床暖房パネル

床暖房の利点は、秋の陽だまりのような爽やかな快適性にあります。
室内の天井部分と床部分の温度差がなく、気流も穏やかなので、厳冬期でも室温が17~18度もあれば寒さは感じません。
まさに秋の空気のすがすがしさです。
それに一冬の灯油消費量をかなり節約できます。

(1) 循環パイプ用の溝切


現在すでに使っている床暖房パネル(6.5)枚の一部から、温水暖房パイプの「行き管」「戻り管」を持ち出して、新しいFF暖房機まで引きなおして本体に接続したいのですが、ちょっと困ったことになりました。

木ねじで固定している合板の木ねじの頭が後から施工した暖炉のレンガに隠れて抜くことができず、合板をはずすことができないのだ。
循環パイプを通すための合板加工を居間でやるとしたら粉塵の酷い電動工具は使えない。


急遽、あぜ引きノコを通販で購入して施工を再開します。




一瞬、こんな小さなあぜ引のこで大丈夫かと心配しましたが、小一時間で溝切を終了。
(良い買い物でした。)

(2) 循環液(不凍液)の回収

新しく設置するFF床暖ストーブに現在使用中の床暖パネルを接続するためにパネルから一度循環液を抜く必要があります。


使用中のポット式床暖ストーブの循環液往きバルブのホースを外しタンク内の循環液を抜く。
循環液はまだ新しくて、綺麗だったので廃棄するのはやめて、回収して再使用することにします。


床暖房パネル内の循環液を回収するために自転車の空気入れを使った。
ストーブから切り離した循環ツインチューブの往きパイプから空気を吹き込み、戻りパイプから押し出されてくる循環液を回収する。
タンクとパネル双方から合計4Lの循環液が回収できました。


(3) 床暖房パネルの接続作業


パネル内の循環液が抜けたのでパイプの切り替え作業に入ります。


エルボを組み合わせて、配管を向きを切り替える。


FFストーブの背後まで配管を伸ばします。


ついでに、古い床暖房ストーブから循環バルブを外して、新FF床暖房ストーブに移植して暖房回路を2回路に増設します。


床暖房パネル6.5枚のうち外側3枚を第2回路に分割して接続し、厳冬期の暖房能力を全般的に向上させようと思います。(こういう作業のときはタイルカーペットの床は、自由自在です)


第2回路の床暖房パネルから循環パイプを持ち出して、これもストーブ本体の裏側まで導きます。


ストーブ本体を前方に引き出した状態で、2回路の循環ツインチューブで接続すると
ようやく床暖房パネルの切り替え接続作業は終了です。

あと残すは、給排気筒の接続作業となります。


今日の記事は如何でしたか?
ブログランキングに参加しております
ブログランキングがブログ更新の励みです。 よろしければ下のボタンから応援してやってください。

セルフビルド ブログランキングへ

にほんブログ村

飛行機 ブログランキングへ

にほんブログ村