セメント系のサイディングボードは結合部がコーキング目地で防水処理されていますが、経年劣化やサイディングボード伸縮で目地切れしている部分を切除して、新しくコーキングを打ち直します。



作業量が多いので、専用工具を用意します。
少額の投資でプロ並みの仕上がりが可能になりました。
均しヘラは、DCMの店頭で購入したものですが、この効果はマストです


OLFAカッターLL
両手を使い体重をかけて切り込みを入れることができます。
左側の接合部に切り込みを入れる場合は柄の部分を左側に押し付けて、ボードにコーキングが残らないように削ぎ落としていきます。(右側は逆)


両側に切り込みを入れたら、ラジオペンチで摘まんで引き出す。


バックアップ材が効いていれば綺麗に取れてきます。


コーキングガンでコーキング剤を最初、多少多めに充当して、しごきヘラで一方向に一気にしごいていく

マスキングテープにコーキング剤が残らないくらいしごいておくと、後でテープを一気にひきはがすことができます。


打ち直し完成例

なんでも、作業が終わるころには上手になるものですね

少し広めのマスキングテープを使うことと、目地の幅に合ったしごきヘラを使うこと、コーキング剤をしごいて、ヘラにたまるコーキング剤をときどきカップなどに除けるのがコツみたいです^^


続く



オルファ:OLFA LL型

  • 出版社/メーカー: オルファ(OLFA)
  • メディア: Tools & Hardware