廃盤エンジン・チェーンソーG365AV蘇生も追い込みに入ったので、石油ストーブ(RL-25C)を地下の作業場に持ち込み、ニードル調整です。


最初、簡易回転計(TINY-TACH)を使ってHニードル調整するつもりでしたが

不慣れで回転計をうまく操作できなくて、表示の数字には頼れないと判断したので、チェーンソーメーカー推薦のニードル調整値(位置)を出発点にして
分解掃除前の調整値(位置)との中間で最も回転が安定する位置を求めることにします。


最初にスロー調節ねじを高めに設定して、回転を安定させておいて、Hニードル、Lニードルの最適位置を決めた。
すべて勘(素人の勘ですから最適かどうかは怪しいですが)、でも息継ぎやバラツキがなくなり、回転が安定しているのでこれで使用上の問題はなさそうです。


今までスロー調節ねじを調節したことがなかったが、今回、指で簡単に調節できることが分かった。
それで、最初、エンジンが冷えているときはスロー回転を高く設定してとりあえず回転を保ち
エンジンが暖まって、勢いが付いてきたら、スロー回転を低く調節するとニードル調整とは関係なく良好なスロー回転を維持できた。


アイドリング中、時々アクセルを吹かして吹き上がりを確かめる。
無負荷(チェーンが付いていない)なこともあり、吹き上がりが急速で、シリンダーの焼き付きが心配なくらい快調!

満タンに給油して、連続アイドリングテストを試みる。

エンジンスタート後も安定したアイドリングが継続する。
7分経過した時点で、地下室が排気ガスで充満して息苦しくなってきたのでここでアイドリングテストを終了する。

これでテストはすべて終了し、G365AV は購入時点の状態をはるかに上回る好調な仕上がりとなりました。

毎回楽に起動するようになり、アイドリングは安定。吹き上がりもスムースでばらつき皆無です。
あとは薪狩り実践の中で微調整していくつもりです。

長くて辛かったチェーンソーの蘇生作戦は今日をもってようやく終了です。

なれぬ機械いじりで感じたことは

① 日ごろまめに手入れしていれば、つまらぬトラブルは激減すること
② 中古機械を購入する場合は、マニュアルや部品が流通しているか確かめてから。


延命なったG365AVチェーンソーはこれからも末永く存分に働いてくれそうです。

ようやく懸案事項が解決して気持ちもすっきり晴れやかです。快気祝いにG365AVのスプロケット(ガイド)バーを新品に交換してやることにしました。


互換スプロケット(ガイド)バーは sugihara made in japan


先端のロータリー機構に魅せられてしまった。給油口まで付いている。こういうのに男は弱いですね。



リフレッシュG365AV! 年はとってもまだまだイケそうでしょう!

雪解けが待ち遠しいです。


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