先日、ZENOAHエンジンの水平重心位置を計算で求めましたが、ランデイングギアーの車輪間隔の安全性を確保するために、エンジンの垂直重心位置も求める必要があります。

エンジンを横にして測るにしても、支柱を取り付けするのが大変で、どうしたものかと悩んでいたら、般若坊さんから、素晴らしいアイデアを紹介頂きました。

エンジンを傾けるだけで、必要なデータを取得できるというものです。


早速ZENOAHエンジンの水平重心位置を計測するために作成した神輿の台の下にブロックを入れて傾斜させ(斜度は13度)、体重計でフロントの重量をはかると   21.2kg(W'front)です。  
傾斜させる前は21.8kg(Wfront)でした。  

 垂直重心位置を計算する式は

(W’front-Wfront)/(Wfront+Wrea)*L(スパン)/tanc
=(21.2ー22.0)/(22.2+21.8)×95.2/0.230868
=-1.8743(cm)

支点間を結んだ線より1.9cm下方に垂直重心があることが分かりました。
ちょうどクランク軸のあたりです。

計算式はこちらのサイトで閲覧させていただきました。有益な情報開示に感謝します。


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