かつての法人仕様機 D750/A(WIN7)がリース終了で回収され、Win10にバージョンアップされたものが大量に中古機市場に出回っています。
その中で、Fujitsu ESPRIMO D750/A Win10 64bit 仕様のものを安価で入手したので、高速PCに仕立てて普段使いのPCにしたいと思います。

 
1.SSDのシステムクローンを作成する。

最近安くなってきたSSD(500GB)にシステムクーロンを作る。



(1)発注したESPRIMO D750/Aが到着したので、Win10の起動を確認したら
まず、ESETインターネットセキュリティーをダウンロードして、真っ先にセキュリティーガードを固める。


(2)次にAOMEI BACKUPPERをダウンロードして、外付けSSD(500GB)に システムドライブ(内蔵HDD)のクローンを作成する。


 (AOMEIを使用するとSSDには事前のフォーマットなしで簡単にシステムドライブのクローンが作成されるので、完成したクローンSSDをPCに換装するだけでそのままシステムが起動します )

(3)内蔵HDD(500GB)は耐用年数が少なくなっているはずなので、取り外し後は、バックアップ用HDDとして大切に保管する。


2. D750/A をSSDに換装する(手順)

ネットに情報が少なかったので、参考として手順を記載しておくことにします・

(1)PCケースの裏の、大きなねじ2個を外すと、上蓋がスライドして取れるので


(2)CDドライブの脇のねじを抜き


(3)右方向にドアのように開くと、下に隠れていたHDDドライブのケースが現れる。


(4)HDDドライブケースの下にスタンド金具があるので引き出して固定する。


(5)HDDドライブケースの上のねじを抜いてケースを手前に引くと


(6)ケースが外れて中から 大型の3.5インチHDDが現れる。


(7)接続HDDコードとコネクターの位置を記録しておく(再組み立ての準備)


(8)従来の3.5インチのHDDケースに2.5インチのSSDを乗せるために変換マウントを購入して換装します。


(9)3.5インチHDDとSSDは挿入爪のサイズ・形状が全く同じなので、PC本体のコードコネクターをそのままSSDに接続できる。(キットの付属コードは不要でした。)

(10)SSDマウントをHDDケースに取り付け、SSDを格納したら逆の手順で組み立てなおして、SSDの換装は完了です。
  
  これで、電源ONだけで容易に再起動します。


(11)SSD換装後の効果
  PC電源ボタンON後、Win10の初期画面が安定表示されるまでの時間
  HDD(500GB) 約  47   秒
  SSD(500GB) 約  30   秒

  ウ~ン、起動時間は期待していたほどではなかったが、起動後の内部処理は目に見えてキビキビ動作するようになったことは確か!
  MS OFFICE 2010 インストール済みなので起動時間に加算されるのかな~


3.ブラウザーには FIRE FOX を使用する。

 PC機内の内部動作は格段に速くなったものの、インターネット接続になるとIEは相変わらず酷い鈍足です。
特に、最新のIEはエッジ機能が追加されてソフトが大きくなってしまったせいかインターネットがとにかく遅い。(ベースのWin7 PCを Win10 にバージョンアップしたせいでPCの能力に余力がないのかもしれません)
インターネット用ブラウザーとして、軽量・機敏・最速と信じるFIREFOXの 最新バージョンをインストールして機能を使い分けすることにします。

これでネットサーフィンも、ブログ更新も見違えるようにサクサクこなせるようになりました!

トータル 8,000円 程度の投資 で SSD換装効果は 絶大でした。



4.メインメモリーを16GBに増量する試みは失敗。

 購入したESPRIMO D750/A はWin10professional 64bit 搭載を選んだ。
商品レビューに 64bit 搭載PCは 標準34bit のようにメモリー4GBの上限制約を受けずに増量が可能になるとあったのでそれに習って、PCの高速化を目指したのですが。



しかし、標準装備の4GBメインメモリーを取り外し、8GB×2枚のメインメモリーに換装したところ
起動過程でエラーが発生し、自動再生のループが始まってPCを全く起動できない。
メモリーを刺し直してみたり色々試しても状況は換わらないので残念ですがこの試みはギブアップで終りました。(何か特別なテクニックが必要なのかもしれません)


5.4画面FSシステムに D750/A  を組み込む


USB切替スイッチとVGA切替スイッチを使用して、使用デバイスを共用にして机上のスペースを確保します。



Qosmio PCを4画面に出力してみる。
左右のディスプレーのサイズが同じになり見た目もすっきりしました。

デバイスの切り替えが容易にできて快適です。


右端のディスプレーを D759/A PC の画面に切り替えてUtube を聴く!

もちろん、購入したばかりの
iBUFFALO PC用スピーカー USB電源 ブラック BSSP29UBK を背後にセットしています。

これで ポストWin7 のPCシステムの対応は終了です。




info

カレン・カーペンターhttps://www.youtube.com/watch?v=mTVpNXG7iBk

ESPRIMO分解
https://www.youtube.com/watch?v=h1muT8St6a8

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  • 出版社/メーカー: Crucial クルーシャル
  • メディア: エレクトロニクス