実は、防虫スクリーンの作成を開始したのは春先だったのですが、なかなか気に入ったものが出来なくて、試行錯誤の結果、完成は、とうとう冬になってしまいました。


最初の作品、ナイロンの防虫ネットを袋状にして、ドアの上からかぶせるスタイルです。


外側にマグネットテープを使たりして、工夫したのですが、到底、高速道路の風圧に耐えられそうもない。
だからと言って、毎朝、ネットをたたみ収納することになったら、結構な荷物で、タタミしわも気になる。
2~3日の車中泊旅行なら我慢できるかも知れないが、長期の旅行は無理。
結局、この作品は没。

ナイロンの防虫ネットを綺麗に張ろうとすると、かなりのテンションを掛ける必要があり、頑丈な枠を作らなければならない。
なるべく、簡単に作成するには、テンションを掛ける必要のない金網を使うてのはどうだろう
特に、後部右側のドアは、サイドパネルで塞いでいて、めったに開けないので、金網をドアで挟んで閉めてしまえば枠は不要なので作業は簡単そう!

ところで、いまどき防虫金網なんかあるのだろうか?ネットで検索したが、あっても一本(60m)単位でしか売っていない。切り売りしてくれるところがなかなか見つからない。

散々探してようやく、1m単位で切り売りしてくれるところを見つけた。
カネミツ小竹???!!!!!灯台元暗し、市内で職人御用達の小竹建築金物店ではないか!
小竹は、職人、DIYer のための店です。年中無休。朝は6時から開いていて、毎日現場に出勤途中の職人さん達が、材料や部品工具を調達していきます。
部品、工具はA~Zの品揃え。  .ここに無かったらもう取り寄せるしかない。しかも、普通、箱単位出ないと入手できないような特殊な小部品でも一個単位で買える。DIYer にとってヘブンな店なんです。


購入したステンレス防虫ネット、1mで1,200円弱でした。


ダンボールで金網用の型取り


型紙に合わせて、ステンレスネットを切り出します。
ステンレスネットは予想に反し、グズグズ動き回るので、型紙通りに精密に切り出すためには、予めクリップなどでしっかり固定しておく必要があります。


切り出した、ステンレスネットをドア枠に当てて大きさを調整します。
これが、予想に反し非常に扱いづらい、全く固定できないのだ。
マスキングテープでも、ガムテープでも、普通の両面テープでもステンレスネットにはアンタッチャブルなのだ。
アルミバー、アクリルバーをネジ止めすることにより、下部を固定したが、上部の解決方法を見出せないまま1日目は時間切れとなり、どっと疲れる。

車体とドアの隙間は非常に狭く、アルミバーを使いステンレスネットを窓枠に固定すると厚すぎてドアが閉まらなくなるだろう。
ここは、超強力な両面テープで固定するしかない。

翌日ホームセンターで、住友3MのScotch強力外壁用両面テープを購入してきた。


ブチルテープ状でいかにも食いつきが良さそうだが、うっかり、はみ出して貼ったりしたらドアが二度と開かなくなってしまうかもしれない。
最悪を避けるため、両面テープ貼る窓枠にまずビニールテープ〈黒)を満遍なく貼り、その上に3Mテープを貼った。


3Mは効果抜群、慎重にやらないと今度は外すのが大変なくらいの初期接着力だ。
ようやく、枠に貼り付けることができたので、ネットのたるみを取り、はみ出たネットは、金切り鋏みで植木屋のように切り取りなんとか枠内に収めることができた。
昨夜はどうなることかと途方に暮れたのがうそのようだ。


ドアを閉める前の状態、ステンネットを両面テープで枠に貼り付けているだけですが、ぴんと張りがあります。
高級感のあるなかなかの仕上がりです。


ドアを閉めた室内側です。シッカリ、スッキリ収めることができました。デザイン的にもシンプルで満足!


ステンレスネットが自立していて、支柱も枠も無いので、設置後も良好な視界が確保されています。!
(ガラス面の横線は、ハーフミラーフイルムの重ね部分)


開窓すると、ステンレス網戸も窓ガラスと同じカーブを描いています。私にとって会心作となりました。
カネミツ小竹に感謝!

しかし、左ドアは常時、出入りに使うドアなので、同じ方法は取れません。
さあ、どうしようか?  次回をご期待下さい!


今回の記事は如何でしたか?
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