塗料は、フッ素塗料に次いで耐候性のあるラジカル塗料(ニッペパーフェクトシリーズ)を採用しました。
シリコン系とあまり変わらぬ価格帯ながら、耐用年数が伸びるコスパが魅力です。



色番は、自宅外壁塗装に使用したND400より若干グレー色が濃いND401にして、窓枠の白色をより際立たせる作戦です。


下塗 パーフェクト・サーフ(1回塗り)

窯業系サイディング上に塗布する弾性隠ぺい力の強い高粘度の下塗材で、単位面積当たりでは、一回に上塗り塗料の2倍を塗布することになります。

毎回、高粘度の攪拌に、体力を要するので電動撹拌機を使用することにします。



撹拌機挿入のため、皮スキで塗料缶の蓋を半分開けて使用する。



足場上を移動しながら使用するにはスペース的に狭いので、



屋根上のベースから足場の各階に小型運搬バケツで供給することにします。


上塗 パーフェクト・トップ(2回塗り)

水溶性上塗り塗料、今回は飛沫被害を抑えるためローラーを使用することにしますが、気温が上がってくると硬化時間が早いため、都度、運搬バケツで運んでいると被膜を形成して塗装時のダマになる。

上塗り塗料トップは粘度が低く、手動の棒で容易に攪拌ができるので、足場板に塗料缶ごと持ち出して、都度攪拌しながら使用することに変更します。



作業を途中で止めるときは、ガムテープでキッチリ密閉しておきます。

それでも、足場設置以来休みなしで塗装作業を継続しても思ったよりなかなか進行しない。

これでは、2か月以内の完成は無理かもしれない。

原因は,サイディングパネル表面のデボス処理!



パネルの風合いを増すために意匠的に加工された沢山の深い穴です。

この深い穴に、高粘度のサーフ(白色)を浸透させるには強い圧力でローラーを何度も往復させる必要がでてくる。

おまけに、その上から、トップ(グレー)をローラー塗装するとこんどはデボスに塗り込んだサーフーフの白がやけに目立ってくるのです。
それを打ち消すためにトップ塗には更に強い圧力でローラーを何度も往復させる必要がでてきます。

下塗を真面目にやるほど、上塗りトップ塗完成に時間を要するこの矛盾をどうする!


ローラー交換で塗装作業時間大幅短縮!






ピンク色の外装用長毛ローラー(14~30mm)の20㎜に交換してみたら、なんと


サーフはあまり希釈しないで楽に塗り広げられるようになって



トップは若干の希釈で綺麗にデボスが塗装されるようになりました。

作業スピード倍増。
体の疲れが全然違います。
もっと早く採用すべきでした。
デボス付きボードの塗装には必需品です。お勧めします。

(我が家のサイディングは、凸状のインボス模様だったので気が付かなかった)

続く



大塚刷毛 「ピーチ外装用」スモールローラー 6S-PH25 毛丈25ミリ 幅6インチ

  • 出版社/メーカー: 大塚刷毛(Otsuka Hake)
  • メディア: Tools & Hardware