのが
オーム電機 OHM
LDF40SS・D/18/24-U [直管LEDランプ 40形相当
G13 昼光色 グロースターター器具専用 片側給電仕様 ¥1,980 (yodobashi)
上図は LDF40SS の 配線解説図(オーム電機)です。
もともと、安定器は、蛍光管の点灯に必要な部品であって、LEDの点灯には不要な部品です。
LDF40SSを使用して安定器を撤去するためには既存の照明器具内の配線を上図(左下)の通りに配線し直すと良いことになります。
関連解説ブログ
https://ameblo.jp/gen-ei-fisherman/entry-12514983248.html
ヨドバシ.comに発注した「オームLDF40SS」が到着したので、蛍光灯照明器のグローランプをLDF40SSの付属品のダミーグローランプに取り替え、この回路を直結します。
管球もLEDに交換してスイッチON、点灯を確認します。
LEDの点灯が確認されたので、安定器を切り離すことにします。
作業量を極小にするため上図のように配線を変更します。
×印の配線をカットして、●印の部分を圧着端子で結合すると
前述LDF40SS の 配線解説図(オーム電機)の左下の工事後配線図と同じになります。
切り離された安定器は、分離の手間を省くためそのまま残置します。
改造前安定器
白線、青線をカット&結合
黒線、青線をカット&結合
通電、点灯
ついでに、下方向に向きを変えてみます。
なかなかの光量です。
暫くはこれで試してみることにします。
従来の蛍光灯の消費電力 40W × 2
新LED管球の消費電力 17.5W × 2
FLをLEDに交換したことにより管球の消費電力は2分の1以下に減少するのに加え
上記配線図のとおり安定器の切り離し工事を行うと、通電時の異音が消え、その分の消費電力も減少することになります。
なお上記配線方法はあくまでオームDF40SSの例示です。
メーカー各社で互換LED管球の設計方針が異なるので、互換管球口金の形状が同じでも、結線すべき配線方式は一様でないので注意が必要のようです。
また、工事は有資格者が直接行うか、立会いの下行う必要があります。
(参考info)
悩ましいメーカー間での相違
https://amaidekopon.blog.fc2.com/blog-entry-3044.html
「両側給電(両ピン接続)方式」
「片側給電+片ピンショート方式」
「片側給電+反対側フリー方式」
実はこれ以外にもありました。
以下の互換管球の接続方式は「両側給電(片ピン接続)方式」と言うべきでしょうか?
どうやら安定器が朽ちてしまったようです。
照明器具(40W×2個)は配線ダクトごと、上下に反転して照明可能なように工夫してあるので、器具は現状のまま使用し続けたい。
この際、照明器具はそのまま使用しながら、管球をLEDに交換したうえで、故障した安定器は撤去してしまいたい。
そのために購入する40W型LED管球(G3口金)は安定器の切除を前提に作られている互換LED管球である必要があります。
そのひとつで安価なのが
オーム電機 OHM
LDF40SS・D/18/24-U [直管LEDランプ 40形相当
G13 昼光色 グロースターター器具専用 片側給電仕様 ¥1,980 (yodobashi)
上図は LDF40SS の 配線解説図(オーム電機)です。
もともと、安定器は、蛍光管の点灯に必要な部品であって、LEDの点灯には不要な部品です。
LDF40SSを使用して安定器を撤去するためには既存の照明器具内の配線を上図(左下)の通りに配線し直すと良いことになります。
関連解説ブログ
https://ameblo.jp/gen-ei-fisherman/entry-12514983248.html
ヨドバシ.comに発注した「オームLDF40SS」が到着したので、蛍光灯照明器のグローランプをLDF40SSの付属品のダミーグローランプに取り替え、この回路を直結します。
管球もLEDに交換してスイッチON、点灯を確認します。
LEDの点灯が確認されたので、安定器を切り離すことにします。
作業量を極小にするため上図のように配線を変更します。
