コントロールスティック考(自作ULP) [FLIGHT SIMULATOR]
1.サイドスティック
計画中の自作ULPは、PIK-26と同じようにサイドスティックにしたいと思っています。
操作の安定性からいくとセンタースティックが良いのですが、構造的にシンプルで機体の製作が容易なのはサイドスティックです。
サイドスティックの操作に習熟できたら解決する問題なので、FSでサイドステイックとして使えるジョイスティックを探してみました。
うまい具合に、ラップホルダー付で,腿の上に置いて使用できるジョイスティックを見つけたので、これを右腿に取り付けてサイドスティックの操作訓練に使ってみたいと思います。
SAITEK MCAV8R Win8 ¥3,290
この製品は、MSのWWⅡ太平洋戦線シリーズでプレイすることを前提に作られたもののようです。
カタログでは、XP,Win8 とあるが、上位機種流用に望みをかけてWin10で試してみることにします。
届いた商品には、簡単な日本語の取扱説明書が付いていて、組み立て方法とソフトのダウンロード先のURLが記載されていす。
Saitek のダウンロードサイトからドライバーとソフト(CT)をインストールした後、スティックを接続すると PCに認識される様になります。
早速右腿に載せてスティックの感触を確かめてみましたがバネが強くて、前後はともかく,左右は台ごと動いてしまう。
そこでレビューのアドバイスどおりスティックの根元のコイルバネを結束バンドで縮めて調節してみる。
この方法を考えた人は素晴らしい!わずかな力で滑らかに動くように調節できました。
スロットルのストロークは長く、その位置、方向はより実機に近い感じです。
FSXにログインしてセッティングメニューを使ってスティックに動作を割り当てていきます。
SAITEKラダーペダルと競合しないように、スティックのひねりラダーの設定を削除します。
スティックハンドルの3番ボタンにPキー(ポーズ)を割り当て、4番ボタンにSキー(視点切り替え)を割り当ててプレイ中の操作性を高めます。
スティック前面にも使用しやすい位置に8個のスイッチが有って、モードスイッチを切り替えると24個のスイッチとして使えるようです。
コイルバネを弱くして滑らかに動くようにした結果、スティック操作に機体はより敏感に反応することと、中立に戻る力が弱いので、知らず知らずにオーバーコントロールしてしまうことを配慮して、スティックは軽く握り、中立に戻る力を感じながら操作する必要があります。
見かけはおもちゃっぽいですが高価なスティックと遜色のない操作性とスイッチの多さををもっています。。
机上で使うときはもう少しコイルバネを強くしたほうがよさそうです。
グリップは日本人の手には少し大きめにできているのはやっぱりおもちゃではなく大人用だからか
Win10で全く問題なくFSXを楽しむことができます。!
2.振動機能付きステイック
もうひとつ、気になるスティックを入手しました。
PNX-2113 ¥3,800 です。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/youngtop/om-pxn-2113.html
自分のMsFORCEFEEDBACK2は2万円も出して入手したのに比べたら驚異的な安さで、それだけでも試す価値があります。
安価な振動機能付でありながら、振動のオン、オフスイッチあるのが良い。
MsFORCEFEEDBACK2の場合は、常時振動なので、繰り返しの訓練では毎回激しい振動がうざくて疲れてしまう。
特に墜落時の振動は机上を跳ね回るように強烈で、組み立てネジが緩むほどなので、そのうち故障も気がかりになるくらいです。
今の私にとってオン、オフスイッチ付はかなりありがたい機能です。
それとUSBコード一本で、ごつい電源コードが無いのも良い。
取り回し(収納)がぐんと楽になります。
その分振動は弱いのかもしれないが、私の場合、離着陸の車輪の振動を感知できる程度でOKです。
Win10対応ということなので、早速試してみることにします。
この商品は明らかなchina 製ですが日本語の取扱説明書とドライバーCDが付いています。
スティック本体の質感も悪くありません。
悪くないどころか、ぴったり手に馴染んで絶妙の感触です。
しかしなぜか、CDからインストールするまでの手順の誘導がつたなくて、苦労しました。
一旦インストールされたら、機能テスト、誤差較正、振動テスト、ボタン割り当てなどが画面上で行えるようになっている。
ボタン割り当ては、ようやく慣れてきたFSXのセッティングメニューを使って割り当てることができました。
プレイした感想は
