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雪虫舞う  (薪狩) [マキストーブ・暖房機・焼却炉]

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久しぶりの好天で、待ちかねた薪狩り行です。
途中の八剣山は紅葉が朝日に映えて綺麗です。

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薪狩場に向かう山道は早くも晩秋の雰囲気。

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まず、前回切り出しておいた栗の小径木を回収します。
普段、ロードクリアランスが高すぎると思っていた、ライトエースノアもこういう荒地では実に頼もしい存在です。
雪が降るまで、後何回通えるでしょうか


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薪狩場にも沢山の雪虫が漂い始めました。(とても小さくてケータイカメラでは、上手く写りません)


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トドノネオオワタムシ      ウィキペディア(Wikipedia)より

トドノネオオワタムシは成長過程で、トド松とヤチダモの樹木の間を移動して生活します。
特に、晩秋のトドマツからヤチダモへの移動は群飛と言えるほどの密度となり、あたかも雪が舞っているように見えること、さらに北海道ではこの群飛が見られると間もなく初雪が降ることから雪虫と呼ばれ、親しまれています。

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北海道では朝晩の冷え込みが厳しくなり、雪虫が見られるようになると1~2週間で初雪が降るとよく言われています。
もうそこまで冬が迫ってきています。
薪狩を急がなければなりません。

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風邪のせいか、最近、水泳後のような耳鳴りがするので、イヤーマフを初めて使うことにしました。

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チェーンを新調した中古のZENOAHG365は、すこぶる快調です。
(今まで切り出した薪の量を考えると充分元が取れたのではないでしょうか)

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せかされるように幹径40cmもあるカラ松を根元から玉切りしているうちに、幹が橋を掛けたような状態になった。
チェンソーの背で下から切り上げて着地させようとしたところが、上皮一枚が繋がっていて落ちていかない。
思わず、上からチェンソーを入れたら、幹がミシッと下がってチェンソーが締め付けられて全く動けなくなってしまった。
最悪!
長いスパンの中央部なので、圧縮圧力が半端で無い。
枝が周囲に張り出しているので、地面までかなりある。
担ぎ上げようとしても微動だにしない。
あいにく、今日は私一人で回りに誰もいない。
チェンソーをこのまま置いて帰るのも癪に障る。

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ノアのジャッキで持ち上げれないかトライすることにした。
輪切りにしてある玉を積み重ねジャッキを入れる。
事故が起こるとするとこんな瞬間だろう、ジャッキが外れた拍子に下敷きにるとかを想像してしまう。
携帯を取り出しやすいポケットに移し、
体が退避できるように遠ざけながら慎重にジャッキで持ち上げるがパンタが伸びきって幹は動かない。

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急遽、台座に太い枝を挟んで、再度チャレンジ、何とかチェンソーを開放できた。

もう夕方、くたくたです。ここで止めて撤収することに。

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家の薪置き場はそろそろ満杯、雪が降る前にもう数回通うことができれば、長かった薪狩りも終了です。
これだけの量の薪が有れば、秋口から初冬だけ火楽しむように大事に使うと何シーズンも薪ストーブを楽しむことができそうです。
もちろん、石釜もバンバン使えるしね!

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nice!(48)  コメント(14) 
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コメント 14

tsun

持たれている写真を見るとチェーンソーが思いの外大きく、楽しそうに思えた薪作りがとても重労働なのだと分かりました。
結構重たいんでしょうね。

父は昭和9年生まれの80歳、最近は好きなゴルフもあまり行ってないようです。
by tsun (2014-10-17 14:49) 

ma2ma2

雪虫でましたか?
車にぶつかると車が汚れるのですよね!
来週ぐらい初雪でしょうか?
by ma2ma2 (2014-10-17 17:24) 

GG233334

ひゃあ~、雪虫ってこんなに小さかったんですか。あ、もしかして、ロートレーさんの手が大きいから雪虫が小さく見える……とか?(笑)
チェンソー名人のロートレーさんでもミスをするんですね。でも、その後の慎重なリカバリーは流石です~。
by GG233334 (2014-10-17 18:03) 

