薬物依存性と副作用がクローズアップされた睡眠導入剤マイスリーを慎重に6週間かけて使用量を半分に減薬した後、7週目から薬物依存性なしの「ベルソムラ」を併用開始、さらにマイスリーの減薬を継続して禁断症状を発症することなく新薬ベルソムラに完全乗換えすることができました。

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その後、薬物依存のない新薬ベルソムラのみを服用して7日目、昨夜初めて、連続睡眠時間6時間20分の好成果を得ることができました。

安全なベルソムラのみでも工夫次第で、長時間の睡眠を得られることが分かり、

今後、生活改善に努力して、好結果の頻度を高めていく中で、QOLの高い余生を満喫できる可能性が大きく開けてきたのです。

私にとっては快挙です。


(後  書)

マイスリーに対する評価は医師によって大きく異なります。

ベンゾ系睡眠薬の依存性、副作用が過去に問題になり、それらを改善した非ベンゾ系睡眠薬として開発された経緯もあって、非ベンゾ系マイスリーは比較的古くから臨床医に処方されてきた定番の睡眠導入剤だったからです。

年輩の医師にマイスリーの減薬を相談すると「いろいろ言う人がいるが、支障なく睡眠が取れているならこのままでも良いではないか」との認識です。

また、新薬ベルソムラの併用についてはなぜか消極的でした。

しかし、旧来の睡眠導入剤を安易に使用を続けると、薬物依存や副作用が顕在化する危険を内包していることが次々とレポートされておりますし、長期に継続服用した場合は、非ベンゾ系睡眠導入剤の断薬が如何に困難かについては、インターネット上に悲鳴が溢れています。
その事実を黙殺する勇気は私にはありませんでした。

それで、
体内の睡眠ホルモンと同じ受容体オレキシンに働きかけることにより、薬物依存なく睡眠効果をもたらすという新薬ベルソムラに乗り換えることに望みを繋ぐことにしました。

結局、自分の体をを一番思いやっているのは自分であり、自分の身体を守るためには、複数の医者の意見を慎重に聴き比べて、自分の症状と向き合い、どのように折り合いをつけるべきか、最終的には、納得のいく方法〔医者)を自分で選択することになるのだと思います。
幸い、自分が志向し、努力した方法で結果を得ることができてようやく安堵しております。


当事者以外には、興味薄い話題に長期間お付き合いいただきました皆様有難うございました。






<参考>

<私のマイスリー減薬記録>

マイスリー5mg1錠 服用期間            1年4か月 (既服用)

マイスリー 3/4錠(3.75mg)                  2週間   (既服用)

マイスリー 1/2錠(2.5mg)                   4週間  (既服用)

マイスリー 1/4錠(1.25mg)  + ベルソムラ 1錠15mg   1日間   (既服用)

マイスリー 1/4錠(1.25mg)  + ベルソムラ1/2錠7.5mg  2週間   (既服用)
   
マイスリー 0錠 (0 mg)   + ベルソムラ1/2錠7.5mg  1週間~  継続中


ベルソムラ
https://www.kawamotoganka.com/blog/2834/