スティック軸のばねが強いので、スティックを中立位置に戻す力が強い。(復元性がある)
空力反応から行くと不自然かもしれないが、不慣れな操縦者でも力を抜くと飛行姿勢が安定的に収斂するのでオーバーコントロールが抑えられるメリットがある。
ばねが強いので、機体の姿勢を変えるのに強めのストレスをスティックに伝える必要があるが、小型、軽量のPXN-2113には蛸足吸盤が付いていて、しっかりと机上に固定されるので強い操作も安定して行える。
肝心の振動j機能はというと、スイッチオンにするとスティックが中立している時以外は常に弱めの振動を発生させているようです。
エンジンの振動と解釈したらよいのだろうか
振動はチープで重量感はありません。
そうして残念なことに希望に反して、車輪が接地した場合の振動を拾いません。
まあ、この低価格ですから、振動機能はおまけと考えたほうが良さよさそうです。
MS フォースフィードバック2よりコンパクトなのでサイドスティックの位置において使用しています。
キーボードが正面に置けるようになってレイアウトがシンプルになった感じです。
プレイ中の操作性は、まだ初心者である私の操縦レベルにピッタリです。
滑走路にアプローチ中の機体の左右のゆれが少なくなって急に上達したような錯覚に陥るほどです。
(シビアーな空力反応を求めていたはずのに、スティック特性に頼るとは情けない話ですが)
総合的に見て、価格に似合わず、しっかりした造りで質感も良い、日本人の手のサイズにぴったりの大きさで、握りの形状も手のひらによくフィットしています。
当面、これで基礎訓練を続けて基本操作が身についたら、 SAITEK MCAV8R、 MSフォースフィードバック2 へと取り換えて行くのがよいかも知れません。
計画中の自作ULPは、PIK-26と同じようにサイドスティックにしたいと思っています。
操作の安定性からいくとセンタースティックが良いのですが、構造的にシンプルで機体の製作が容易なのはサイドスティックです。
サイドスティックの操作に習熟できたら解決する問題なので、FSでサイドステイックとして使えるジョイスティックを探してみました。
うまい具合に、ラップホルダー付で,腿の上に置いて使用できるジョイスティックを見つけたので、これを右腿に取り付けてサイドスティックの操作訓練に使ってみたいと思います。
SAITEK MCAV8R Win8 ¥3,290
この製品は、MSのWWⅡ太平洋戦線シリーズでプレイすることを前提に作られたもののようです。
Saitek Pacific AV8R Flight Stick (MC-AV8R)
- 出版社/メーカー: マッドキャッツ株式会社
- メディア: エレクトロニクス
カタログでは、XP,Win8 とあるが、上位機種流用に望みをかけてWin10で試してみることにします。
届いた商品には、簡単な日本語の取扱説明書が付いていて、組み立て方法とソフトのダウンロード先のURLが記載されていす。
Saitek のダウンロードサイトからドライバーとソフト(CT)をインストールした後、スティックを接続すると PCに認識される様になります。
早速右腿に載せてスティックの感触を確かめてみましたがバネが強くて、前後はともかく,左右は台ごと動いてしまう。
そこでレビューのアドバイスどおりスティックの根元のコイルバネを結束バンドで縮めて調節してみる。
この方法を考えた人は素晴らしい!わずかな力で滑らかに動くように調節できました。
スロットルのストロークは長く、その位置、方向はより実機に近い感じです。
FSXにログインしてセッティングメニューを使ってスティックに動作を割り当てていきます。
SAITEKラダーペダルと競合しないように、スティックのひねりラダーの設定を削除します。
スティックハンドルの3番ボタンにPキー(ポーズ)を割り当て、4番ボタンにSキー(視点切り替え)を割り当ててプレイ中の操作性を高めます。
スティック前面にも使用しやすい位置に8個のスイッチが有って、モードスイッチを切り替えると24個のスイッチとして使えるようです。
コイルバネを弱くして滑らかに動くようにした結果、スティック操作に機体はより敏感に反応することと、中立に戻る力が弱いので、知らず知らずにオーバーコントロールしてしまうことを配慮して、スティックは軽く握り、中立に戻る力を感じながら操作する必要があります。
見かけはおもちゃっぽいですが高価なスティックと遜色のない操作性とスイッチの多さををもっています。。
机上で使うときはもう少しコイルバネを強くしたほうがよさそうです。
グリップは日本人の手には少し大きめにできているのはやっぱりおもちゃではなく大人用だからか
Win10で全く問題なくFSXを楽しむことができます。!
