2Fベランダにブドウを誘引する計画を検討しているうちに


ふと、2F窓の水切り金具から錆が流れ出ているのに気が付いた。
水切り金具から錆が流れ出すなんてまるで廃墟です。

いつまでも完成しないDIY住宅で、自分ではいつまでも、新築工事中のつもりでいたけど、
築42年のみすぼらしい老朽家屋の現実を目の前にして愕然とする!。
おそらく数年後には、外壁全ての水切りから錆が流れ出す状態になる。

腰痛も少しずつ開放に向かってきたし、DIYで外壁塗装するとしたら今年の夏が最後のチャンスかもしれない。

せかされる様に、DIY外壁塗装について急遽、検討してみることにします。


1.作業用足場

(1)以前、7.4mの2段はしごを2台を装備した時の購入理由付けは、将来、外壁塗装のDIYに備えるためでした。
当時は、まだ体力に自信があったので、工夫を凝らして、時間をかければ2台の梯子で外壁の全面塗装もDIY可能と踏んだわけですが、

実際に検討を始めると不具合な点が出てきました。

① 着色塗装(特に淡色)の場合、塗りむらを顕在化させないためには、外壁一面を1日で仕上げる必要がある。が、梯子使用では一日仕上げは厳しい。
② 塗装の前に、水切金具の補修、窓周りコーキング等の別途工事を行う必要が出てきたので、梯子の使用では危険度が増し、工事がさらに長期化する。
③ 工期の長期化は、長引くほどに、体力、平衡感覚の衰えによる工事途中断念の懸念と
  自損事故の懸念も増加する。
 
 以上の理由からも2段延長はしご使用による外壁塗装DIY工事は諦めた方がよさそうです。


(2)「BI-KE〔ビケ)足場」



低予算の仮設足場を探すうち「BI-KE〔ビケ)足場」を知った。
高さ10mを限度とする組立て式の足場システムで、組み立て、撤去がとにかくスピーディー、
歩み板、手すりつきで、両手で安全に作業できます。

近年急速に普及していて、BIKE専門の架設業者も増えているので、直接発注できたら、リース業者から借りるよりはるかに廉価で済むはずです。
普通住宅一棟の4面足場が、リース料金込みで20万円台程度の金額で建築工事業者や塗装業者に架設されているようです。
(参考価格、料金)
  目安としては、30日間、150平方メートルで18万円を基準に、10平方メートル増えるにつれて
  1万円増加し、15日増えるごとに2万円増えるというのが相場価格になるようです。
  http://ashiba-best-partner.co.jp/magazine/bike-rental-price/

  我が家の面積に当てはめると、2か月リースで25万円程度かな~

(3)BIKE足場があれば同時に施工できる諸工事

 ① 水切金具取替え工事
 ② 外壁サイディング破損部分交換
 ③ 塗装下塗り(密着剤)施工
 ④ 窓周りコーキング作業
 ⑤ 2F窓ガラス(曇ったペアガラス)交換
 
  2~3か月もあれば、これらの懸案工事を安全に集中的に完成できます。

しかし、工事業者ではない個人が、架設専門業者から足場だけを直接架設してもらうことは意外に難しいと感じた。
実際、近所で架設中の足場専門業者に、我が家の見積もりを打診したら、あっさり断られてしまったのだ。

業者相手のルート販売で営業不要の仮設専門会社にとっては、業者間のルールを知らない素人のクレームや代金決済の揉め事に、付き合いたくないからでしょう。

しかしもし、この問題さえクリヤーできたら、外注塗装工事の半額以下の費用で、安全に、外壁塗装が実現できるのは確かです。
BIKE専門業者がしのぎを削る東京近辺の業者広告には、個人歓迎とあるから、札幌でも粘り強くあちこちの架設専門業者に打診したら、案外希みはありそうに思う。



2.ラジカル塗料


塗料は、塗装が楽で、コストパフォーマンス最強といわれるラジカル塗料を一棟分(約10万円程度)まとめ買いして、DIYでこころおきなく手間を惜しまず塗装工事を行うと、本職と遜色ない出来栄えを期待できるはずです。
塗装料金の大半は人件費(手間賃)です。
DIYにすると、ビケ足場設置料金や用具・塗料すべてを含めても、塗装店に外注する金額(約100万円)の1/3 程度 の金額で済むはずです。


https://store.shopping.yahoo.co.jp/paintshop/10000070.html
https://www.monotaro.com/g/02653101/
壁面は高級感を演出できる3分艶を選択しようと思う。
https://www.paint-city.com/custom_form/30137/



ラジカル塗料のメリット

①値段の割りに長寿命(シリコン塗料と同等価格でセラミック塗装に次ぐ耐久性)
②水性塗料で無臭、無害(工事中の臭害苦情なし)
③希釈自在で、DIYで刷毛塗り、ローラー仕上容易(飛散苦情なし)
④防カビ性
⑤専用下塗り剤併用で既存塗装面との密着性強化可能

新開発されてまだ7年目で、耐久性実績の証明期間は十分でないのを差し引いても試す価値は十分あります。
何より、比較的低価格で高性能の塗装が通販されていて、刷毛やローラーなどの簡易な手道具だけでDIYできるのですからこれを使用しない手はありません!


ND-400 塗装例1 白い窓枠を際立たせるライトグレーのND-400を選ぼうと思う。

ND-400 塗装例2
外壁 ファインパーフェクトトップ カラーナンバーは、ND-400 
この画像の色は白すぎてとても同色に見えないが・・・色見本帳を信じてこの色番に決定。


具体的に必要な資材を洗い出しておくことにします。

(1)外壁塗装
  上塗り(2回)ニッペ パーフェクトトップ(ホワイトグレー3分ツヤアリ)15L×3
  下塗り(1回)ニッペ パーフェクト サーフ             15L×2             
(2)金属〔見切り金具)
  上塗り(2回)ニッペ パーフェクトトップ(ホワイト ツヤナシ)   15L×1
  下塗り(1回)ニッペ パーフェクト プライマー             4L×1   

(3)コンクリート部(中空セメント板)
  下塗り(1回)  :ニッペ パーフェクト フィラー(厚塗り)? or シーレックス
  補 修 剤    :圭 砂
           :ボンド  E206W : 圧入ポンプ

(4)シリコン目地  :ボンド 変成シリコンコーク・ノンブリードLM
           :ボンド シールプライマーNo7 500ml 
    
足場のレンタル期間中に、以上の諸工事を滞りなくこなして完結できるように、事前に、工程計画と資材発注のタイミングを練り上げておく必要があります。


今日の検討はここまで !