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主翼桁の荷重強度検証 (32) DIYで飛行機 [機体設計]

飛行機の荷重の大半を負担するのが主翼のメインスパーとなるので、設計にあたり、その強度について慎重に検討することにします。
まず、手元にある木製機の設計図から参考データを集めて表にすると

桁高度4.JPG      (注 MARIAH には翼支持支柱あり)

自作ULPモグラーは低翼を採用するので、桁高(ウェブ高)は膝下に収まる最大許容高180mmとしました。
主桁構造は、同じ桁高のKR2が採用している、ボックスビーム形式を踏襲します。
また、KR2は、木製主桁ながら、+-6Gの荷重強度を実現しているので、自作機はキャップサイズ、ウエブ合板厚さも、KR2と同等に製作することにします。

しかし、問題はKR2の ウィングスパン7.5m に対して、自作機のウィングスパンが10mもあることです。
スパンが増加するとウイングルートの荷重(モーメント)も増加します。
荷重は、翼の根元の桁部分が極大になるので、スパンの相違が強度面に与える影響を検証してみることにします。

スパン強度.JPG

以上から、ULPは翼のスパンが大きくても、総重量が小さいため、その結果、翼根元に係る荷重モーメントが、KR2のそれより少なくなることが分かりました。

言い換えると、自作ULPの桁断面をKR2と同等の桁断面を持たせると、たとえスパンが長くとも、KR2よりも大きなGに耐えられる・・・・・・と思う。

KR2の荷重強度+6Gは、FRPカバーリングにより強化されたものなので、主桁だけで6Gに耐えられる保証はないとしても、ULPの桁強度としてはかなりの水準になるのではないか・・・・・・と思う。



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