昨年末の記事です。



年末のドカ雪で、除雪機を引っ張り出したら、ゴムクローラ(キャタピラー)がガソリンで濡れているのに気が付いた。

クローラの上にある燃料コック周りからガソリンが漏れ出しています。

少量ですが、無理に使用して引火したら火達磨似になりかねません。

購入から22年目で、多分、パッキングの劣化と思われますが、

除雪機の販売店は、にわかの大雪で修理依頼が殺到していて、修理は順番待ちです。

ネットで調べてたら、燃料コック周りと、キャブ・カップ周り一式のパッキングセットがあったので、この際、自分で周辺一式のパッキングを交換してみることにします。





 吸気ユニットを取り外す




燃料コック・ストレーナーおよびキャブ・燃料カップにアクセスするために、それらの前面にある吸気ユニットを取り外します。


A 燃料コック・ストレーナー
B キャブ・燃料カップ



燃料コック周りのパッキングを交換する。



A.燃料コック周りを分解してパッキングを交換する。


分解図

まず除雪機の燃料タンクから燃料を抜き出す。

図面右列A(22~21)を分解して20.11のパッキングを新品に交換する



燃料コックの底についているこのパッキングを交換する。
その結果、コックを閉じるとコック周りAからの燃料漏れは無くなったが、コックを開くとB列のキャブレター燃料カップ表面を伝って燃料が漏れ出てくる。

コックから先の燃料通路のパッキングも劣化しているようです。




キャブレター燃料カップのパッキングを交換する。


 図面左列B キャブレター燃料カップ(4,6,7)を分解して4,6,7 のパッキングを新品に交換する

 6のボルトを緩め燃料を抜き、7のボルトを抜いてカップを外す。



カップのOリングパッキングは、上部のキャブ側に埋め込まれているので、千枚通しで外して交換する。(下から見上げた画像)

Oリングは裏表の形状が異なるので、取り外し時に確認が必要です。





 組み立て直して、コックを開き, 漏れがないことを確認できたら
 吸気ユニットを取り付けエンジン始動!
 
 上手くいきました。修理成功です。

 キャブレターを交換しなくてすみました。

 結果、燃料コック周りとキャブレター燃料カップ周りのパッキング交換だけで済んだので、費用は1,000円程度で済みました。



除雪機はこれからもまだまだ使えそうなので、壊れたままにしている車高調節ダンパー(ロックハイトアジャスト)も新品に交換しようと思います。

この除雪機を購入したモトバーニングに部品を発注して到着を待ちます。




INFO
https://minkara.carview.co.jp/userid/321076/car/1567114/2589008/note.aspx
https://www.youtube.com/watch?v=1EOD5aN1Xao
https://www.youtube.com/watch?v=bPmSGf7ntwE
https://www.youtube.com/watch?v=kvODTe7Jz2c
ワコール燃料」添加剤
https://www.youtube.com/watch?v=nzCW3hgqjTk

純正キャブ
https://www.become.co.jp/flowers-gardening/pid/1523612506/
RAKUTEN
https://item.rakuten.co.jp/sanseiestore/10000014/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_106_1_10000236&rafct=g_1
yahoo
https://store.shopping.yahoo.co.jp/sanseicom/16100zl0h61-16221zh8801.html
HS760キャブレターの外し方
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12236127797
クラッシャー
https://www.youtube.com/watch?v=Dkjtyw2NO60
https://www.youtube.com/watch?v=B84iw6bHPYk
https://www.youtube.com/watch?v=WA9gCq2_HBg