3.断熱眼鏡石の作製

 ケイカル製の断熱眼鏡石(200mm径)は1万円以上で売られていますが、安価な園芸用
 パーライト(18L1,000円くらい)を使って自作します。




(1) 作った眼鏡石枠〔内枠)を型枠として利用して、パーライト製眼鏡石を作る。

   型枠に剥離剤を塗り、
   外煙筒(200mmスパイラルダクト)に養生用プラダんを巻きつけて、
   煙突口の型抜きに使います。

  
   
   バケツにドライモルタルを緩く練っておき、パーライトを少しずつ入れて
   適当な粘度になったら型枠に投入する。(を繰り返す)

  
   
  定量(厚さ12cm)に達したら、付き固めて平らに均す。

  暫くすると、水が浮いてくるので  
  もう一度丁寧に均してドライモルタルを振り掛けて、仕上げにします。
  生チョコの質感!

  

  使った材料は、パーライト18L(18L1,100円)、ドライモルタル15Kg位(20Kg600円)
  1,700円で 断熱眼鏡石が作れた。

   
  翌朝、まだ固まりきっていないうちにスパイラルダクトを抜いてみた
  いいじゃない!
  
 
 数日後、型枠を外すにはちょっと早いと思ったけど、次の工事で使う、眼鏡石枠が
 使いたかったので、型枠を外してみたら、角が少し欠けてしまった。

 
 押さえ枠をつけたまま打ち込んだ室内側は、均せなかった隅のほうが、雷おこし状態です。

 ま、実用的には問題ないので、使用するまでこのまま乾燥させておくことにします。  


  モルタルが15Kg近く入ったので結構な重量になってしまったけど、パーライト18L
  入りの断熱性能に期待することにします。