4.集水工事

(4)雨水溝を敷設する。

後から雨樋を付ける事が難しい2階の軒先下には雨水溝を設けて地下タンクまで導いて集水することにします。


中庭に暗渠排水工事をしたときに、不要になったU字溝が沢山あるのでこれを活用します。


軒先から雨だれの落ちる場所に砂利を敷き固めてU字溝を敷く準備をする。


地下タンクのアクセス口が邪魔になるので、U字溝を形に合わせて削り取ります。


ハンドグラインダーで微調正して設置します。
苦しい取り合わせになってしまいましたが、考えに考えた末の解決策です。(笑)

当初の予定よりU字溝の勾配をきつくしたので、ハッチの高さも食い違ってしまいましたが、機能的には問題ないのでこれでよしとしましょう。


仮置きの土留めブロックを除けて、U字溝から「溜めマス1」にVU75エンビパイプを連結するための罫書き線を書き込む。
パイプを斜めに接続しなければならない関係で,加工が難しそうです。


連結パイプにVU75を使用することにした理由は、防虫網をつけると、その分、流水量が減りそうなので、それをカバーするため管径をサイズアップさせてみました。


現場あわせでU字溝と溜めマスに開口してエンビパイプを接続します。
U字溝の雨水取り入れ口のパイプの不要分をカット後、ホットエアーガンで熱して周囲の形状に沿わせて整形する。(ゴムのように柔らかになったところで、厚いゴム手袋で押さえ込む。)


整形されたエンビ管をコンクリートボンドをたっぷりつけて接着する。


土留めブロックを再度取り付けてから、U字溝の雨水取り入れパイプ口周辺の裏側の大きな隙間を樹脂モルタルで充填して塞ぐ。
溜めマスに挿入された塩ビ管の末端に防虫ネットを取り付ける予定です。


最後に表側の取水口周辺に水溜りが出来ないよう水勾配をつけて樹脂モルタルで仕上げます。


上手くいきました。 折からの小雨が溜まることなく流れ込んで行きます!


2本目以降のU字溝を勾配をそろえて敷設しなおし、


U字溝の繋ぎ目をコーキングしたら


「溜めマス1」に接続するU字雨水溝1の敷設はあらかた終了です。

全部埋め戻したいところですが、吸水配管が完了するまでこの状態で次の作業に入ります。


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