ロードマップにダイナミックな外浦の風景が続くとある38号線は道路も細くて厳しいタイトなコースで、なかなか走行中に風景を楽しむ余裕は生まれない。
運動神経が鈍った来たのを自覚させられ、脱輪しないよう、ひたすらハンドルを握り締め、路肩を凝視して、目的地の輪島を目指す。



6時前に、輪島朝市駐車場に到着、まだ係員もいない。



朝市の露天が準備中なので、ぶらぶらしながら6時開店を待ちます。



既存の商店街の店先を借りて市が建つ、

私は商店の看板犬、売り物ではありません。



鮮魚店が多い、平日、早朝で観光客はまだ少ないので、両側の店から呼び込みの声を一身にうけて気恥ずかしい








おおきなアルミの鍋に、じっくり味の滲みたおでんを入れて売っているおばあさんがいた。

朝市の関係者と思われる人たちが、早くも、朝飯代わりか入れ替わり立ち代り買いに来る。

これは、きっと旨いのかも?

大きながんもと豆腐を頼んだら、車麩をおまけにビニール袋にいれてくれた。

近くの手すりに腰掛けて早速かぶり付く

ぴんぽーん。   これは旨い。絶好のファーストフード。1個で満腹。朝飯完了!

近くに住んでいたら毎日でも食べたいくらい。

絶妙の味付けは、このおばあちゃんの企業秘密なんだろうな~

この市の主役は、おばあちゃん達。



威勢の良い店の脇で、一心不乱に小さなイチゴを選別していた可愛いおばあちゃん。
自分の庭から摘んできたであろう不揃いのいちごを丹念にならべてパックを作っているのに、値札さえつけていない。



客が声を掛けるまで、こちらを一瞥もしない雰囲気が妙に気になって、2パックお買い上げー!


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