ZENOAH 50Gエンジンの当時のカタログを見ると  45HP at 5,800 rpm とあります。

今、計画中のULPのプロペラのサイズ、ピッチを検討してみます。

まず、同馬力程度のエンジンを使用した世界の優秀な MICROLIGHT、ULTRALIGHTを比較してみます。



機 体     馬力   ペラ回転数      プロペラ・サイズ    巡航速度MAX

CMSshadow   50HP  3,333rpm    50"×35”       137km

ROBIN ATL    50HP  3,000rpm    59"×28”       166km

AN-2         43HP  3,068rpm    51"×45”       150km




手持ちのこちらのリダクションの減速比は約  2.36 : 1   でプロペラの回転数は 2,457 rpm


セルスターター付の、こちらのリダクションの減速比は約  2.57 : 1 で回転数は 2,256 rpm

 
どちらも、プロペラの回転数が足りませんが、少しはましな 2.36:1のプーリーをセルスターター付のエンジンに取り付けて使用したいと思います。

その場合 my plane 45HP 2,457 rpm は 、  仮にプロペラを  58"(直径)×40”(ピッチ) とすると

巡航速度MAX = 40×25/1000×2457×60×0.85/1000 =125km となります。


しかし、モーターグライダーがエンジンを使用する頻度が多いは、高度を稼ぐために上昇することを考えると、
上昇性能の高いクライムプロップを選択すべきかも知れません。

58"×32” = 104km

自作ULPモーターグライダーとしては、目指すはこんなところでしょうか?


次に、プロペラを発注する際には、回転方向を指定する必要があります。

ZENOAH G50  エンジンの回転方向は、出力軸側から見てアンクロック(レフトハンド)ですが、
プロペラ指定の回転方向とは、機体の後方から見てどちらに回転するかを指定します。

計画の自作機はトラクタータイプなので、プロペラは後方から見てクロック(ライトハンド)回転となります。

とすると、プロペラー発注の際の回転方向の指定は R ということになる。

その都度、忘れそうなので、ここに記載しておくことにします。


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