×印の配線をカットして、●印の部分を圧着端子で結合すると
前述LDF40SS の 配線解説図(オーム電機)の左下の工事後配線図と同じになります。
切り離された安定器は、分離の手間を省くためそのまま残置します。
改造前安定器
白線、青線をカット&結合
黒線、青線をカット&結合
通電、点灯
ついでに、下方向に向きを変えてみます。
なかなかの光量です。
暫くはこれで試してみることにします。
従来の蛍光灯の消費電力 40W × 2
新LED管球の消費電力 17.5W × 2
FLをLEDに交換したことにより管球の消費電力は2分の1以下に減少するのに加え
上記配線図のとおり安定器の切り離し工事を行うと、通電時の異音が消え、その分の消費電力も減少することになります。
なお上記配線方法はあくまでオームDF40SSの例示です。
メーカー各社で互換LED管球の設計方針が異なるので、互換管球口金の形状が同じでも、結線すべき配線方式は一様でないので注意が必要のようです。
また、工事は有資格者が直接行うか、立会いの下行う必要があります。
(参考info)
悩ましいメーカー間での相違
https://amaidekopon.blog.fc2.com/blog-entry-3044.html
「両側給電(両ピン接続)方式」
「片側給電+片ピンショート方式」
「片側給電+反対側フリー方式」
実はこれ以外にもありました。
以下の互換管球の接続方式は「両側給電(片ピン接続)方式」と言うべきでしょうか?
直管タイプ物は出始めの時は、金具の劣化とかあるとか言ってやらせなかったんですよね・・・
by kinkin (2022-11-30 19:47)
我が家も蛍光灯をLED直管に編くしたいのですが安定器の撤去(配線)をそうしたものかと踏み切れずにいましたが意外と簡単にやれそうですね
器具ごと交換だと天井裏配線から手を加えないといけなさそうなタイプだったのでこちらのとても記事は参考になりました。
by 青い森のヨッチン (2022-12-01 10:18)
我が家の照明は玄関なども含めて全てLEDにしています。
by ma2ma2 (2022-12-01 10:31)
わあ!解説図まで書いておられるとは、すごい!尊敬の一語でやす!
by ぼんぼちぼちぼち (2022-12-01 21:01)
点灯管方式の方がLEDへの変更はラクですね。
当家のものも,最初は点灯管のみ外して使用していましたが,やはり安定器のジー音が気になり直結しました。やはり,わざわざ取り外さなくて放置ですね。
安定器だけで1W〜2W食いますが,それもさることながら安定器の磁歪音が消えるのは良いですね。
インバータ点灯方式のものはまだ放置してありますが,今になって思えば高価なインバータ点灯器具は何だったんだろう?と思います。
by Enrique (2022-12-02 07:30)
kinkinさん
マンションのLED改修工事の際、業者は管だけ交換しても、近い将来、安定器が壊れるので、器具丸ごと交換する必要があると説得されました^^
by ロートレー (2022-12-02 14:08)
ヨッチンさん
参考にさせていただいた記事が私には分かり辛かったので、勉強して、分かり易く書き直しました^
by ロートレー (2022-12-02 14:12)
ma2ma2邸では、かなり前にLED化が完了しているのですね。
我が家の場合、40W型蛍光灯の安定器の調子が悪くて何度か交換したことがあったので、LEDに交換するときには同時に安定器を切り離したいと思い、踏ん切りがつかないまま放置していました^^
by ロートレー (2022-12-02 14:29)
ぼんぼちぼちぼちさん おいでやす!
備忘録のつもりで、集めた情報をできるだけ詳しくアップしてみました^^
by ロートレー (2022-12-02 14:34)
Enriqueさん
幸い我が家では、グロー式の蛍光灯ばかりでした。
故障した安定器の切り離し工事がおっくうで先延ばしにしてきたので、離れの蛍光灯のLED化が一番最後になってしまいました。
これでスッキリしました^^
by ロートレー (2022-12-02 14:47)