2か月に一度の通院日、朝一番に家を出て間もなく、雪山を交わそうとハンドルを切った途端、前輪が深い穴に落ち込んでしまった。

ここ連日の大雪で、雪道に嵌る車が続出したので、


だれかの悪戦苦闘の名残り穴に落ち込んだみたいで、どうあがいても動けない


車が逆立ち状態で、後輪が浮き上がってしまっては、4輪駆動も無力


病院は午前中なので焦る
エンジンでの脱出は断念し、家に取って返して、ハンドウインチを背後の電柱にセットして脱出を試みる。


ウインチのワイヤーの長さが限られているので、リール満杯にワイヤーを巻き上げたら、再度ワイヤーを引き出し、その度にロープを張り替えて牽引を繰り返す。

一瞬、楽勝かと思ったところが、

ビンビンにテンションがかかった状態で、ワイヤーを緩めるのが歯がゆいくらいに難しく

締まったロープの結び目はおいそれと解けないし

そんなことをなんども繰り返し

脱出するのに1時間半も掛かってしまいました。

やれ やれ 

病院には何とか間に合った。

週末から急激に気温が上がり、圧雪でガチガチだった道路は,一転してぐしゃぐしゃになりそうなので、脱出道具は暫くくるまに積んでおいたほうがよさそうです。

追伸
後で分かったのですが。穴は埋設された下水道の蓋の上できた雪の空洞でした。(下水からの放熱で雪が穴状に溶けるのです)
これは数年前から問題になっていて、鉄製蓋の断熱化が進められていますが間に合わなかったようです。
また、使用したロープの通常もやい結びは、輪にして使用するリンク使用に弱点がありました。
強化もやい結びにすべきでした。

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