設計段階で、機体の重心位置を計算で確認するためには重量の大きな部分を占めるZENOAH50Gエンジンの重心位置を正確に測る必要があります。

しかし、エンジン取り付けボルトの位置が悪く、ステーを取り付ける方法を見つけられなくて、計測は後回しになっていました。

今日こそ、何とかものにしたいと意気込んで取り掛った。
作業の邪魔になっているキャブレターからのインポートネックを思い切って外し、ついでにシリンダー内に2サイクルエンジンオイルをわずかに注入してから、キャブネックの穴を接着テープで塞いでやった。
ところが、エンジンマウントからラバーマウントを取り外しにかかったが、4個のうち1個だけがスパナでは、どうしても外れない。もう少しというところで、ネジがきつくて回らなくなった。

パイプレンチを出動させ、歯を食いしばって回したら、何回目かにようやく、もそっと回った。
と思ったら、ボルトがねじ切れていた。

うわーヤッチャッター。ラバーマウントの取り付けボルト(8mm)の残骸がエンジン取り付金具のアルミバーのマウント中に完全に取り残されてしまっている。

ガーン、いきなり、作業は暗礁に  

これを取り除く道具など持ち合わせが無い、かといってこのアルミバーと同じものを作り直す技量も材料も無い。

もう半分はやけっぱち、小径のドリルビットでボルトの中心を削ってみるか。

しかし、アルミバーよりボルトの方が硬いから、とてもアルミバーは無傷で済みそうも無い。
けど、取り合えずやってみよう。


卓上ボール盤を使い、細いドリルビットで取り残されているボルトの中心に穴を開ける。


裏返すと、信じられないことに、ボルトの真ん中を貫通していた。
その後少しずつドリルビットを太くして穴を広げていくと、突然、めりめりと音がして、ボール盤が動かなくなった。


電源を切って、なんとか、アルミバーを取り外すと、ボルト片も一緒に外れてきた。
うまくいきすぎ怖いくらい。


奇跡的にねじ山も残っていて、新しいボルトも無事貫通。
 
安心したら、どっと疲れが出てきた。
今日はここまで、
    あ~しんど




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