事の始めは、晩秋の秋晴れの日


好天続きの、カーポートの床がぬれている。


前にもそんなことがあったなと見上げると天井にしずくが!  
この上の部屋にはには深夜電力電気温水器がある。  ひょっとしたら・・・・・・


床下にもぐると、天井から水が滴り、天井の石膏ボードが崩れ落ちている。
濡れたグラスウールを外すと、電気温水器の排水管から水がにじみ出ています。
早朝の通電時に、逃がし弁から吹きこぼれた湯を流してやるのが排水管の用途です。


配水管に錆でもたまってオーバーフローしている公算大と判断
温水器をずらし、パイプクリーナーを使って排水パイプを掃除したら多少は良くなったものの状況はそれほど変わりません。


ちょうどそのころは、屋根の張替え工事が追い込み作業に入っていて、排水管修理に時間を割くことができなくて、今日まで、水受けの洗面器にたまった漏水を数日毎に捨てて過ごしてきました。

塩ビ配管の修理は気の重い仕事です。
すべて糊付けされていて、ユニオンなど使っていないので、管材はもちろん、壁や天井をかなり広範囲に取り壊さなければならないからです。

そして今日、重い腰を上げて、漏水の水捨ての生活からおさらばすることにします。


温水機室の床から排水をを受けているエルボから漏水しているのを確認して


エルボを切り離す準備で、管の横引き部分をバンドで固定して


塩ビソーで切断する。


外してみると、こんな変な割れ方をしています。排水詰まりで水がたまった時に,凍害にあったのかもしれません。


新しい交換部品を組み立て


天井から垂れ下がっている排水銅管に


かぶせるように、交換部材を取り付けて


ずり落ちてこないように受け材で抑えます。


天井の取り壊し作業をさけて、横引き管は新たなルートに敷設します。


2/100 の水勾配を取り、途中に吊金具をつけて管の垂れ下がりを防ぎます。


建築時に設けてあった縦樋に接続して、修繕工事は終了です。

心の重荷が取れてどっと安堵

狭い床下での仰向いての仕事だったので、グラスウールの埃を浴びて、顔も身体もチクチクです。
はやっく風呂に入りたい!
その後は、久しぶりにビールでも飲もうかな~^^