近い将来、母屋の薪ストーブの交換を計画しています。

そのことを前提に、現在の薪ストーブの縦煙筒をステンレス煙筒に統一しておくことにします。

①現在、ステンレス煙筒とホーロー煙筒を混用している縦煙筒を直径が同じステンレス煙筒に統一すると室内側から煙筒掃除が可能になる。

②その際、現在の煙筒固定金具を位置調整可能なスライド式支持金具に交換しておきたい。




そうしておくと、ストーブを前日まで燃焼していても即日交換できます。



そのための、スライド式支持金具のアイディアをスケッチしてみる。

できるだけ既製品で済ませたいが、流通している金具は、いずれも帯に短し、たすきに長し



ちょうど良いサイズでもステンレス製なので、加工しづらい!

改造にも手間がかかり過ぎるので、手元にある材料(ハリケーンタイ)で自作することにします。


 2”×4”用帯金具で煙突支持の2つ割金具を自作する。




120mm径の半割り金具を作り、5mmねじの頭をスポット溶接する。



チムニー内のステン煙筒の最下部に2つ割金具を取り付け、ターンバックルで吊り、固定する。
これで、下部のホーロー煙筒部分を取り外せるようになった。


スライド式支持金具を自作する



2F床根太と2F天井根太に設置した煙突固定金具の上または下にスライド式支持金具を併設します。



スチールラックの支柱アングルを所定の寸法に切断したスライド式支持金具を組み立て
2つ割金具で旧煙突をスライド支持金具に固定する。



この段階で、ホーロー煙筒は、2種類の金具で固定されています。

この後、ホーロー煙筒を抜いてステン煙筒(黒色耐熱塗装)に交換していきます。





黒つや消しに塗ったステンレス煙筒に交換後、旧金具を撤去すると、煙筒は前後、左右に30mmずつ移動可能になります。

スライド金具で煙筒の垂直を出して蝶ねじで固すると、ステン煙筒の交換は完了です。

(追記)

kinkinさん から アドバイスを頂き、煙筒の間近かに露出している電線を断熱して防火対策します。







これで安心です。   耐火対策完了です


今年のブログ更新はこれにて終了します。

皆様、よいお年を!^^