エルロンにフラップの機能を持たせたものはフラッペロンと呼ばれています。
MC12クリケットはフラッペロン機構を採用しています。
それで、自作ULPモグラーはクリケットのフラッペロン機構を参考にしたいと思います。


セールプレーンのランディングアプローチに降下装置として使われるのはスポイラーです。


 TONY BINGERISの「THE SPORTPLANE BUILDER」 にあるスポイラーの説明図です。

そのスポイラーにエルロンの機能を持たせたものをスポイロンと言うそうです。
レスポンスが穏やかなので、3舵式操縦に未熟なULPフライヤーのロールコントロールに適していると言われており、

かつてカナダ製金属ULPのサドラー・バンパイヤーにスポイロンが採用されていた例があります。

自作ULPモグラーの中央翼はフラッペロンを予定していますが、

延長翼(先端翼)を取り付けてULPモグラーバージョンで飛行するときには、延長翼にはスポイロンを取り付けてロールコントロールすることにより、エルロンによるオーバーコントロールを回避したいと思います。
(その場合はエルロンの効きを鈍くするよう、ベルクランクを調整可能に設計することにします。)


スポイロンについては 同じくTONY BINGERISの「THE SPORTPLANE BUILDER」に図解入りで詳細に説明されています。

木製グライダーTEST DUOのスポイラー図面を確かめる



主桁直後に設ければ、比較的楽に取付けできそうです。

ULPモグラーならスポイラーも欲しいですよね。

旋回時はスポイロンとして、ランディング時はスポイラーとして働けば理想的です。

スポイラーは、ブレーキハンドルで操作

スポイロンは、ラダーペダルで操作するするようにしたら不可能ではないと思うけど、

そんな操作に馴染んだあと、延長翼を外して、三舵のスポーツプレーンとして飛ぶときに
誤操作の原因とならないか気になります。

旋回方向にコントロールスティックを倒しながら、旋回方向のラダーペダルを踏み込むと言う操作なので双方の操縦に違和感は少ないと自分では思うのですが

ライセンサーの方、もしこのブログに立ち寄られていたら、どうぞ感想をお聞かせ下さい!



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