ニッキー

大事なチェ-ンソー、解放出来て良かったですねぇ(^O^)
でも事故にだけはお気をつけくださいね<(_ _)>
薪置き場がいっぱい(^-^)
暖かい薪ストーブや美味しい石窯での料理、思いっきり楽しめますね(^_^)v
by ニッキー (2014-10-17 18:10) 

yoko-minato

寒い地方では薪は必需品のようですね。
薪ストーブなんて憧れですが、本当の寒さを
知らないから言えるのでしょうね。
男手のない家は大変でしょうか!
by yoko-minato (2014-10-17 18:15) 

ロートレー

tsun さん こんにちは!
チェンソーの重さは、4.5Kgぐらいの中量万能機です。
そこそこの重さですが、切る際は、ほとんど力は使いません。
問題は、その後、藪の中に切り落とした原木を運び出すのは結構汗をかきます。でも楽しんでやってますよ。

お父さん健在で何よりです。tsunさんのことですから、大事にされていることでしょう。
by ロートレー (2014-10-17 21:26) 

ロートレー

ma2ma2 さん
街中で、2~3匹飛んでいると風流ですが、ヤチダモが沢山ある林の中なので
とにかく沢山ふわふわ漂っています。
写真に撮ってお見せしたかったのですが、良いカメラと良い腕が必要です。
土日月は多少暖かくなるようですが、その先は何時雪が降ってもおかしくないようです。
by ロートレー (2014-10-17 21:40) 

ロートレー

G233334さん
雪虫は、うっかりすると、鼻の穴から吸い込んでしまうくらい小さな虫です。
こんなに大量な雪虫は私も初めてでした。
チェンソーは、トーシロです。なんとか事故なくやってこられたことに感謝です。
by ロートレー (2014-10-17 21:51) 

kinkin

通常の鋸でさえ、一度食っちゃうと、どうしようも無いですよね。
別な方向から斜めに入れて抜くか今回の様に持ち上げて抜くかのどちらか
ですもんねお疲れ様でした。
苦労の甲斐あっての温かい屋内の冬が迎えられると良いですね。

by kinkin (2014-10-17 22:03) 

ロートレー

ニッキーさん
レスキューできてどっと疲れが出ました。必死でしたから
思わずガイドバーが曲がっていないか確かめました。
幸い、物損なしでほうほうのていで逃げ帰ってきました。
薪を確り備蓄できたので、ストーブも石窯もまた楽しみたいです。
by ロートレー (2014-10-17 22:04) 

ロートレー

yoko-minato さん
北海道でも原木をただで入手できる山間部の方は日常的に薪ストーブを使っているようですが、ほとんどの方の暖房は灯油ストーブ(タイマーつき)です。
朝起きる頃には、部屋が自動的に暖まっていますし、温度設定が楽ですから
都市部で薪ストーブを使うのは、どちらかと言うと贅沢な趣味の部類かもしれません。
オール電化住宅に住んでいて、気分で薪ストーブも楽しむといった感じです。
割った薪を買える方にとっては、男手なんか必要ありませんよ
by ロートレー (2014-10-17 22:23) 

ロートレー

kinkin さん
手動のウインチを持っていたのですが、伐採後で立ち木が一本もなくて、使えませんでした。
咬まれないように、慎重に作業していたのですが、うっかりやってしまいました。
怪我せずここまでやってこられたことに感謝しなければなりませんね。
by ロートレー (2014-10-17 22:36) 

駅員3

お疲れ様でした。
今度車にウインチをつけるか、ハンドウインチを装備されたら如何でしょうか?
くれぐれもお怪我の内容に(^_-)/
by 駅員3 (2014-10-20 07:48) 

ロートレー

駅員3さん
そういう手がありましたか
ジープには、悪路脱出用の、ウインチが装備されていますものね。
by ロートレー (2014-10-20 18:10) 

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