2.振動機能付きステイック
もうひとつ、気になるスティックを入手しました。
PXN社 フライトシミュレーション ジョイスティックコントローラー PXN-2113
- 出版社/メーカー: PXN
- メディア: エレクトロニクス
PNX-2113 ¥3,800 です。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/youngtop/om-pxn-2113.html
自分のMsFORCEFEEDBACK2は2万円も出して入手したのに比べたら驚異的な安さで、それだけでも試す価値があります。
安価な振動機能付でありながら、振動のオン、オフスイッチあるのが良い。
MsFORCEFEEDBACK2の場合は、常時振動なので、繰り返しの訓練では毎回激しい振動がうざくて疲れてしまう。
特に墜落時の振動は机上を跳ね回るように強烈で、組み立てネジが緩むほどなので、そのうち故障も気がかりになるくらいです。
今の私にとってオン、オフスイッチ付はかなりありがたい機能です。
それとUSBコード一本で、ごつい電源コードが無いのも良い。
取り回し(収納)がぐんと楽になります。
その分振動は弱いのかもしれないが、私の場合、離着陸の車輪の振動を感知できる程度でOKです。
Win10対応ということなので、早速試してみることにします。
この商品は明らかなchina 製ですが日本語の取扱説明書とドライバーCDが付いています。
スティック本体の質感も悪くありません。
悪くないどころか、ぴったり手に馴染んで絶妙の感触です。
しかしなぜか、CDからインストールするまでの手順の誘導がつたなくて、苦労しました。
一旦インストールされたら、機能テスト、誤差較正、振動テスト、ボタン割り当てなどが画面上で行えるようになっている。
ボタン割り当ては、ようやく慣れてきたFSXのセッティングメニューを使って割り当てることができました。
プレイした感想は
スティック軸のばねが強いので、スティックを中立位置に戻す力が強い。(復元性がある)
空力反応から行くと不自然かもしれないが、不慣れな操縦者でも力を抜くと飛行姿勢が安定的に収斂するのでオーバーコントロールが抑えられるメリットがある。
ばねが強いので、機体の姿勢を変えるのに強めのストレスをスティックに伝える必要があるが、小型、軽量のPXN-2113には蛸足吸盤が付いていて、しっかりと机上に固定されるので強い操作も安定して行える。
肝心の振動j機能はというと、スイッチオンにするとスティックが中立している時以外は常に弱めの振動を発生させているようです。
エンジンの振動と解釈したらよいのだろうか
振動はチープで重量感はありません。
そうして残念なことに希望に反して、車輪が接地した場合の振動を拾いません。
まあ、この低価格ですから、振動機能はおまけと考えたほうが良さよさそうです。
MS フォースフィードバック2よりコンパクトなのでサイドスティックの位置において使用しています。
キーボードが正面に置けるようになってレイアウトがシンプルになった感じです。
プレイ中の操作性は、まだ初心者である私の操縦レベルにピッタリです。
滑走路にアプローチ中の機体の左右のゆれが少なくなって急に上達したような錯覚に陥るほどです。
(シビアーな空力反応を求めていたはずのに、スティック特性に頼るとは情けない話ですが)
総合的に見て、価格に似合わず、しっかりした造りで質感も良い、日本人の手のサイズにぴったりの大きさで、握りの形状も手のひらによくフィットしています。
当面、これで基礎訓練を続けて基本操作が身についたら、 SAITEK MCAV8R、 MSフォースフィードバック2 へと取り換えて行くのがよいかも知れません。
これは、本格的で、すごいですね(´⊙ω⊙`)
色々と工夫している部分がロートレーさんらしいですね(^^)
by ワンモア (2018-03-10 09:47)
どこまで発展していくのか・・・・^^;
とは言え工夫を重ねてのシステムの作り込み流石ですね。
by kinkin (2018-03-10 12:42)
SAITEK MCAV8Rのアナログ的なスイッチがそそります。
本当にネットの情報って、ありがたいですよね。
by tsun (2018-03-10 19:21)
ワンモアさん
MSがゲームから撤退して久しいので、MS純正のジョイスティック類は、すべて中古品で、いずれ壊れて代替品に置き換わることになります。
純正延命のために、普段使いのスティックを取得しました。^^
by ロートレー (2018-03-11 07:16)
kinkinさん
冬篭り中の道楽のつもりで始めたのですが、懸念していたように、ずっぷり嵌ってしまいました^^
by ロートレー (2018-03-11 07:34)
tsunさん
信頼性の高い高級品は、価格も10倍くらい高価ですから、ゲームのために支出すると考えるとなかなか手が出ません。
この程度の価格であれば、つい試してみたくなりますね^^
by ロートレー (2018-03-11 07:50)
フライバイワイヤーじゃないと結構操舵は重いです!
サイドスティックは電気信号のフライバイワイヤーですね(^^)
by ma2ma2 (2018-03-11 09:28)
ma2ma2さん
確かに手首だけで操作するには負荷が大き過ぎるかもしれませんね~
フライバイワイヤーの導入はさすがに無理なので、せめてトリム機構を工夫して、手放し飛行ができるようにしたいです。^^
by ロートレー (2018-03-11 13:24)