リチャード・ノイトラの建築作品にぞっこんだった頃、レンガ造りの床の片隅にさりげなく置かれた葡萄酒醸造ビンが実に様になっていて、山荘風建物の雰囲気を引き立てているのが忘れられませんでした。

ある日、ふらりと入った古道具屋で似たようなビンを見つけて、思わず買ってしまった。
たしか、3,000円程度だったと思う。

籐編みの菰がついたものもあったので、かつて実用品として使用されていたものだろう。



しかし、家では、山葡萄を大量に採取したとき、使用したことがあったきりで、いつの間にかあきて屋根裏に打ち棄てられて、忘れていた。


ところが、今年6月に金沢にくるま旅した時、宿泊したホテルのロビーの暗めのフロアーでテーブルスタンドがとてもよい雰囲気で映えていました。

台は、とても高価そうな大振りな花瓶で、セードもそれに見合った大振りの確りとしたシンプルなもの


どこがいいのか旨く説明できないのですが、しっかりした質量感のある花瓶とそれを照らすゆったりとしたやさしい灯がそこだけ特別のスポットをかたち作っている。

これと全く同じものを手に入れることは到底出来なくとも、この雰囲気はいただけないものか


しばしソファーにすわり想い巡らして入るうちに、あの醸造ビンのことを思い出した。

大きさは、この花瓶にひけは取らない。

充分な大きさの、シンプルなセードを取り付けることが出来れば、アウトドアリビングにぴったりのテーブルスタンドになるかもしれない。


 
有)ランプ・シェード

醸造ビンに負けない大きさのシェードと言うことになると直径40cm程度はあったほうがよさそうです。


取り付け方式は、ソケットをホールドする形式にしたい

 MONOTARO
ビンの口にシリコン栓を取り付け

 MONOTARO
シリコン栓の上にレセプタクルを取り付けることができれば、ビンに穴を開けなくとも済みます。


このテーブルスタンドをアウトドアリビングのレンガ造りのソファーの脇に置いたら、屋外なのに室内のような微妙な錯覚効果が出せるはずです。
夕暮れて、灯をともしたら絵になりそう!  わくわくしてきた!

発注した部品が届いたので、早速製作にかかります。


シリコン栓、シェード口金、レセプタクルを結合するために木製のパーツを製作します。


ドリルにくわえさせて、綺麗な円形に研磨して


6mmボルトでシリコン栓を緊結する。


シェード口金にレセプタクルを取り付る穴を開け


シリコン栓、シェード口金、レセプタクルを結合する。


通電テストはOK





あまり苦労せずに、ほぼ計画通りに完成しました。





日常生活に生かして使えることになって満足です!




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