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枕元のスイッチでパワーウィンドを可動にする(トライ編その1) [車中泊改造・装備]

車中泊で就寝中に一番困るのは、窓の開閉です。
室温が高く寝苦しくて窓を少し開けたい!
明け方、気温が下がってきて、開けてあった窓を閉めたい!
そんな時、寝ぼけ眼で寝床から抜け出し
寝床確保のために運転席に積み上げられた荷物を掻き分けながらエンジンを始動する。
こんな経験ありませんか?

1,2泊の車中は苦なら良い想い出ですが、長期に旅行をするとなると苦痛の種、何とか解決できいないものでしょうか。
問題解決に向けてトライしてみました。。


 枕元のスイッチでパワーウィンドを作動可能にする(トライ編)
1.車のヒューズボックスを調査する。

(1)ヒューズボックス内のヒューズの中ででリレーコントロールに電源を供給している場所(ヒューズ)を探し出します。
  クルマの取扱説明書注意深く読むとどうやらこれというヒューズが特定できました。

(2)エンジンキーをACCの位置まで回し、リャウィンドが開閉することを確かめてから、(1)のヒューズを抜き、再び試すと今度はリアウィンドが開閉しない。
 ピンポーン。 このヒューズがパワーウィンドのリレーにACC電源を供給しているようです。

(3)ヒューズを抜いたソケットには2個の小さなスリットがありますので、どちらが電源側で、どちらがリレーコントロール側かを確認しておきます。
  エンジンキーをACC位置まで回した状態で、検電器の針をスリットに接触させ、検電器が点灯する方が電源側、点灯しない方がリレーコントロール側です。  (検電器はカー用品コーナーで扱っている安価なペンシル型が便利で確実です。)

(4)次に他のヒューズの中から、リレーコントロールと同等の容量を持ち、常時電源が供給されている場所(ヒューズ)を探します。
  (シトロエンXMはパワーウィンドに常時電源が供給されていたのでこれを使用することにしました。)
   (3)と同じく、どちらが電源側か確認します。

(5)理屈上は、エンジンOFF時に(4)のヒューズソケットの常時電源からから〈2〉ヒューズソケットのリレーコントロール(ACC電源なので通電していない)へ常時電源を供給するように配線してやれば解決するはずです。
配線を固定してしまうと、もろもろの機器が生き返ってしまいバッテリーがたちまち干上がりそうなので,必要な時だけ通電するようスイッチを間にいれることにします。
大容量の電気が流れるので並みのスイッチじゃもたないので、ここはカー用品のリレー(スイッチ)を使用することにします。
ここまではおさらい。



2.おっかなびっくり配線を開始しします。

(安全のためエンジンキーをOFFにして、常時電源が供給されているヒューズへの接続は一番最後にして、無難と思われるところから仮組みしてみることにします。)

(1)スイッチ系の配線(3A)
エンジンOFF時にリレースイッチを作動させるので、枕もとの手元スイッチには、常時電源が必要です。
幸いXMの後部座席の足元(今は床下)に有るシガーソコンセントが常時電源だったので私はこれを使うことにします。
プッシュスイッチ、シガーコンセント間を細い電線で配線ます。

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完成したばかりのサイドパネルにパイロットランプ付きプッシュスイッチを取り付けます。

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後部座席のアームレストにあるパワーウインドのUP,DOWNスイッチを照らす位置にLEDランプもつけました。
配線の延長は、半田と絶縁テープでやってみました。

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パネルの裏側でプッシュスイッチ、LEDランプの配線をジョイントします。
スイッチONで、LEDが点灯するように結線して後部座席のシガーソケットまで3線(パイロットランプ付きの場合)のコードで送ります。(
あとでパネルを脱着する時のことを考え、不慣れなギボシを使いジョイントしました。
ギボシのカバーに2線を通すのが想像以上に難しく、手間取りました。そんな使い方はまずかったのかな~

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右サイドのスイッチはパネルに取り付けできたのですが、左側には取り付け場所が見つからない。上がりかまちに付けようにも板が厚すぎる。途方にくれて道具箱をまぜかえしているうちにこれを見つけました。
ブルーシートを張るときに取り付けるクリップ、穴の大きさがプッシュスイッチにぴったり!

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助手席の裏側ポッケットの端っこにクリップして配線を後部座席のシガーソケットまで伸ばしてやりました。
コードを長めにしておいたので、手元まで手繰り寄せることも可能です。

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次に、後部座席シガーソケット周りに集まってきたコード達(左スイッチ2線、右パイロットスイッチ3線、シガー電源2線、助手席にあるヒューズボックスまでの送り2線)をジョイントしなければならない。

こんなとき住宅の配線なら、ジョイントボックスを使用するけど、これに替わるものはないかと探したら格好のものが見つかりました。
そうです、ネガフィルム用のパトローネです。

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パトローネの蓋に必要な数の穴を開けます。本体の底にも穴を開けます。

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パトローネ本体は、シガー電源近くの邪魔にならない位置にネジ止めします。

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蓋にコードを通して、ストリッパーで皮むきして

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スリーブを圧着ペンチでかしめ

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配線ジョイント完了したパトローネの蓋を先ほど取り付けたパトローネ本体にパッチンとはめるとスイッチ回りの配線までは完了です。
たるんだ配線を導入穴から追い出すと、チョット自慢したくなるような出来栄えになりました。

今回の記事は如何だったでしょうか?

少しはお役に立てましたら
下記のガッテンボタンを押してからお帰り下さい。

次回はいよいよヒューズボックス内の配線に挑戦します。ご期待下さい。

次回も頑張ります。

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