これが完成品した焚口アングル枠です。

それではその製作過程を・・・・・。


パン窯(焼き室)のアングル枠を取り付けた後は、


焚口のアングル枠を作るために、開口部にあわせた寸法図を作り


図面にあわせてアングルを切り出し、治具となる合板上に木ねじで固定していきます。
枠と扉を面一にしたいので、戸当たりを扉の厚さ分だけセットバックします。
(扉の厚さと同じ厚さのアルミバーを挟み込む)


組み立てたアングル枠(治具)を地下室に持ち込み、ヒンジの取り付け穴を開け、溶接のスタンバイをします。

早朝、深夜電力を使用して溶接開始します。


前回の焼き室アングル溶接で、2.6パイの溶接棒で充分な強度のスポット溶接が出来ることが分かったので、今回も2.6パイの溶接棒で要所をスポット溶接していきます。


入り隅は比較的容易にスポット溶接できるようになりました。


出隅は、まだ苦手、ちょっと油断すると過熱しすぎでアングルが溶けたりしています。


30分くらい掛けて溶接終了。
サンダーでスラグを落とすと溶接部が確り溶け込んでいます。上手くいったようです。


表まで、溶け出ています。


しかしこの部分は、扉が付く部分なのでづラインダーで取り除きます。


焚口に取り付け調整して、アンカーの位置を決め、ヒンジの位置を煉瓦に墨付けする。


ヒンジボルトの足の部分を穿っておく


耐熱塗料を吹きます。


戸当たり部分にもヒンジボルトの逃げ穴を開け


耐熱塗装を終えた枠をビスコンでとりつけます。


扉が付いていないと、なにかビルトインガスレンジの雰囲気でしょう?


勢いに乗って、次はこれ、中庭の排水工事で余ってしまったグレーチング


グラインダーでカットして


燃焼室にアングルを渡して敷き並べ、


ロストルとして使います。





アングル枠の溶接作業は全て完了、あとは発注した扉の到着を待つことにします。
(これで、分不相応なインバーター溶接機を買ってしまった、負い目を少しは晴らすことが出来たでしょうか。)
パン窯の小屋を立て始めてから丁度2か月です。


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