REXON スライド丸のこ SM1850R の組立・調整（２） [MONO(goods）]
待望のREXON SM1850R が届いたので、早速組み立ててみた。
ところが何か違うんだな～
小型旋盤メーカーの製品だから、普及品のスライド丸のこであってもそれなりにカッチリした仕上がりを期待していたのだが、樹脂部分には小さなバリがたくさん残っているし。
ハンドルでのこを前後にスライドさせると、スライドシャフトのベアリングがゴロゴロとチープな振動を発生させている。
まるで古びた戸車のような音が、期待で膨らんでいた気持ちを一挙に萎えさせる。
おまけに、ハンドルを最大に押し下げても、フェンスの下端までのこ刃先が届かない！
未調整のまま出荷されているようです。
REXONは東洋アソシエイツの自社工場製品なんだろうか
生産地は日本国内なのだろうかと、次々疑念がわいてくる。
高級機に手が届かない自分が、コストパフォーマンスを求めてREXONにたどりついたわけだが、私にとって24,000円は決して安かろう悪かろうで済ますことのできない出費です。
不良品でない限り、返品できないし、なんとしても、期待通りに使いこなせるように調整したい。
半分後悔交じりの気持ちを奮い立たせて、スライドシャフト部分に「チェーンソー・オイル」を塗る。
糸を引くほど粘度の高い「チェーンソー・オイル」を塗り広げながら、スライドを繰り返すと、次第に音と振動は収まってきて、何とか我慢できる程度に静かになってきた。 やれやれ
次は、フェンス調整。 ６角レンチでフェンスのボルトを緩めフェンスを丸のこ側の手前に引き出し
、
スコヤを使って、フェンスをマイターガイドに直角になるように調整する。
ようやく、フェンスの下端までのこ刃が届きました。 これで、返品する必要はなくなった。
同じくスコヤを使って,丸のこの刃がマイターテーブルのベベル角９０度になるように調整します。
基本的な調整を終えたので、ＵＬＰ製作に向けて若干手直しをします。
SM1850Rに装着されている丸のこの刃は、１８５mm 40T
ULP製作の部材工作のためには、もう少し細かな刃が欲しいので、190mm72Tを購入して交換します。
胴体トラスを製作するために、小さな三角形の木片ブロックをたくさん切り出す必要があります。
そのためには、オリジナルのフェンスでは隙間が大きすぎるので、隙間をふさぐ補助バーを作ってフェンスに木ねじで取り付ける。
のこの刃を走らせてバーにのこの通り道を開けたら、使用に向けての組み立ては一応終了です。
後は試し切りで微調整してULP製作にフル活用したいと思います。
最初は、こんなマシンで大丈夫かと心配でしたが、ここまで仕上がったらやる気満々です（笑）
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我が家では、実家が建具屋だったのでマキタの丸ノコが有り、僕も使ったことあります(^^)
by ma2ma2 (2016-03-21 08:46)
ma2ma2さん おはようございます！
昔からマキタはプロ御用達の道具でしたね
きっと沢山の高価な道具を駆使して建具を生産されていたのでしょうね(^^)
by ロートレー (2016-03-21 09:32)
未調整のままの出荷だったのですね^^;
私今度、木材を持って知り合いの船橋の宮大工さんのところに加工をしてもらいに行ってきます^^
色々と木材の種類や加工の仕方も勉強させてもらうつのもりなのです(^^)
by ワンモア (2016-03-21 17:46)
ワンモアさん
木材持込で何を作られるのでしょう？
何か難しい仕組みを考えられているのですかね
ワンモアさんブログに注目～！(^^)
by ロートレー (2016-03-21 19:49)
調整お疲れ様でした。
やはり価格が安いと何かしら気になりますよね・・・・・
悪い予感的中！？
by kinkin (2016-03-22 13:18)
kinkin さん
期待が大きかっただけに、まさか未調整のまま出荷されているとは思わなかったので、焦ってしまいました。
やはり、事前に現物を見比べておくべきでしたね～。
by ロートレー (2016-03-22 14:46)