余材から欲しい厚さの材料を削リ出すことの出来る定厚カンナを以前から欲しいと思っていました。
構想は前からあったのですが、自作機の貫通材(ストリンガー)を正確に仕上げるために、手持ちの電動カンナを使い自作することにしました。

(製作過程)


電動カンナのアルミベースを取り外し、ステーに使用するL字金具の取り付け位置を確認する。


アルミベースの取り付けネジを利用して取り付けできることが分かった。
L字金具および同じ厚みのスペーサー金具をネジ穴にあわせて両面テープで仮止めしてから、アルミベースを元通りにネジ止めする。


前部のステーは、カンナの平行定規のブーム穴を利用して8mm寸切ボルトを通し、コの字金具をネジ止めする。


後部のステーのL字金具同士を、6mm寸切ボルトで結合する。


前部ステーと後部ステーを帯板金具で連結して、ステー関係は完成。


テーブルに寸切りボルトを立て、ステーの金具に通す。
スプリングと調節ナットでステーを上から加圧する。


後部も同様にスプリングと調節ナットでステーを上から加圧する。


ステーの両側に削り出したい定厚のガイドとなる製材を挟み込み、少し大きめの材料を何回かカンナに通すと、希望の厚さの木材が出来上がるという寸法です。

この定厚カンナの完成を一番待っているのは、玄関の下駄箱の天板です。
ここ1年も框が無いままでした。
明日は、カンナの試運転をかねて框を削り出して完成させようと思います。

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