MEBIUSノートのバックライトを交換する－１ [XPを一生使い続ける]
数年前、メビウスノートの画面が見えなくなり、それ以来、外付けディスプレイを接続して使用しています。
故障当時、メーカーの修理部門で、修理部品が廃盤で修理不能といわれて修理を諦めたのですが、
最近ウェブ上で、バックライトを自分で交換している方達の記事を見て、私も試して見たくなりました。
交換用のバックライトの冷陰極管は、ヤフーオークションで１本５００～６００円程度で、入手できるようですので、早速メビウスノートの管のサイズを測ることにします。
PC画面枠の軟質プラスティックの栓を外して、下から現れるネジを抜いてゆきます。
私のMEBIUSの場合、液晶画面下部の2個のネジで止まっていました。
2個の止めネジを抜くと、ヒンジ周りの枠の接合部が緩くなったので、そこを始点に小さなマイナスドライバーで序序に隙間を広げてゆきます。
画面枠は、小さな突起で前後に接合されているので、隠れている爪を壊さないように慎重に剥がしてゆきます。一個外れると、芋づる式にはずれますので、慎重に一周します。
ようやく、前面枠が外れた状態です。
まず肝心のインバーターの位置を探します。
液晶画面の右下に「高圧電流注意！」のシールが付けられたインバーターを発見！
液晶パネルに向けて赤と黄色の線が出ているコネクターをラジオペンチに挟んで抜きます。
液晶パネルを上蓋に止めている周囲のネジを抜いてゆきます。 私のMEBIUSは側面の４本のネジで止まっていました。
液晶画面を傷めないように、キーボードにクッションシートを敷いてから、接続コードにテンションをかけないように気をつけながら液晶画面を手前に倒します。 ウェブ情報によれば、手前のアルミのチャンネルの中にバックライトの冷陰極管が格納されているはずです。
液晶に繋がるテープコードを押さえている止めテープを剥がすと、手前に幅広のコネクターが現れるので
慎重に外します。挿入が浅いので意外にすんなり抜けます。 これで、液晶パネルを自由に動かすことができるようになりました。
バックライトの冷陰極管を格納するチャンネル部分は、想像以上にがっちりカバーされているので、冷陰極管を目視するにはパネル枠をいじる以外に方法はなさそうです。
冷陰極管を格納しているU字チャンネルの構造は外観から想像すると、おおよそ下図のようなものでないか思われます。
一旦バラシてしまうと、復旧作業はかなりの難工事となると言われているので、 ここから先の解体作業の手順は、逐次写真を撮って、冷陰極管交換後の復元作業が少しでもスムーズにはかどるよう記録しながら作業を進めていくことにします。
冷陰極管が収納されているチャンネルの接合部をラップしている薄いアルミテープをはがします。 テープが薄くて、カッターの刃を使ってもなかなか思うようには綺麗に剥がせません。
細密ドライバーのマイナスを使い、試行錯誤を繰り返しながら、上枠と下枠を分離してゆき
ようやくのことで、チャンネルの上枠を外して見たら なんじゃ～これは？ 冷陰極管の影も形も見当たりません。
あっちゃー、MEBIUSの冷陰極管は反対側の、画面の下部に付いてるようです。 反対側をよく見ると、こちらには反射板か放熱板らしきものもあるし、インバーターからの配線も直接入っているしその雰囲気は充分です。
しかし、先ほどとは異なり、上内枠ががっちり緊結されていて外せない。上にも抜けない。 気は進まないけど、下枠を外さないことには、先に進めません。 下枠は、金属の一体整形でばらせないので、枠内の躯体を少しずつこじり上げて
ようやく下枠（液晶画面の前面枠）を分離することが出来ました。
下枠を外すと、液晶板や導光板などががばらばらに外れるようになるので、静電気でパネル内部にごみを吸い寄せて、組み立て後の画面が汚くならない様に、とりあえず粘着力の弱い養生テープでパネルの周囲を抑えて、塞いでおきます。（発注の冷陰極管が入手できるまで多少日数がかかるので）
再びじっくり攻めて、U字チャンネルを引き抜くと、大きな反射板(放熱板？）が接着されていて、ぞろっと出てきました。 無理して引き出して壊さないでよかったです。
これが、プラケースにも接着していたので、容易に抜けないはずです。
以上の状況から冷陰極管を収納しているケースの見取り図を下記のように修正します。
冷陰極管はコーナー部の溝の影に隠れるように筋状に収納されていて、見逃しそうになるほどの細さです。 冷陰極管の一端には、インバーターからの赤コードが取り付けられていて
もう一端には、インバーターからの黄コードが取り付けられいます。 いずれのコードもがっかりするくらい遊びがなくて、ピッタリ張り付いています。
冷陰極管は非常に脆いということなので、竹串を使って脳外科医のように、貼り付けられたコードを浮かせてから、冷陰極管の下に長い竹串を滑り込ませて冷陰極管を外します。 （廃棄される管ですが、正確な寸法を測るまでは、壊さないよう注意して扱います） 取り出した管の端部にある白のゴムキャップをデザインナイフを使って除去して、その下にある黒い熱収縮チューブを取り除きます。 すると半田の結合部があらわれるので、半田コテで熱してコードを外します。 （非常に細かな作業なので、拡大鏡の変わりに老眼鏡をかけて作業しました。）
