解約違約金なしの契約更新月を迎えて


ことのはじめは、NTT代理店から架かってきたフレッツ光の電話セールスでした。

ちょうど、auひかり入会時のキャンペーン割引がことごとく終了してしまい月額料金も通常価格に戻ってしまっていて、他社の新規キャンペーンを羨ましく思っていただけに、渡りに船と飛びついてしまった。



接続設定時からトラブル続出

ところが、フレッツ光回線工事当日になっても、フレッツ光のプロバイダーからの接続情報が到着しないのだ!

ケーブルの架設工事が終わり、入れ替わりにNTT下請けの設定担当者が来て、ルーターの設置作業を終えたたものの、プロバイダーからの設定情報がなければルーターの開通設定はできないので今日は帰らせてもらうと言い出した!

ええっ! そんなこと~ あんたたちで連絡取り合わないのかい!

帰りたがる設定担当者を必死でつなぎとめながら、あわてて、NTT代理店に電話すると、プロバイダーのナビダイヤルの番号を告げて、そこに電話しろときた!

「なに~っ!それを事前に段取りするのはあんたたちの仕事じゃないのか~っ、
今、工事の人夫が接続情報がないから帰らせてもらうといってるんだ、これから客にナビダイヤルかけさせて相手が出るまで待たせるつもりか~っ

時間が無いんだ、あんたが直接プロバイダーに指図して直ぐにここに電話をかけさせるか転送するのが筋だろうに、作業を待ってもらっているんだから直ぐに連絡とってくれ~っ!

ややあって、プロバイダーのテクニカルサポートと称する女性から電話で接続idとパスワードを告げられたが、最後まで、迷惑かけたとか謝罪の言葉はなかった。

作業員は何とかルーターの情報入力と接続開通テストを終えると、「無線LAN接続は請け負っていないので、自分でやってほしい」と言い残して帰って行った。

それでも、何とかルーター設定が終わったので、後はNTTの「丸ごとサポート」に電話して、リモート操作で無線LANを接続してもらうことができた。

しかし、新しい高速無線ルーターに変わって、旧式のXP機でも433Mbps の無線速度を出せるようになっているのになぜか売りのV6 (標準オプション)のネット接続スピードが全然体感できない


無線速度が433Mbpsに向上しているのもかかわらず、インターネットの通信速度は、4~7MBps程度しかない
これじゃauひかりにも劣っている。

(後で分かったのは、回線容量は契約者数で分け合うことになるので、契約者が多い回線ほど一人当たりの容量は少なくなりベストフォート契約すると1G契約でも、時間帯によっては実質数MBps程度までに速度が下がってしまうことも珍しくないという、道理で5GHz,11acの高速無線機を使用しても効果が出ないわけです)


フレッツ代理店に聞くと、V4で設定されているので、プロバイダーにV6オプション適用を申し出てくれという。
それでプロバイダーにV6オプションの適用を申し出ると、代理店との契約のプラン変更が必要だという。
らちがあかないので、NTTサポートに契約内容を問い合わせるとNTTは回線設備の提供だけなので、プロバイダーのサービス内容は、NTT代理店とプロバイダー間の契約内容により異なる、NTTは直接関与しない言う。

auセット割引を失ってまで、回線変更したのにこんな堂々巡りに付き合わされてなんで悩まなければならないのか

わずかな月額料金の節約に釣られて、やらずもがなの回線変更だった。

できることなら無かったことにしたいくらいな猛烈な後悔に襲われた。!



回線開通後に配達されてきたプロバイダーの申込み確認書を読み返すと、3年縛り契約で、プロバイダーの解約手数料は14,000円!
ええ~っ!


サポートが有料電話の鈍足プロバイダーに3年も縛られるなんて、広告に偽りありの欠陥商品そのもの


申込確認書の配達日を確かめると7日前だったので急遽クーリングオフすることにした!

代理店への問い合わせなんかしていたらクーリングオフの申し出期日に間に合わなくなるので急ぐ。
プロバイダー宛の葉書にクーリングオフの申し出を記入して裏表コピーを撮り、午後8時、中央郵便局に駆け込んで特定記録郵便で発送した。

2日後、プロバイダーから電話が来た。

「回線開通後の解約はクーリングオフに該当しない。その後サポートセンターもご利用いただいているのでサービスの提供も開始されていて、解約すると違約金が発生します。」というので

期間内のクーリングオフの申し出に対し、それを威圧したり、不実のことを理由にクーリングの申し出を撤回させるような行為は禁止されているのをご存知ですか!

ひとつに、回線開通時に私はまだ御社からの申し込み確認書を受領しておらず、契約内容の詳細について確認したり、検討する状況に無い。

更に、プロバイダー契約のプラン(オプション)の執行に疑義があり、問い合わせしたもので、サポートサービスの提供を求めたものでない。

もしこれを、クーリングオフの対象外というなら、消費者センターと相談の上、徹底的に争う!」

と反論すると、

「決まりでは、クーリングオフに該当しないが、状況を把握したので上司に報告のうえ、結果について後刻連絡します」

ということになった。


結論は、クーリングオフには該当しないが、事情を考慮して、3月末で解約に応じる。(違約金無し)





や~れやれ、早まった回線変更の失敗をようやく一つ挽回しました。次は、新しいプロバイダーの選択です。

フレッツ回線は既に開通済みなので、プロバイダーだけを自分で選定できることになります。

そこで、NTTサポートにプロバイダーの変更を申し出ると、変更はできないが新規なら手配できる。 と言うので、プロバイダーにOCNを指定して解約の縛りなしプランで手配してもらった。

これで、他社キャンペーンやプランをよく調べ、タイミングを見て転出が可能になりました。



さて次はどうする!