いよいよ、石窯のシンボル、天井ドームの製作に入ります。
理想的には、お椀型なんでしょうが、スペースの関係でかまぼこ型です。


大きな紙に、ドームの原寸図を書き、レンガを割付けます。
予算の関係で、ドームのレンガは基本耐火煉瓦を使用します

まだ耐火煉瓦積みの真っ最中なのですが、突然カッターの歯が使えなくなり、、発注したダイヤモンドホイールが到着するまで、レンガ作業は中断せざるを得ないので、その間、天井ドームの型枠を作ることにします。


構造用合板が余っていたので、合板上に型枠を作図します。


ジグソーで型枠(仕切り板)を5枚切り出し、クランプで挟んで細かな凸凹を鬼目ヤスリで整形します。


仕切り板を介木で結合して
ねじれを修正して、ドーム型枠の骨組みができました。
なんだか飛行機のバルクヘッドを作っている雰囲気で楽しい!


パン窯(焼き室)の壁部分が3段積み上がったので、アーチ部分の型枠を載せて,幅を確認する。
(型枠は、耐火煉瓦のドームが完成したら、バラして抜くことが出来るよう小さめに造ります。)


治具で型枠の高さを所定の高さに固定しておいて、


重量を受ける脚部を木ネジで止めます。
(ドーム部分の耐火煉瓦を積み上げ、乾燥後、型枠はばらして前方に抜き出す予定なので、インパクトドライバーで前方から木ネジを外しやすいようにねじの頭の向きなどを確認しながら脚部を組み立てる)


枠および脚部の組み立てが終わったら、アーチ部分に薄い合板をかぶせて、25mmコーススレッド(石膏ボード用)で固定する。


型枠が容易に抜けるように、アーチ部分にビニールシートをラップして、ガンタッカーで止め、剥離材の代わりにシリコンスプレーを吹き付けてみた。


予め作っておいた合板のスペーサーを挟みながら、両側から積み上がって行きます。


煙突口(めがね石)には、ガーデン用品のピラーを利用します。
ピラーを型枠に乗せ、周りのレンガをピラーに合わせてカットします。


煙突周りのレンガカットを完了

一旦周りのレンガを降ろして、ピラー周りを養生します。


ピラーの筒の内側の隙間を紙粘土で塞ぎ、


隙間の紙粘土を目地コテで均しておけば、型抜きしたあと綺麗な排煙口が開いているはずです。


そのために、筒の外側の隙間はアサヒキャスターをシッカリ詰めておく
レンガの壁と型枠の間の白い線は、紙ねんどで、アサヒキャスターのノロが入り込まないように詰めたものです


ドームの耐火煉瓦を全部積みあげたら、三角の隙間部分が均等になるようにレンガ全体を調整します。
(横目地が3cmと非常に広くなるので、バランスを取って縦目地も広げた)


三角の隙間部分の狭い部分にアサヒキャスターを練って付き固めていきます。


突然の土砂降り
もし、屋根が無かったら、せっかく積んだレンガのアサヒキャスターが流れてしまうところでした。


ここまで、アサヒキャスターを4袋使い、残りはもう1袋しかありません。


そこで、隙間の狭い部分を詰め終えたら、広い隙間には、耐火煉瓦のかけらを詰め


ゆるく練ったアサヒキャスターで表面を仕上げました。
(これでなんとかアサヒキャスター半袋を残すことができました)

アサヒキャスターの固まるのを待って、明朝はドキドキの型抜きです。


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