< さあ、スーツケースを積んで くるま旅へ > ウトナイ湖畔にて
ステーションワゴンは、その生い立ちからくる、ちょっとラグジュアリーな雰囲気が好きです。
海外では、お金持ちが別荘に行くための高級車との連想から、豊かさの証、日本のベンツみたいな存在との記述を見たことがあります。
そういうと、車中泊で宿代を浮かせたいような私にはXMはふさわしくないということになりますが、それはそれ、せめて車旅行では、できれば、すっきりお洒落に乗りこなしたい。
たまには気取ったホテルにも泊まりたい。
そのためには、荷物、携行品は、厳選して、最小限度に抑えて、限られたスペースを生かしきって、ゆったりと快適な旅を楽しみたいと思います。
そんなことを考えたら、どうしても、室内を広く使うためにルーフボックスが欲しくなりました。
お金があったら、車巾と同じ巾の巨大なルーフボックスを手に入れたいところですが、まず旅に出る事が先決なので、オークションで中古のなるべく容量の大きいルーフボックスを手に入れました。
CARMATE RV-INNO BR-600 容量340L 最大積載量50KG
このシリーズでは最大級の容量です。
このサイズになると、宅配便は無理。 普通貨物、混載便になり相当高額な運賃になるので、市内からの出品を待って落札し、XMで引き取りにいきました。
幸い付属の取付金具は、THULEのルーフキャリヤーにぴったり適合したのでそのまま積んで帰りました。
XMはルーフ前方にアンテナロッドを立てています。ハッチバックウインドにフィルムアンテナを埋め込んであるのになぜロッドアンテナが必要なのかわかりません。多分デザイン上のこだわりなのでしょうか。
ルーフボックスを取り付けた関係でルーフとアンテナが接近したので、保護のため、アンテナにスキマテープを貼り付けてやりました。
先端左奥にあるかけら状のものはETCの室内アンテナです。
(シトロエンは全車種電磁波遮蔽のウィンドを採用しているので、運転席には電波が入らないのです。)
急ブレーキを掛けたとき、荷物にアンテナが粉砕されないように保護してやる必要があります。
XMを車高短状態にしても作業が難しいので、脚立を掛けての作業です。
ストッパーはスタイロフォームをボンドで積層して作り
両面テープで、ベースの溝に押し込んでやりました。一見弱そうですが、相当な圧縮強度があるのでOKでしょう
ルーフボックス搭載後、ETCアンテナの作動確認を兼ねて苫小牧東ICまで高速道路でテスト走行しました。
風切音はルーフボックスを積んでいても、ルーフキャリヤーだけの時とほとんど変わりません。
好みはありますが、ハイウェイ旅行にはやはり、流線型のルーフボックスが良さそうです。
ただ、ロッドアンテナは、一定の速度になると烈しく共振始めることが分かりました。
これは、ロッドに取り付けたスキマテープの位置をずらすことにより解決できました。
<収納全般>
ルーフボックスには、軽くてかさばる寝具や、衣類入りのスーツケースを納めようと思っておりますが、車旅を繰り返すうちに適材、適所に落ち着いていくのでしょう。
以上を前提に大まかに収納場所を考えてみました。
(1) ルーフボックスには、寝具類、衣類(スーツケース入り)
(2) リヤゲートのコンテナーには、洗面道具、風呂道具、キッチン用品、日用品
(3) 床下収納庫には、カセットコンロ、ガスカートリッジ、非常食、カンズメ、医薬品、書籍、CD
(4) サイドポケットには、カー用品
(5) 座席の下には折りたたみの傘と靴置き場
(6) 網棚には、マップ、パンフ、キャップ、バイザー、手拭、テイッシューなど
(7) クーラーボックスには、飲料ボトル、氷、保冷材など
後は実際に使いながら、使いやすいように改善していこうと思います。
実は、こんなことを考えている時が一番楽しい時なのかも知れません。
今回の記事は如何でしたか?
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