然別(しかりべつ)コタン2014 [散歩・散走・旅行]
しかりべつ湖コタンは毎年厳冬期に然別湖畔・氷上に作り出される氷雪のコタンで、「氷のバー」や「氷上露天風呂」が東南アジアの観光客に大人気らしい。
しかりべつ湖コタン2014 は 2014年1月25日(土)~3月31日(月) の期間で開催されていて、期間中、帯広ー然別の往復バス(拓殖バス)料金(2,900円)が無料で運行されています。
タウシュベツ・アーチ橋ツアーに参加するためにJRで帯広に行くこの機会に、然別まで足を伸ばさない手はありません。
3月6日、JRスーパーとかち4号でAM10:30に帯広駅に到着、駅前のバスターミナルからAM11:00発然別湖畔行き拓殖バスに乗り込む。
折から釧路沖に低気圧が進出して、その影響で十勝地方は強風圏に入ってしまったようです。
到着して見れば、然別湖畔は地吹雪が吹いているものの、幸いなことに、快晴でした。
湖氷に向かって階段を下りていく先にコタンの建物が点在しています。
正面の山が唇山。 今は上唇だけですが、夏になると湖面に下唇が映ります。
コタンへ続く道。 正面奥が氷のチャペル。
昨夜来の猛吹雪で、ゴーストタウンのようですが、週末の観光客のためにスタッフが甲斐甲斐いしく除雪・補修作業を進めていました。
氷のホテルのひとつ
室内には氷のダブルベッドが備えられていて、暖かい寝具がレンタルされて、有料で宿泊できるそうです。
北海道の私たちには、遠慮したいところでも、雪を見たことも無い南国の観光客には、満天の星など一生忘れられない強烈な思い出を残してくれるのでしょう!
コタンの左奥に、有名になった氷上露天風呂があり、ホテル風水から長いパイプで温泉がそそぎこまれています。 これぞ源泉掛け流し
男女別々に露天風呂があり、確りと冷房された氷の更衣室があって、寒さと暖かさの両極を楽しめる趣向になっておりま~す!
長崎からこの風呂に入るのを楽しみに来たSさんの満足そうな笑顔を一枚取らせもらいました。
コタンの最大の目玉は、全国的にも有名になった「氷のバー」でしょう。
スキップフロアーの2階建て作りで、想像以上に大きな建築物で、湖畔の地面上に建設されています。
これだけの氷の構築物を構造的にも強固に作るためには、型枠も重機も使う必要もあるし、重量の点からも地上に作らざるを得ないのでしょう。
室内の豊かな空間をいろいろの角度から楽しめるように、デザインされているので、専門家が参加しているのでしょうね!
週末には、また多くの観光客で賑わうことでしょう。
宿泊できれば、夜のイルミネーションが一段と素晴らしいのでしょうが
私たちは、帯広泊なので、そろそろ帰りのバスの時間です。
殺風景で寒さしかなかった北海道の冬の湖畔に、寒さをファンタジーに変え、一冬限りの力作を無料で開放してくださった実行委員会の皆様、ボランティアの皆様
私たちを含め、訪れた多くの人たちに感動をありがとうございます。
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なまら寒そうですね!
夜ライトアップだと幻想的ですが、バーで飲んで寝ちゃうと危険ですね(笑)
by ma2ma2 (2014-03-10 19:33)
露天風呂の写真を取るのにはだしになったら、うすたら寒かったです。
昼間でも零下7度くらいですから、朝方は零下12度を下まわるでしょうね。
寝込んでも、ちゃんと冷凍保存されるので安心です。(笑)
by ロートレー (2014-03-10 20:40)