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DIYで飛行機造り(28) 航空機用合板 [自作飛行機資材・機材(検討、調達)]

1.1mmimg55658696.jpg北零WOOD提供   1.1mm航空ベニヤ


自作ULPモグラーは、薄厚航空機用合板(1.1mm)でカバーリングして、機体強度の確保と滑空性能向上を図る計画です。
合板自体の重量は、同強度のアルミシートの約70%程度と軽いが、合板の弱点である耐湿性をカバーするために塗装すると、塗装後の重量はアルミシートと結局同等程度になってしまう。
しかし、国内合板採用の最大のポイントはなによりも価格の安さです。
塗装費用を含めても、熱処理した輸入アルミシートに比べて、半額程度の費用で入手できるのですから、
貧乏ホームビルダーにとって、塗装の手間など惜しんでいられません。

胴体トラスの作成段階になったので、当面必要となる航空機用合板を発注しておこうと、かねてから格安商品として目星を付けていた北零WOODのウェブショップにエンターしたら、なんと、肝心の1.1mm航空ベニヤ(3’×6’版)が売り切れ表示になっている!

ガーン! 一瞬、目の前が真っ暗になった。

偉そうに、国内航空機用合板採用の能書きを述べていたが、このメーカーから入手出来ずに、模型店から購入したり輸入したりすると価格は2倍以上になって、乏しい資金面から飛行機自作の計画は頓挫してしまう。
そうなると細々と買い集めた品々も、ガラクタの山。

完全に慌てていた。  完全に浮き足立っていた

北零WOODへ出した照会メールの返信も待ちきれなくて、直接電話をかけて交渉することに。

「数量によっては、供給できるかもしれない」 との回答。

本当は、制作進行に合わせてちびちび購入する計画だったが、こういう事態になると悠長に構えていられない、全量一括で申し込む。 それさえ購入が保障されている訳でない。

「数量分の供給可能か、確認して、後ほどお電話します」 ということになって電話を切る。

返事を待つ間、「全量入手できなければ、合板つぎはぎだらけのオンボロ飛行機にならざるをえないなー」とか
「主翼Dチューブ部分だけ航空機用合板を使用して、後縁部分はダクロン貼りにしたら、スタイロリブでは強度的に持たないだろうから設計を最初からやり直さなければならないかな~」とか心は乱れに乱れる。

待つこと暫し、北零WOODから 「全量用意できました」との電話       

たすかった~

一時は、どうなるかと思ったよ! 

DIYで飛行機なんて安直なこと言ってたのに、結構きわどいことやってたんだな~

結局、1.1mm合板25枚,1.6mm合板2枚、3mm合板2枚を一括発注しました。





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ミュウミュウ 公式

お世話になります。とても良い記事ですね。
by ミュウミュウ 公式 (2013-06-29 10:06) 

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