サイドシルのメス型に目止めのラッカーを吹き、乾燥後離型剤のカリセッケンを塗り広げます。


離型を助けるため取っ手を埋め込み


所定の位置まで石膏液を満たして乾燥させる。


翌日、離型する際に取っ手は役に立たず、結局、ゴムハンマーで裏からトントンたたくとストント落ちてきた。
オス型は、患部の錆で膨らんだ部分が飛び出しています。


オス型を修正する前に、ロードスターの反対側の左側リヤーサイドシルでカーブを確認します。
前後には、ほぼストレートの2次曲面なので板金はそれほど難しくないはずです。


オス型の削りすぎを避けるため、軽く着色スプレーしておきます。(耐熱塗料が余っていたので黒にしました)


ボードやすりを使用して、錆で膨らんでいる部分を削り、ラインをストレートに修正します。
車体にヤスリを掛けると多分このように穴が開くはずです。
このオス型で、補強方法を検討し、鋼板パッチを形成する際の治具として使用します。


ついでに、メス型にモルタルを流し込み、補強用の金網を埋め込みます。(金網を2枚入れてモルタルで充填する)
こちらは板金の際の金型代わりに使えないか試作してみることにしました。


モルタル製のオス型が出来たので、石膏型を参考にしてボードヤスリで錆びのふくらみ部分を削り取りラインを整えます。


モルタルを流し込んだ翌日で、硬化してないせいか、意外に楽に削れて、綺麗に整形できました。


ポリ板をドライヤーの熱で曲げて、板金ベンディングのシミュレーションをして見ます。


2次曲面でピッタリカバーできることを確認できました。 (鋼板をどうやって曲げるかが問題ですが)
万策尽きたら、このポリ板で誤魔化すのも有りかも

モルタルにこの程度の加工性があると事前に分かっていたら、石膏のオス型は最初から作成する必要はなかったかな~。


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