最近、腰の調子が悪く、ちょっとした作業でも継続しては長く続けられなくなって来た。

毎日、腰痛をかばって生活していたのが、習い性になり、一番楽な姿勢が 猫背を通り越して円背(エンパイ)、亀背(キハイ)になっていたのが原因です。



此の侭ほうっておくと、将来日常生活にも悪影響が出てきそうなので、今のうちに工夫して矯正しなければならないと決心した。


人間工学から生み出されたイスのカーブは下図の通りで



https://www.wam.go.jp/content/wamnet/sppub/top/column/kaigogijyutu/kaigogijyutu009.html

背骨をイスに密着させると適正な姿勢を保ってくれます。


しかし、すでに体形が崩れてしまい、凝り固まった頑固な悪い姿勢の人が悪い姿勢にまま座っても、自然に姿勢が矯正されるものではない。


体形の崩れてしまった頑固な悪い姿勢を矯正するためには、自力だけでは無理で、強制的な負荷が必要になってきます。


                       めぐみ会リハコラム から借用

だからと言っても、単調できついトレーニングはまず長続きしない。


日中、一番長時間を過ごしている、TV鑑賞やパソコンの使用時の姿勢を矯正できるリクライニングチェアーがあれば一番効果的だと思った。



そこで、リクライニングチェアーの腰椎部にこのように矯正パーツを取り付け、適度に背もたれを倒して、背骨に負荷をかける方法がベストと思う。

このような矯正チェアーなら、TVやU-tubeを見たり、PCを使用しながら、あまり意識せずに、自然に姿勢矯正を図ることができそうです。

それで、現在、FSに使用しているゲーミングチェアーを改造して、エンパイ キハイ 矯正チェアーを 製作することにします。

ついでに、リクライニングPC,リクライニングTVチェアーとしても機能するように改造します。


まず、ゲーミングチェアーの肘掛の取り付けボルトを外す。


使用ボルトの飲み込み長さ(最長)を測定する


飲み込み長さは38mm(これだけあれば、かなりタイトに組み上げることができます)


ボルト穴を使用して、フライトシミュレーションの操縦姿勢時のモックアップを作る。



リクライニングさせると肘掛角度が増すように工夫します。
テーブルをこの角度で取り付けて、PC機器、TVの操作も楽にしたいところです。

更にリクライニングさせると、腰椎に体重の負荷がかかり、脊椎の矯正効果が得られるはず。




ただ、此の侭では肘掛がぐらぐらして安定しない

さてどうしよう。

次回に続く