停電時に、ポータブル発電機(屋外)を屋内電力配線(屋外作業用コンセント)に繋ぐこと自体は違法ではありません。

しかし、停電時に、ポータブル発電機(屋外)から屋内電力配線(屋外作業用コンセント)に給電する場合は、電力復旧時の事故を防止するために、手動または自動装置を使って電源を切り替える(1電源のみを選択する)必要があります。
(2電源を同時に同一回路に接続できない)

前記事
エンジン発電機を屋内配線に接続するための法的な要件(抜粋)
https://lawtray.blog.so-net.ne.jp/2018-11-06-01



理想は、回路切り替えSWを使用して、分電盤側が、1電源を選択することができると一番よいのですが、切り替えSWのスペースが必要で、そのために既存の分電盤や配線ををかなりいじる必要があり、ます。

使用頻度(災害の発生頻度)を考えるとセーフティープルーフだけのための大改造は気が重い。

となれば、逆に既存の設備、配線を徹底的に活用して、最少の改造で、手間をかけずに目的を達する方法を考えてみます。


1.単相3線200vの屋内配線

我が家の商用電力は単相3線式200vです。






従来の分電盤(改良前)
我が家の電力は単相3線200vなので、100vの回路が2系統あります。(上段と下段)
屋外作業用コンセントからポータブル発電機のインバーター100Vを供給しても、肝心のWifi やPCのコンセントが別系統にあるためそのままでは使えない。
ポータブル発電機から家全体の屋内配線に100Vを給電するためには、残る1回路にも給電する必要があります。



2.渡りSWを増設して、停電時に2回路全体を使用可能にする



(画面不鮮明の場合は画面をダブルクリックしてください!)





商用電力使用時、渡りSWはOFF(細い針金でSWヒンジ固定)
停電時、発電機から給電するときは、渡りSWをONにして、屋内回線全体に発電機からの給電を可能にします。


(画面不鮮明の場合は画面をダブルクリックしてください!)


3.操作手順

システムとしてフールプルーフに欠ける欠点は、分電盤に必要な操作方法を分かり易く表示して誤操作を防ぐことにします。

(1)自家発電機の起動手順を略記しておきます。
①停電が長時間になり、自家発電する時は、分電盤の遮断レバーをOFFにする。
②渡りSWをONにする。
③自家発電節電ブレーカーのみをONにする。(その他はOFFにする)
④ポータブル防音発電機を起動して、屋外作業用コンセントから給電する。

(2)電力復旧手順
①周囲の状況から商用電力の復旧が確認できたら、ポータブル防音発電機を停止して、給電ジャックをコンセントから抜く。
②渡りSWをOFFにする。
③分電盤の遮断レバーをONにする。

これで突然のブラックアウトにもバタバタ騒がず冷静に対応できそうです^^

(分電盤内部の結線には資格が必要ですのでご注意を!我が家の婿殿が、資格保有者なので指導を仰ぎました。)



次は、日中、電気溶接機が使えるように契約アンペアの変更を目論みます。
info

契約アンペア変更について(北海道電力)
お使いになる電気機器が少なくなった場合や、頻繁に契約用安全ブレーカーが切れる場合は、ご契約アンペアの変更をお勧めします。お申し込みの手続きは電話1本でOK。ご契約アンペアを変更するために必要な契約用安全ブレーカーの取替工事は、当社が無料で行います。
ほくでん契約センター 0120-12-656


契約アンペア(A) 10A      15A        20A     30A
基本料金     334円80銭    502円20銭      669円60銭  1,004円40銭
色(つまみ)    黒        黄           青     赤

契約アンペア(A) 40A       50A       60A
基本料金     1,339円20銭  1,674円00銭   2,008円80銭
色(表面)       グレー    茶        紫