後部座席左側ウィンドーの防虫スクリーンを作成します。

こちらは、XMコンパートメントへの出入り口ですので、金網を挟んだだけで済ます訳には行きません。
開閉のたびに動くとまずいし、網の切り口を始末しておかないと危険です。

透明のアクリルシートを枠にして、ステンレスの防虫金網を貼り付け、窓にはめ込んでやろうという算段です。


例によって、薄い段ボール紙でガラス窓の形を正確に型どりします。


更にフィックス部分の左端の歯周ポケット状の隙間の奥行きを測り、その分を型紙に追加してやります。
道具は、コンナ厚紙を使用しました。

型紙をアクリルシートの保護シートに写し、正確(2ミリ大きく)に切り出します。
保護シートは完成時まで外しません。外すと、傷が付くのはもちろん、細かいゴミが無数に吸い寄せらてしまうからです。


窓枠とガラスのすきまの奥まで、アクリルシートを挿入して、上下の大きさを修正します、サンデイングパッドでゆる過ぎず、きつ過ぎずの状態でまで削り、車の窓枠にすっぽり納まるように調整します。


調整を終えたアクリシートにアルミアングルを力骨として両面テープで貼り付け、小ビスで固定します。

保護シートに通風孔をレイアウトします。


直線部はカッターで、コーナーの曲線部はジグソーで慎重に切り抜きます。


ウィンドと同等のカーブをつけ、枠に3Mの強力両面テープを貼って、金網貼りに備えます。


ステンレス金網に型紙をクリップで固定して正確に切り抜きます。


金網をアクリルの窓枠の外側に貼り付け、はみ出た金網を切り取り、ビニールテープ〈黒)で縁取りして完成
保護シートを外すと、外側からはアクリルの窓枠は見えなくなります。


後部左ドアのウィンド部分に枠ごと挿入して、子ネジで固定して完成です。
固定箇所は、枠の右上部角に子ネジ1個のみです。見えますか?




ドアを閉めると、室内はこのとおり窓枠が透明で開放的に、スッキリとして仕上がりました。


ウィンドを下げて外から見ても、アクリル枠にはほとんど気が付きません。
美しい仕上がりに満足です。

車中泊改造も今回が最後になりそうです。
自分なりに改造のベスト3を選ぶとすると、やはり自分で考え出したオリジナル作品です。

1位    ステンレス防虫金網の作成A、B)

2位    パワーウィンドを枕元スイッチで可動にする

3位    リヤエンドスクリーンの作成

以上の3作品に満足感を感じています。

皆さんは如何でしたか?
下記サイトも関連記事が満載です。ご興味ある方はどうぞご覧下さい。

「車旅車中泊と生活の知恵」



「車中泊改造アイデア集」(にほんプログ村トラコミュ


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