冷陰極管の長さ（両端にとげのように出ている電極線部分を除いた管部分）は308mmでした。
冷陰極管はヤフオクの即決価格で1本380円（希望するとキャップもついてきます）、予備も含めて２本発注して、到着を待つことにします。
今日はここまで、
細かな作業で目が疲れました。
それにしても、ブログのフォーマットが崩れてしまい、治すことが出来ません。 空行、スペースが無視されて、数珠繋ぎ、団子状態になってしまいます。 書き直すには量が多すぎて、気力も萎えてしまったので今回はそのままアップさせていただきます。
申し訳ありません。
故障当時、メーカーの修理部門で、修理部品が廃盤で修理不能といわれて修理を諦めたのですが、
最近ウェブ上で、バックライトを自分で交換している方達の記事を見て、私も試して見たくなりました。
交換用のバックライトの冷陰極管は、ヤフーオークションで１本５００～６００円程度で、入手できるようですので、早速メビウスノートの管のサイズを測ることにします。
PC画面枠の軟質プラスティックの栓を外して、下から現れるネジを抜いてゆきます。
私のMEBIUSの場合、液晶画面下部の2個のネジで止まっていました。
2個の止めネジを抜くと、ヒンジ周りの枠の接合部が緩くなったので、そこを始点に小さなマイナスドライバーで序序に隙間を広げてゆきます。
画面枠は、小さな突起で前後に接合されているので、隠れている爪を壊さないように慎重に剥がしてゆきます。一個外れると、芋づる式にはずれますので、慎重に一周します。
ようやく、前面枠が外れた状態です。
まず肝心のインバーターの位置を探します。
液晶画面の右下に「高圧電流注意！」のシールが付けられたインバーターを発見！
液晶パネルに向けて赤と黄色の線が出ているコネクターをラジオペンチに挟んで抜きます。
液晶パネルを上蓋に止めている周囲のネジを抜いてゆきます。 私のMEBIUSは側面の４本のネジで止まっていました。
液晶画面を傷めないように、キーボードにクッションシートを敷いてから、接続コードにテンションをかけないように気をつけながら液晶画面を手前に倒します。 ウェブ情報によれば、手前のアルミのチャンネルの中にバックライトの冷陰極管が格納されているはずです。
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慎重に外します。挿入が浅いので意外にすんなり抜けます。 これで、液晶パネルを自由に動かすことができるようになりました。
バックライトの冷陰極管を格納するチャンネル部分は、想像以上にがっちりカバーされているので、冷陰極管を目視するにはパネル枠をいじる以外に方法はなさそうです。
冷陰極管を格納しているU字チャンネルの構造は外観から想像すると、おおよそ下図のようなものでないか思われます。
一旦バラシてしまうと、復旧作業はかなりの難工事となると言われているので、 ここから先の解体作業の手順は、逐次写真を撮って、冷陰極管交換後の復元作業が少しでもスムーズにはかどるよう記録しながら作業を進めていくことにします。
冷陰極管が収納されているチャンネルの接合部をラップしている薄いアルミテープをはがします。 テープが薄くて、カッターの刃を使ってもなかなか思うようには綺麗に剥がせません。
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ようやくのことで、チャンネルの上枠を外して見たら なんじゃ～これは？ 冷陰極管の影も形も見当たりません。
あっちゃー、MEBIUSの冷陰極管は反対側の、画面の下部に付いてるようです。 反対側をよく見ると、こちらには反射板か放熱板らしきものもあるし、インバーターからの配線も直接入っているしその雰囲気は充分です。
しかし、先ほどとは異なり、上内枠ががっちり緊結されていて外せない。上にも抜けない。 気は進まないけど、下枠を外さないことには、先に進めません。 下枠は、金属の一体整形でばらせないので、枠内の躯体を少しずつこじり上げて
ようやく下枠（液晶画面の前面枠）を分離することが出来ました。
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なんとも難しいことをしていますね！
バックライトの交換とは流石です(^^)
by ma2ma2 (2014-04-14 19:50)
うまくいかなくとも、現状より悪くなる訳でないので気が楽です。
千円そこそこで、液晶画面が見えるようになったら笑いが止まらないでしょうね。
by ロートレー (2014-04-14 20:33)
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by GeorgeTIz (2019-09-16 11:39)
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by MarquisMOp (2019-09-20 09:28)
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by MarquisMOp (2019-09-25 07:51)