地デジアンテナとBSアンテナ混合の同軸ケーブルにFMアンテナのケーブルを更に混合した途端、それまで見えていたBSTVも地デジTVも見えなくなってしまった。



何が原因か分からないが、V/U混合器にFMアンテナコードを接続するとTVの映像が遮断されてしまう。

FM混合を止め暫くすると?TVはまた復旧する。

FM波がそんな悪さをするものだろうか?
V/U混合器とBS/U・V混合器の相性が悪いのだろうか?
ブースター電流の関係だろうか?

憶測はしても、私にそれを解決するスキルが無い以上、これ以上のチャレンジは無駄な努力。
調達した機器は、無駄になるけど、FM混合を諦め、FMアンテナケーブルを単独で屋内に引き込む方向で考えるほうが効率が良さそうです。

さて、気持ちを切り替え、FM独立アンテナの設置方法から再検討です。



指向性を抑えた
日本アンテナ 1素子FMラジオ用アンテナ(​水平受信用) AF-1-SP ¥ 1,780 (AMAZON)

説明書を読むとこのFMアンテナは、ベランダなどのひさしのあるところに取り付けることを想定しているようです。道理で作りが華奢な訳です。
考えた末、このFMアンテナはアンテナポールに縦に取り付けることにしました。



その理由 全幅1,753mmの細長い素子です。
(1)積雪対策(この長さの素子を水平に設置して湿り雪が積もったら一冬も持ちそうにありません)
(2)カラス対策(ここは山です。水平に設置したらからすの止まり木です、4~5羽以も止まれば危うい)
(3)車のロッドアンテナのように縦に設置して指向性を押さえ、全FM局が聞けるよう、全方向受信を期待します。)

FMケーブルは、地デジ移行の際、取り外してあったアナログTVアンテナの3C同軸ケーブルをつなぎ合わせて再利用します。(良く棄てないで取っておいたものです。反断捨離)

FMケーブルは、BS/地デジ同軸ケーブルと同じ経路をたどり、屋内に引き込み、BOSEに直接接続することにします。(FM混合器、FM分派器は使用しない。)

チムニーの内部を通し、2F寝室の壁裏を通し、一F暖炉のレンガの壁裏を通し、レンガの暖炉の袖壁を貫通してと結構作業時間がかかり、一日がかりの仕事になりましたが、夕飯前に接続終了です。

少し感度が落ちたエアーGは、FMアンテナを若干時計台ビル方向に微調整することにより、再びクリアーに。(指向性はあるようです)

また、NORTH WAVEは従来の西野平和放送局より大通り中継局の方がクリアーになったので、BOSEのプリセットを大通り中継局に変更した。

その他のFM局は、アンテナ方向微調整による影響はほとんど受けず良く入ります、その結果、受信のFM放送局全てがクリアーに受信できて、しかも深い音で聴けるようになりました。

NHK FM 85.2Mhz
エアーG 80.4Mhz
ノースウエーブ 82.5Mhz(77.2Mhz)

(コミュニティー局)
ラジオカロスサッポロ 78.1MHz
FMアップル 76.5MHz
FM新さっぽろ 77.6MHz
さっぽろ村ラジオ 81.3MHz
ラジオノスタルジア 78.6MHz
三角山放送局 76.2MHz
Green FM 76.8MHz (廃局)

いずれも、札幌の市内局で、近距離だったから1素子アンテナ一本でカバーできたのでしょう。

予期せぬ大ヒットは、Green FM 76.8MHz
それまでも往年のヒット曲が途切れず流れる良い局なのに感度がいまひとつでもどかしかったのですが
今回のFMアンテナ設置の受信感度アップで、終日クリアーにミューージックシャワーをゲットできるようになりました。

さあ来いFMミュージック、何時でもどこからでもOKだ!


(追)Green FM 76.8MHz はその後聞こえなくなりました。
数年前既に廃局しているようです。それなら、誰が気まぐれで流しているのでしょうか?

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