BI-KE足場があるうちに、曇って痛んでいる窓のペアガラスを交換することにしましました。
しかし問題は、2Fバルコニーの大判のFIXのガラス窓です。
一番大きなペアラス窓で 1,800mm×1,800mmで ガラスだけで80Kg程度あります。
真下はポリカ差し掛け屋根で、足場の設置が困難だったので、単管でウインチタワーを作って大判ペアガラスを搬入できるように工夫する必要があります。


2Fバルコニーの脇に2”×10”材でウインチタワーの土台をつくる。
土台の2”×10”材は、ポリカ屋根面には釘穴を開けないように固定します。


土台上に単管を金具で止めて回転軸にする。


ウインチタワーのトラスを横置きして組み立てる。


ケラバに取り付けてあるアンカーにウインチのフックを架けリフトアップする。


タワーがじりじりと引き上げられていく


さしかけ屋根上のリフトポイントまで上げていく。


リフトポイントに達したら、支持索で固定する。
早速、敷合板6枚をリフトアップして屋根上に降ろす。


敷合板を並べる。
これで、作業中に屋根を踏み抜いたり、滑ったりすることを防ぐことができます。


最後に、バルコニーの手すりを外したら、ペアガラス搬入の準備は完了です!

地味な、壁の補修工事に比べたらとてもドラマティックで充実感ある作業でした。