表1  樹種別の木の強度


 注:農林省林業試験場木材部編(昭和51年)より。

主要構造材(胴体フレーム、翼桁)はコストパフォーマンスを重視して、道内で安価に、容易に入手できる蝦夷松を使用することにしました。

(1)道内のホームセンターでは蝦夷松のプレーナー仕上げ無節小径材が廉価で販売されているので、少量ずつでも買い足すことが可能です。

(2)耐久力極小とあるのは、とても気になるところですが、これは決して設計強度がないという意味ではなく、建築用材として使用する場合、湿らせると非常に腐りやすいということです。
塗装することにより解決できる欠点なので、貧乏ホームビルダーにはむしろ見っけ物です。

(3)ちなみに樹種別強度表によれば、蝦夷松は、高級材のシトカ・スプルースに近い強度を有しているのですから意外に高強度ともいえます。

そこで、接着剤は水に強いエポキシ系、内装材には浸透性塗料、外装(航空機用合板)はポリウレタン塗料を使用して耐久性向上に対応したいとおもいます。


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