石釜を作る (焚口のアングル枠溶接) [溶接機 IMAX120 を使う]
これが完成品した焚口アングル枠です。
それではその製作過程を・・・・・。
パン窯(焼き室)のアングル枠を取り付けた後は、
焚口のアングル枠を作るために、開口部にあわせた寸法図を作り
図面にあわせてアングルを切り出し、治具となる合板上に木ねじで固定していきます。
枠と扉を面一にしたいので、戸当たりを扉の厚さ分だけセットバックします。
(扉の厚さと同じ厚さのアルミバーを挟み込む)
組み立てたアングル枠(治具)を地下室に持ち込み、ヒンジの取り付け穴を開け、溶接のスタンバイをします。
早朝、深夜電力を使用して溶接開始します。
前回の焼き室アングル溶接で、2.6パイの溶接棒で充分な強度のスポット溶接が出来ることが分かったので、今回も2.6パイの溶接棒で要所をスポット溶接していきます。
入り隅は比較的容易にスポット溶接できるようになりました。
出隅は、まだ苦手、ちょっと油断すると過熱しすぎでアングルが溶けたりしています。
30分くらい掛けて溶接終了。
サンダーでスラグを落とすと溶接部が確り溶け込んでいます。上手くいったようです。
表まで、溶け出ています。
しかしこの部分は、扉が付く部分なのでづラインダーで取り除きます。
焚口に取り付け調整して、アンカーの位置を決め、ヒンジの位置を煉瓦に墨付けする。
ヒンジボルトの足の部分を穿っておく
耐熱塗料を吹きます。
戸当たり部分にもヒンジボルトの逃げ穴を開け
耐熱塗装を終えた枠をビスコンでとりつけます。
扉が付いていないと、なにかビルトインガスレンジの雰囲気でしょう?
勢いに乗って、次はこれ、中庭の排水工事で余ってしまったグレーチング
グラインダーでカットして
燃焼室にアングルを渡して敷き並べ、
ロストルとして使います。
アングル枠の溶接作業は全て完了、あとは発注した扉の到着を待つことにします。
(これで、分不相応なインバーター溶接機を買ってしまった、負い目を少しは晴らすことが出来たでしょうか。)
パン窯の小屋を立て始めてから丁度2か月です。
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スラブも綺麗に取り除き、色が塗られるとすっかり買って来たパーツみたいですね!
この石窯セットを通販で売り出せば、結構売れるかも(^^)
by ma2ma2 (2014-08-31 14:03)
ma2ma2 さん こんにちは!
不思議なものです、つや消しの耐熱塗料を塗ると、結構それらしい雰囲気になってきました。
でも、所詮素人の工作なので、本当に上手くパンが焼けるかどうか,期待と不安が半ばといったところです。
by ロートレー (2014-08-31 20:14)
素晴らしいですね~
もうすぐ完成だけど、火入れ式の様なのはやるのかな?
by たくや (2014-09-01 09:01)
たくやさん コメントありがとうございます。
火入れ式は特に考えていませんでしたが、真似事だけでもしたほうがいいでしょうか
そろそろ、マキを集めておかなければ、肝心のときに火力不足で、初溶接みたいになったら嫌ですものね
by ロートレー (2014-09-01 12:55)
グレーチングが何の違和感もなく溶け込んでますね。
いいですね~!
by oink! (2014-09-01 22:57)
oink さん ありがとうございます。
作品に手抜きの無いoink さんにお褒め頂き、嬉しいです。
by ロートレー (2014-09-02 06:26)