NA6サイドシル修復作業は、車を使用しながらマイペースで続けていますが、その近況を報告します。
1.リヤフェンダー内に排水路を付ける。
NA6サイドシル腐食の最大の原因であるリヤフェンダー内の結露水(浸水)を排出するためリヤフェンダーからサイドシル内部に貫通する排水路を開口する。
サビで排水路が詰まらないようにストローを挿入
周囲の隙間をエポキシパテで埋めて排水路完成。
2.リヤフェンダーにパッチ(補修鋼板)当てる。
(1)パッチ周囲の研磨
患部のリヤホイール側はかなり腐食していますがここを削リとってしまうと収拾が付かないことになるので出来るだけ原型を崩さないように内部にエポキシパテを充填し表面はアルミパテで補強整形する計画です。
アルミパテの喰い付きを良くするために地金が出るまで研磨してPOR-15 METALREADYで下地を整える。
(2)パッチの受け材を取り付ける。
当初、傷口を覆うように薄鋼板を貼り付ける予定でしたが、ポリ板で試したところ、思っていたより出っ張りが大きいので、貼り付け方を改良します。
受け材を介してパッチの左右、上部をフェンダーと面一にする。
下部はフェンダー底部の外側にかぶせる。(視野に入らない部分)
受け材の整形
鋼板の受け材もパッチのカーブに合わせて曲げる。
開口部のパネルの裏側に、パッチの受け材をアルミパテで接着する。
アルミパテは、硬化時間(作業時間)に余裕のあるHolts MH145を使用しました。
(3)パッチ(補修鋼板)で開口部を塞ぐ。
受け材が固着したのを確認したら、
パッチのカーブがきつい部分をボデーの曲線に合わせてわずかに丸め。
ブラインドリベットで止めるための下穴を開け、
アルミパテをたっぷり付けて、鋼板パッチを開口部に接着する。
取り付けた鋼板パッチの上部をブラインドリベット(スチール)で受け材に固定して密着させる。
下部はフェンダー下部に重なるように、アルミパテをたっぷり付けて圧着する。
車のジャッキを利用してパッチ下部をフェンダーに圧着しました(12時間)
アルミパテによる鋼板パッチの完全接着が確認できたら、皿取りドリルでリベットの頭を除去する予定でしたが、安全を期してしばらくこのままにして作業を続けていきます。
(4) 鋼板パッチの周辺をアルミパテで平滑に均す。
アルミパテは硬化すると普通のパテに比べ硬くて研磨するが楽でありませんが、通常のパテより気泡が少ない分錆が出づらいとのことです。
パッチ周辺のフェンダー鋼板の補強を兼ねて、アルミパテを厚塗りして平滑に均します。(1回目)
練り合わせたパテが緩くてすぐに固まらないので何度かに分けて、徐々に盛り上げていきます。
(2回目)
(3回目) もう一息!
Holts MH145は硬化時間(12時間)が遅くて初期の位置決めや接着には扱いやすいのですが、この段階になると(研磨するために)もっと硬化時間が早いものでないと作業効率が悪くなります。
そこで電子防錆装置を購入したときのポイント2,708円を使って、速乾性のアルミパテを別に発注しました。
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NA6サイドシル修復http://kyoutan.jpn.org/uts/car/rustrepair/
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サビで排水路が詰まらないようにストローを挿入
周囲の隙間をエポキシパテで埋めて排水路完成。
2.リヤフェンダーにパッチ(補修鋼板)当てる。
(1)パッチ周囲の研磨
患部のリヤホイール側はかなり腐食していますがここを削リとってしまうと収拾が付かないことになるので出来るだけ原型を崩さないように内部にエポキシパテを充填し表面はアルミパテで補強整形する計画です。
アルミパテの喰い付きを良くするために地金が出るまで研磨してPOR-15 METALREADYで下地を整える。
(2)パッチの受け材を取り付ける。
当初、傷口を覆うように薄鋼板を貼り付ける予定でしたが、ポリ板で試したところ、思っていたより出っ張りが大きいので、貼り付け方を改良します。
受け材を介してパッチの左右、上部をフェンダーと面一にする。
下部はフェンダー底部の外側にかぶせる。(視野に入らない部分)
受け材の整形
鋼板の受け材もパッチのカーブに合わせて曲げる。
開口部のパネルの裏側に、パッチの受け材をアルミパテで接着する。
アルミパテは、硬化時間(作業時間)に余裕のあるHolts MH145を使用しました。
(3)パッチ(補修鋼板)で開口部を塞ぐ。
受け材が固着したのを確認したら、
パッチのカーブがきつい部分をボデーの曲線に合わせてわずかに丸め。
ブラインドリベットで止めるための下穴を開け、
アルミパテをたっぷり付けて、鋼板パッチを開口部に接着する。
取り付けた鋼板パッチの上部をブラインドリベット(スチール)で受け材に固定して密着させる。
下部はフェンダー下部に重なるように、アルミパテをたっぷり付けて圧着する。
車のジャッキを利用してパッチ下部をフェンダーに圧着しました(12時間)
アルミパテによる鋼板パッチの完全接着が確認できたら、皿取りドリルでリベットの頭を除去する予定でしたが、安全を期してしばらくこのままにして作業を続けていきます。
(4) 鋼板パッチの周辺をアルミパテで平滑に均す。
アルミパテは硬化すると普通のパテに比べ硬くて研磨するが楽でありませんが、通常のパテより気泡が少ない分錆が出づらいとのことです。
パッチ周辺のフェンダー鋼板の補強を兼ねて、アルミパテを厚塗りして平滑に均します。(1回目)
練り合わせたパテが緩くてすぐに固まらないので何度かに分けて、徐々に盛り上げていきます。
(2回目)
(3回目) もう一息!
Holts MH145は硬化時間(12時間)が遅くて初期の位置決めや接着には扱いやすいのですが、この段階になると(研磨するために)もっと硬化時間が早いものでないと作業効率が悪くなります。
そこで電子防錆装置を購入したときのポイント2,708円を使って、速乾性のアルミパテを別に発注しました。
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