外壁の塗装作業が終了したので、窓枠を2液ウレタン塗料で白色に塗装します。
正確な電子はかりを使用して、主剤9:硬化剤1 に計量して混合する。
ローラーと小刷毛を使用して、窓枠を2回塗りして完成させます。(計12窓)
購入済みの、アルミ製窓手摺を自宅で組み立てて
NOAHに積んで搬入します。
搬入した手摺を2階の窓枠まで吊り上げる
定位置まで引き上げた手摺を、左右のアセンダーで水平に固定する
事前に、ドリルでパイロット穴を開けて調査した結果
削り出されてきた切屑から
アルミ製窓手摺のブラケットを取り付ける下地の材料と厚さを推定すると、上図のように想像されます
マズいことに、サイディングパネルはモルタル壁の上にドーブチを介して釘付けされているようです。
この壁厚では、付属の80mmステンレス木ネジでは、下地の柱まで届きません!
少なくとも120mm以上必要でしょう
安全を見込んで、150mmLのパネリードネジ(6パイ パネル専用ネジ)を使用することにします。
それが、特殊ねじでなんとネジ頭のビットは四角が必要です。
穿孔に用意したドリルです。
手前からモルタル層を穿孔する6mm振動ドリル
鉄板層を穿孔する5mm鉄鋼ドリル
パネリードネジをねじ込むインパクトドライバー(四角ビット装着) です
鉄板窓枠の外側35mmの位置のパイロット穴で、150mmLのパネリードネジの締め付けが上手くいったので、取り付け下地の配置を確認したつもりでいたのですが、実際施工してみると大苦戦です。
振動ドリルは、セメント系サイディングパネルを貫通した後なかなか進まなくなる
鉄鋼ドリルに交換すると金属くずが出てきた。
鉄板窓枠のベース部分に当たっていたようです。
間もなく木くずも出てきたが、それ以上は進まない。モルタル層に達したようです。
再び振動ドリルに交換してモルタル層を穿孔する。40mmほど進むと急にズボッと貫通!
嫌な感じです。
穿孔場所によって,150mmLのパネリードネジが効く場所と全く聞かない場合があるのだ。
それでもブラケット一個につき2本以上のパネリードネジが有効だったので次々窓手摺の取付作業を進めてきた。
ところが、最後の窓手摺に進んで、右上ブラケットのパネリードネジが4本とも効かない状態になってしまって青くなった。
こんな状態では手摺としての安全確保ができない! どうしたら良いのだろう~
120mm、6.5パイのコンクリートネジを探してモルタル層に固定させるか
穿孔した穴に、エポキシを充当して、120mmパネリードでモルタル層に接着させるか
でも、そんな方法で固定したのでは、いつまでも気になってしまいそうです。
験しに更に外側にパイロット穴をあけて試してみたが、ずぼずぼの空間で何もない!
とすると、下地の柱はトタン窓枠の内側にしかないことになります。
振動ドリルの刃先を斜めに入れてトタン窓枠の内側に向けて穿孔し直すと
インパクトドライバーとパネリード150mmでガッチリ固定することができました。成功です!
私が想像で作った内部構造図の柱の位置が間違っていたのです.
カラーペイントされていたので、化粧板とばかり思ってしまいましたが、
和式建築の柱は表し仕上げだったのです。
先に取り付けた窓手摺で、効いていなかったパネリードネジを全て斜めに打ち直します
これで安心です。 今回の壁工事の最大の窮地をなんとかクリヤーした一日でした!
やれやれ
まだ続きます
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