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DIYで飛行機造り(19)プロペラサイズ・ピッチ、回転方向の検討 [機体設計]

ZENOAH 50Gエンジンの当時のカタログを見ると  45HP at 5,800 rpm とあります。

今、計画中のULPのプロペラのサイズ、ピッチを検討してみます。

まず、同馬力程度のエンジンを使用した世界の優秀な MICROLIGHT、ULTRALIGHTを比較してみます。



機 体     馬力   ペラ回転数      プロペラ・サイズ    巡航速度MAX

CMSshadow   50HP  3,333rpm    50"×35”       137km

ROBIN ATL    50HP  3,000rpm    59"×28”       166km

AN-2         43HP  3,068rpm    51"×45”       150km



CA390499.JPG
手持ちのこちらのリダクションの減速比は約  2.36 : 1   でプロペラの回転数は 2,457 rpm

CA390498.JPG
セルスターター付の、こちらのリダクションの減速比は約  2.57 : 1 で回転数は 2,256 rpm

 
どちらも、プロペラの回転数が足りませんが、少しはましな 2.36:1のプーリーをセルスターター付のエンジンに取り付けて使用したいと思います。

その場合 my plane 45HP 2,457 rpm は 、  仮にプロペラを  58"(直径)×40”(ピッチ) とすると

巡航速度MAX = 40×25/1000×2457×60×0.85/1000 =125km となります。


しかし、モーターグライダーがエンジンを使用する頻度が多いは、高度を稼ぐために上昇することを考えると、
上昇性能の高いクライムプロップを選択すべきかも知れません。

58"×32” = 104km

自作ULPモーターグライダーとしては、目指すはこんなところでしょうか?


次に、プロペラを発注する際には、回転方向を指定する必要があります。

ZENOAH G50  エンジンの回転方向は、出力軸側から見てアンクロック(レフトハンド)ですが、
プロペラ指定の回転方向とは、機体の後方から見てどちらに回転するかを指定します。

計画の自作機はトラクタータイプなので、プロペラは後方から見てクロック(ライトハンド)回転となります。

とすると、プロペラー発注の際の回転方向の指定は R ということになる。

その都度、忘れそうなので、ここに記載しておくことにします。


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nice!(1)  コメント(3) 
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コメント 3

般若坊

いよいよプロペラですか・・・・楽しみですね!
by 般若坊 (2011-11-26 12:56) 

ロートレー

先日は、貴重な情報有難うございます。
恥ずかしながら、最近は記憶力減退に加え、資料等を探す時間が多く
備忘手段として、これからは、ブログに記録することにしました。
by ロートレー (2011-11-26 17:52) 

バーバリーブルーレーベル

Great post. I am a normal visitor of your website and appreciate you taking the time to maintain the nice site. I’ll be a regular visitor for a long time.
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